インターン体験をスキップし、
プログラム修了直後に、モルディブのホテルに就職
参加コース:PGD Hotel Operations Management コース
留学期間:2010年7月〜2011年2月
1985年生まれ。駒澤大学卒業後に留学し、SEG Foudation Course(8週間)を経て、SHMS Leysin校で学ぶ。Academic Term修了後、インターンシップは体験せずに、直接、モルディブでの雇用が決定した。
将来は、ホテルかレストランを経営したい
バンケットではキッチン部門のマネージャーを担当
学校内のフレンチレストラン
SHMSでの最終日
Q:ホテル業界を目指した理由は?
A:大学時代にやっていたイタリアレストランでのアルバイトから、ホスピタリティ業界に興味を持ち始めました。より自分を高めるという意味で、ホテルでの仕事が目標になりました。
Q:ホテル留学を決意した理由を教えてください。
A:以前、カナダのバンクーバーに3週間の語学留学をしましたが、その時の目的は、英語の勉強と海外生活へのあこがれという漠然としたものでした。自分がやりたいことがはっきりしてくるにつれて、ホテルとレストランの経営管理に関する知識や、現場で必要とされる技術を学べる学校に留学しようと思いました。
Q:SHMSを選んだ理由は?
A:「海外留学」と「ホスピタリティ産業」の2つのキーワードが自分の中で決まってから、まず行き着いたのがスイスが良いらしいということでした。観光立国だけに、その人材を育てる教育制度も進んでいるに違いないと思い調べていたところ、ICCを介してSHMSの情報が豊富に提供されていたので、決めやすかったです。
Q:FoundationとPostgraduateコースとでは、学習内容にどのような違いがありましたか?
A:Foundationはその後のメインのコースを見据えながら英語を学ぶためのコースです。Postgraduateのコースは英語を学ぶための授業はなく、ホテルに関する技術や知識を広く一般的に学びます。また、グループワークを基本とした小論文、プレゼンテーションがカリキュラムに多く組み込まれています。机に向かって勉強する以外にもグループワークのミーティングにかなりの時間を費やすことになり、そのバランスをとるのが大変でした。
Q:Postgraduateコースで特に面白かった授業は?
A:全ての授業に言えることですが、講義内容に工夫が凝らされていて、先生がそれぞれのやり方でより面白い授業を目指しているんだなと思いました。その中でも特に面白かったのはEvent&Banquetingのクラスでした。選択しているコースやキャンパスにより内容は異なりますが、私の場合はVIP dinnerで、学校のレストランにゲストを招待して、料理、レストランの内装、サービスの全てを学生たちで企画実施するというものでした。
Q:苦労した課題や授業などはありましたか?
A:特定の授業で苦労したというものはありませんでしたが、限られた時間の使い方が難しかったです。特にEvent&Banquetingの授業は、いくら時間があっても足りないといった感じでした。
Q:寮生活はいかがでしたか?
A:私が住んでいたのは、一人部屋でトイレシャワーは共用でした。週に一度ハウスキーピングの方が来ます。割り当てられる部屋にもよりますが、私の部屋は静かで景色もよく、勉強する空間として満足のいくものでした。隣に住んでいたのも友達でしたので、寂しいこともなく、物の貸し借りなどもよくしてました。
Q:インターンを選択しなかったそうですが、それはなぜですか?
A:スイスでインターンシップを探してみましたが、言葉の問題もあり、ホテルでのインターンシップ先を見つけるのはほぼ不可能でした。いくつかあったインターンシップ先は、レストランでの調理補助のような仕事で、ホテルの仕事からは少し離れてしまうようなものしかありませんでした。いずれはヨーロッパでしっかり腰を据えて仕事をしたいという思いが強く、そのためには何よりも経験が必要であると思い、語学の勉強を継続しながら正社員として働いた方が先につながると思いました。
Q:モルディブのホテルに就職予定とのことですが、就職が決まるまでの経緯を教えて下さい。
A:ホスピタリティ学校卒業者向けのウェブサイトがあるのですが、ここに登録すると、世界中のさまざまな会社の仕事の募集が閲覧できます。今回決まったモルディブでの仕事もこのサイトで見つけました。インターンシップを選択せずに正社員の仕事を探し始め、最初の応募ですぐに決まりました。
Q:SHMS留学は、海外ホテルの就職に有利だと思いますか?
A:有利だと思います。ホテルのことを広く学べますし、海外ホテル就職に最低限必要とされる英語とホテル学校修了の肩書きが同時に得ることができるという点で、日本のホテル学校に行くよりも海外のホテルにつながり易くなると思います。
Q:海外ホテルで即戦力として働くために、SHMSで身につけるべきことは?
A:SHMSではいろいろなことを学ぶ機会を与えられます。マネージャーレベルの人材を育てることがカリキュラムの目的ですが、与えられた内容全てに興味を持って取り組むことによって、知識の幅を広げるだけでなく、国際的な環境でのコミュミケーションの取り方など、現場で求められる力も鍛えられると思います。
Q:留学体験は、ご自身のキャリアや人生設計にどのように影響しましたか?
A:海外で働くということに対して、より積極的になれたと思います。国籍によって考え方の相違があっても、それが対立する原因にはならないと思いました。今回の留学をきっかけに、しばらくは海外での仕事を続けていきたいと思っています。
Q:今後の展望や将来の夢を教えてください。
A:将来は、海外での経験を生かして日本でレストランかホテルを経営したいと思っています。まだ漠然としているんですが、これからホテルで働いくことで具体的にしていけたらと思っています。
Q:ホテル留学希望者に向けて、アドバイスをお願いします。
A:将来、海外でホテルの仕事に就きたいのであれば、SHMSへの留学は必ずその架け橋として役に立つと思います。ホテルの仕事が具体的にわかっていなくても大丈夫です。学校では積極的に授業に参加する意識を持つことが、海外で活躍できる人材として成長するためには必要だと思います。自信を持って頑張ってください!
■参加した留学プログラムはコチラ
■参加した留学プログラムの資料請求はコチラ
■留学プログラムについてメールで相談する