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ニューサウス・ウェールズ州にあり、シドニー、メルボルンから車で約3時間のところに位置する首都キャンベラは「首都特別地域」という独立した行政区域です。国内の行政、外交の中心地であるこの街には、国会議事堂を始め、各国大使館、造幣局、連邦最高裁判所などの行政機関のほか、国立美術館や国立博物館、国立図書館、国立科学技術センター、恐竜博物館、戦争記念館などの文化施設が整然と並んでいます。
1901年オーストラリア連邦が誕生した時、首都争いでシドニーとメルボルンが激しく対立。その打開案として両都市の中間に作りあげられた首都が、アボリジニの言葉で「人が集まる場所」を意味するキャンベラです。アメリカ人の環境建築家ウォルター・バーリー・グリフィン氏が緻密に設計した街は、北のシティ・ヒルと南のキャピタル・ヒルにわかれ、北と南の間には彼の名前を取った人造湖バーリー・グリフィン湖が横たわっています。
緑多い街の中心部は計画都市の様相をしていますが、首都特別地域の70％近くが森林や自然公園で占められており、郊外へ出ると自然保護区やワイナリーが広がっています。特にティドビンビラ自然保護区では、自然のままの状態でコアラやカンガルーなど多くの夜行性動物を観察することができ、人気の観光スポットとなっています。また、９月のフラワーフェスティバルには国内外からたくさん訪れます。 |
| ■人工： |
31万人（首都特別地域31万人） |
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| ■面積： |
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| ■日本との時差： |
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＋1時間（サマータイム時は＋2時間） |
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| ■この都市にあるICC提携大学： |
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・オーストラリア国立大学
・キャンベラ大学 |
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