IBPプログラム・ベルビューカレッジコース

留学で身に付いた「思考力」と「プレゼン力」は
就職活動でとても役立ちました

留学期間:2008年9月〜2009年8月(BC39期)
留学先:IBPプログラム・ベルビューカレッジコース
インターン先:Expediters International(物流)、Seattle Convention Center

1985年生まれ、東京都出身。東京外国語大学在学中に、テンプグループ・ユース・インターナショナル・スカラシップでベルビューカレッジへ留学。帰国後は復学し、大手証券会社に内定。


プログラムを30%活かせるか、120%活かせるかは本人次第!

私と他の友達が主催したシンデレラパーティーです

ホストママと旅行

インターン先の人と

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インターン先の人と

Q:IBP参加の動機を教えて下さい。大学何年の時に留学したのでしょうか?

A:大学3年生の後期から休学して、1年間留学しました。小さい頃から異国の文化に触れることが多く、中でもアメリカの文化に一番親しみを感じ、音楽を聴いたり、映画やテレビ番組をよく見たりしました。いつかアメリカに行って、本場で人と文化に触れたいというのが夢でした。さまざまなプログラムの中でIBP選んだのは、アメリカの企業でインターンシップできるプログラムになっているからです。せっかく行くなら、普通では体験できないことをやりたいと思ったのです。IBPは語学の勉強、大学の授業、企業でのインターンシップを全部カバーできる唯一のプログラムでした。大変な部分もありますが、期待以上の効果を得られたプログラムだったため、本当にIBPにしてよかったと心の底から思います。

Q:ベルビューカレッジを選んだ理由は?

A:日本の大学でフランス語を専攻していたので、ビジネスについての知識は皆無に等しい状態でした。ベルビューカレッジでは初心者向けのビジネス授業を設けているため、私のように全くの初心者でも授業を難なく理解し、一番大事な基礎知識を身につけられました。クラス自体も少人数になっているため、先生に目をかけてもらえるチャンスが多く、発言する機会も多かったため、自発的に授業に参加できました。2学期からは好きな授業が選択でき、アメリカ人学生と触れ合うチャンスも十分にあったため、英語上達に大変役立ちました。
インターンシップを探す時も、先生が1人1人のために時間を作ってくれ、相談に乗ってくれたりと本当に助かりました。ベルビューカレッジで学んだことは日本の就職活動でも大いに活かすことができました。履歴書の作り方と自己アピールの仕方など、少々違いはあるものの、日本の企業への就職活動にも十分に役立ちました。とにかく実用的な授業が多いというのが私の印象です。

Q:留学して感じた、日本の大学との違いは?

A:学生の授業に対する情熱とやる気です。アメリカの大学はきちんと出席して宿題を出さないと単位をもらえません。従って、学生は卒業するために一生懸命勉強します。IBP生もプレゼンの準備やらレポートやら発表やらと常に追われていたように思います。しかし、それでよかったのです。ベルビューカレッジの授業ではグループ発表が多かったため、アメリカ人学生とディスカッションしたり、一緒にパワーポイントで資料を作ったりと、楽をしようとしてもできる環境ではありませんでした。さらに、授業中に先生がよく生徒に質問をするので、常に自分で考え、それを言葉にする力を求められました。最初は慣れなくて大変でしたが、就活ではこの力が一番役に立ちました。

Q:留学中、特に印象に残っている授業はありましたか?

A:すべての授業が実用性高かったため、1つに絞るのが難しいのですが、すべての授業に共通して言えることは、発表がとても多いことでした。1人またはグループで1つの課題について調べ、それをパワーポイントにまとめ、クラスメイトの前で発表することが日常茶飯事でした。この作業を通して、コミュニケーション能力、パソコンの技術、まとめる力、説明力、プレゼン力など、さまざまな面で鍛えられました。社会人になってからも使う能力ばかりなので、事前に鍛えることができて本当によかったと思います。

Q:学中、勉強以外に熱中していたことはありますか?

A:アメリカに来たからには語学力を上げないといけないと思ったので、現地の人と触れる機会を増やすためにボランティアに参加しました。小学校で先生のアシスタントを経験したのですが、生徒たちに算数を教えると同時に、一緒に授業を受けることで多くの単語を学ぶことができました。最後の日には生徒たちが全員で私に合唱を披露してくれたり、みんなのメッセージが書かれてあるノートをプレゼントしてくれたりと、一生忘れられない経験となりました。

Q:インターン先ではどんな仕事を体験しましたか?

