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高校留学インタビュー

将来の夢は、ダンサーになることです


留学期間:2004年4月〜2006年12月
留学先:Albert Park College(オーストラリア・メルボルン)

2004年4月からオーストラリア、メルボルンにある、アルバートパーク高校(Albert Park College)に留学し2006年12月に卒業。


学校の先生と一緒に




クラスメートは国際色豊か


晴れた日にはコバルトブルーに輝く海

Q:あなたの学校の環境について
A
:私の通っているアルバートパークカレッジは全校人数約400人ほどのとても小規模で古い学校です。名前の通り毎年F1が開催されるアルバートパーク湖のすぐ近くに位置していて、シティーからもトラムで15分という近さです。教室からはビーチが見渡せます。私のホストマザーによれば、メルボルンで一番有名なビーチという事です。トラムストップやコンビニなどもすぐそばにあるので、周りの環境にとても恵まれています。

Q:日本の学校との違いを感じますか?
A
:日本の高校ではあまりない科目があり、授業内容もユニークです。グラフィックデザインのクラスでは、去年パジャマのデザインをしたそうです。授業は英語なので難しく感じることもありますが、基本的に授業で習う事は日本のように複雑ではなく、ごく常識的で単純なことが多い事にも気づきました。。

Q:どんな科目を履修していますか?
A
:昨年Year10の時はESL、グラフィックデザイン、数学、体育を、今年Year11ではESL、グラフィックデザイン、IT、心理学、ダンス、フードテクノロジーを履修しています。ESLではエッセイの書き方、新聞の記事や本、映画などを分析し、よくエッセイを書きます。グラフィックデザインではペットボトルのラベルを作製したり、アールデコテクニカルなどの装飾様式を用いてティーポットなどのデザインや遠近法などを使ったテクニカルなスケッチをします。美術が好きな私にとってはとても面白い授業です。ダンスの科目は通っているダンススクールで学んでいます。“昔のトウシューズはどんな物だったのか”などダンスの歴史を学んだり、ソロダンス、グループダンスを自分達で制作します。将来ダンサーになるのが夢なので、特に大切な科目です。

Q:クラスメイトとは、どのように交流を深めていますか?
A
:休憩時間やランチタイムはインターナショナルルームでお喋りをします。タイ、マレーシア、中国、韓国、インドネシア、ベトナム、アフリカからの生徒がいます。友達とは一緒にキャンティーン(購買)に行ったり、ランチタイムではよくタイ人の友達からランチを一口もらったりなど、和気あいあいとしています。タイ料理は本当においしくて大好きです。ちなみにそのタイ人の友達は日本人アイドルが好きなので、日本の雑誌を時々持って行って話の種にしています。日本語に興味がある人が結構多く、私の友達の中には、日本語の歌が歌えたり、単語もよく知っている人も何人かいるので、お互いに教え合ったりします。

Q:あなたの学校の好きなところや自慢出来るところを教えて下さい。
A
:とても小さな学校なので、個人的なことに関しても他の学校よりも融通が利くところが良いです。私がダンスをVCEとして履修をすることができたのも、学校とダンススールで連絡をとってくれたからです。あとは、人数が少ない分、ほとんどの人と顔見知りなので、友達も作りやすいです。気軽にビーチに行けるのもいいですね。放課後に友達と海に泳ぎに行く事も出来るし、去年体育の授業でも、よくビーチ沿いをローラースケートや自転車で走ったりしました。とてもアットホームで居心地の良い学校です。

Q:どんな活動をしていますか?
A
:ダンススクールに通っています。週に4日放課後に、土曜日は1日中ダンススクールに通っています。VCEダンス、ジャズ、ヒップホップ、バレエをしています。今は毎年年末にあるコンサートに向けて練習中です。こっちへ来てから2週間後ぐらいに通い始めました。あとバスケットボールに似ているネットボールにも参加した事があります。

Q:お勧めの場所はありますか?
A
:アルバートパークはとにかく散歩には最適の場所です。ビーチもあるし湖もあります。私のお勧めスポットはやっぱりビーチとビーチのある桟橋です。ビーチの水自体はそんなにきれいではないのですが、一日中いつ行っても気持ち良いです。夏は唯一、ハエがうっとうしいですが。地平線がずっとまっすぐ広がって空があって、特に夕方は夕日がとてもきれいでうっとりします。

Q:ホームステイ先の家族構成を教えて下さい。
A
:おばあちゃんと韓国人の学生と私の3人です。私は1年以上ここにスティしています。いつもおばあちゃんは私以外にもう1人生徒を受け入れるので、短期で来るいろんな人に会えていい経験になっています。おばちゃんはとてもフレンドリーで元気で大好きです。もう、今ではただホームステイ先のおばあちゃんというのではなく、オーストラリアでのお母さん、おばぁちゃんです。これからもずっとここでホームステイさせてもらいます。

Q:ホストファミリーとは普段どのような話をしますか?
A
:何でも話します。家で私が普通にお母さんに話すように、その日の出来事、悩み事、恋愛のこと、愚痴までお互いに話したりします。とても良い相談相手でもあります。基本的にお互い気が合うので、本当に話しやすく楽しいです。たまにおばあちゃんなので考え方が合わない時もありますが、それもそれでおばあちゃんはそう思うのかという感じで軽く受け取っています。

Q:留学中一番嬉しかった事、一番大変だった事を教えて下さい。
A
:大変というか辛かったことは、ダンススクールでの友達作りですね。みんな現地の子ばかりで、ついつい人見知りして消極的になってしまって、なかなかなじめませんでした。コンペティション(競技会)やコンサートがあった時もショーが終わって周りのみんなはやったー!わーっ!って友達とハグしたりして喜んでいるのに、私は誰もハグして一緒に喜ぶ人がいなくて、家に帰ってから、それをおばあちゃんに話して泣いたことがありました。今は少しましになりました。嬉しかった事はその時におばあちゃんが、「私がハグしてあげる。」と言ってハグしてくれた事です。あと、落ち込んだりしている時に電話で家族と話す事です。そうすると、「もっと頑張らないと!」と勇気をもらいます。

Q:これから出発する学生にメッセージを一言。
A
:これから留学するみなさんは不安などたくさんあると思いますが、1年が経つのは本当にあっという間です。後悔しないように思う存分あなたの留学生活をとても意味のある、充実したものにして下さい。いつでもどこでも「なぜ留学したのか」ということを忘れないで下さい。でもあまり無理をしすぎず、適度に頑張って下さい。日本とはまったく違う国に住めるわけなのでそれを生かして色んな機会を利用してたくさん新しい経験をして下さい。私もあと1年しかないので無駄な時間を過ごさず最高の一年間にします!みなさんお互いに頑張りましょうね!Just do itです!

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