A:2つのインターンシップを経験しました。1つはExpediters International という国際物流会社の人材教育部門でのインターンシップ。資料の整理やデータ入力と単純作業が多かったのですが、ビジネスマナーや交渉テクニック、国際貿易など、社員だけが受けられる実用的な授業を多く設けていたため、できるだけたくさん受けました。この授業では、期待以上の効果が得られました。
もう一つのインターンシップはシアトル・コンベンションセンターです。ボランティアとして始めたのですが、仕事があまりに楽しくてそのままお手伝いさせて頂くことになりました。仕事内容は観光客へのサポート業務。カウンターで直接話すことはもちろん、電話を受けることもしばしばでした。電話業務はとても苦手でしたが、他のスタッフに助けられながら、徐々に慣れ、最後では1本でも多くとってやろうという勢いで楽しめました。世界各国から訪れる観光客の質問に答えるうちに自分もシアトルに詳しくなり、シアトル生活を楽しむことができました。

Q:インターン体験で得たものはどんなことでしたか?

A:度胸ですね。2か所に共通して言えることは、自分から発言、提案しないとチャンスが回ってこないことです。したいこと、挑戦したいことをどんどんお願いしたことで、多くの貴重な体験をさせて頂けました。あとは、問題発見力。「ここを改善したらもっとよくなるのではないか」「これがあったらもっと便利じゃないか」と思ったらチャンスです。アメリカの上司たちは私のアイデアを聞いて、快くチャンスを与えてくれ、本当にそのアイデアを採用してくれることもありました。ここで得たことは社会人になってからも十分に活かしたいと思います。

Q:IBPの体験は、堀内さんの価値観やキャリア形成にどう影響しましたか?

A:確実に世界観が広がりました。世界にはこんなにも多くの人がいて、こんな生活形式があることに気づきました。就職活動の時も「世界は日本だけではない、もしだめでも外国で冒険してみよう」という気持ちで、気負わずに素直な自分で臨みました。その結果、自分が納得した企業に内定を頂いたので、本当によかったです。

Q:就職活動はいつ頃から始めましたか?

A:日本帰国後(9月半ば)、すぐに就職活動を始めましたが、やりたいことが見つからず、途中で一度中断しました。アメリカでの就職も視野に入れていたので、自分の決心を確かめると情報収集のためにアメリカにもう一度行きました。いろいろ調べた結果、やはり新卒でアメリカに就職しようとしてもビザがなかなか下りないので、まず日本で経験を積もうと思い、1月から就職活動を本格的に開始し、大手証券会社から内定を頂きました。

Q:金融業界を目指した理由を教えてください。

A:雇用情勢が不安定な社会の中で、会社だけを頼りにしてはいけないと思い、会社を離れても身につく知識を学べる業界に就職しようと思い、金融業界を目指しました。日本の金融業界はグローバル展開を目指しているので、自分の経験が活かせるのではないかと思いました。金融の中でも証券会社を選んだ理由は、一番自分の力を鍛えられると思ったからです。形のないものを売る仕事なので、とても売りづらいと聞かされましたが、挑戦してみたいと思いました。

Q:IBPに参加したことが、就職活動のうえで有利に働いたと思いますか?

A:間違いなく有利に働いたと思います。英語力はもちろん、度胸と自信を身につけられたのが大きいと思います。「世界は日本だけじゃない。他にも道がたくさんあるんだ」と思えたことが、就職活動の時の気持ちの余裕に繋がりました。

Q:ICCスタッフのサポートについて、感想をお聞かせください。

A:素晴らしいのひと言です。困ったことがあれば、スタッフはいつでも相談に乗ってくれましたし、役立つアドバイスも頂きました。帰国後もICCが就職活動をサポートしてくれ、IBPの先輩による交流会を開いてくれたりと本当に助かりました。

Q:社会人になるにあたり、今後の展望を教えてください。

A:1年目は営業なので、大変だと聞かされていますが、その大変さに負けずに、楽しさを見つけつつ、自分が成長できるように働きたいと思います。

Q:IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。

A:私はこのプログラムを通して期待以上のものをたくさん学びました。素晴らしい体験ができたのも、このプログラムがとてもしっかりしているからだと思います。日本では全然勉強しなかった私が、アメリカの大学のストイックな先生方のおかげでしっかり勉強し、その知識を日常生活にも活かしています。就職難の時代と言われる今、留学すれば就活で有利になると過信している人がいますが、それは違うと思います。自分で行動を起こさなければ、誰もチャンスを与えてくれません。自分の頭で考え、行動を起こせば、周りは応じてくれますし、活躍の幅もかなり広がります。IBPプログラムは確かに素晴らしいレールを敷いてくれていますが、それを30%しか活かせないのか、120%活かせるのかはその人次第です。「このプログラムを通して何を学びたいのか」「留学を終えた1年後にはどのように成長していたいのか」について出発前に考えておくといいと思います。そして、1年間は本当に早いです! 忙しさ、楽しさであっという間に終わってしまうので、有意義に過ごせるように、当初の目標を時々確認しながら、いろんなことに挑戦してみて下さい!

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