留学中のインターン体験で学んだことが、就活中のインターンに大いに役立った
留学期間:2012年4月〜2013年3月(BC46期)
留学先:IBPプログラム・ベルビューカレッジコース
インターン先:SV networks (旧nico nico douga USA Inc.)
1989年生まれ、福井県出身。同志社女子大学(学芸学部・英語英文学科)卒業後にベルビューカレッジに一年間留学。インターンシップでは、SV networksにて業務を行う。ボストンキャリアフォーラムに参加し、鎌倉シャツから内定を獲得した。
留学先で、フラッシュモブのクラブを設立しました
毎週日曜日に行っていたJapanese Study Groupの仲間。Adobe、Amazon、ポケモンで働いている社会人から学生など、多種多彩な方たちと一緒に勉強をすることができました
夏休みに、シカゴからカリフォルニアまで、Route66を通ってロードトリップをしました。長年の夢だったので、とても有意義な素晴らしい旅でした
IBP生と他の日本人と5人で結成したBC Flash Mobというクラブの仲間。6月中旬に初のFlash Mobを成功させた後に取った写真で、先生生徒含め、約50人以上が一緒に楽しく踊りました!
インターンでの一枚。ニコニコ生放送を終えた後に他のインターン生と
6月中旬に行ったFlash Mob
鎌倉シャツNY店のスタッフ。優しく、しかし私のダメなところはしっかり注意してくれ、楽しくも実りの多いインターンでした
鎌倉シャツNY店前で
ESLクラスでの一枚。とても愉快なクラスメイトと楽しい時間を過ごすことができました。このクラスで苦手だったreadingが鍛えられました
Q:IBPプログラムに参加しようと思った理由を教えて下さい。
A:留学は高校時代からの夢で、英文科に進学したのに、満足いく英語が話せないことがずっとひっかかっていました。まわりには、休学して留学やワーキングホリデーをする友人もいましたが、帰国後もあまり変化がなく、就活のために留学しているように見えました。そのことにすごく違和感を感じ、実践的な英語が身につき、ビジネスも学べるIBPプログラムに魅力を感じました。新卒採用を蹴ってでも、今、留学しなければ後悔すると思い、卒業後に留学することを決めました。
Q:語学力アップのために、努力したことは?
A:学校内のカフェテリアで、知らない人に声をかけて一緒にご飯を食べたり、たくさんの人と触れ合うように心がけていました。また、夕食後にホストマザーと約1時間ほど、今日の出来事や、時事問題について話したり、週末もホストファミリーと一緒に過ごすか、知り合いのパーティに出向き、英語漬けの毎日になるようにしていました。そのおかげで、TOEFL IBTのスピーキングスコアが23/30、リスニングスコアが21/30に上がりました。
Q:特に印象に残っている授業は?
A:Voice Instrument という音楽のクラスです。発声法や発音を学んだり、合唱したり、Finalでは皆の前でクラスメイトとのデュエットを披露。デュエットするパートナーと授業外に一緒に練習したり、発音を教えてもらったり、歌を英語で歌うことで英語力がさらにアップしました。
Q:留学中に何か熱中していたことはありますか?
A:Flash Mobです。Flash Mobとは、公共の場などで大勢の人がいきなりダンスをし始め、曲が終わると同時にまるで何もなかったかのように日常に戻っていくというパフォーマンスのこと。4人の日本人と、BC Flash Mobというクラブを設立し、週に1〜2回練習日を設け、練習用ビデオ作りから、宣伝をやりました。たくさんの学生がFlash Mobに参加してくれ、留学中に2回も大規模なFlash Mobを成功させることができました。日本人同士で設立したクラブですが、ミーティング時や普段のやり取りも徹底して英語を使っていたので、英語を使ってのクラブ運営も経験できました。
Q:インターン先はどんな企業でしたか?
A:SV networks (旧nico nico douga USA Inc.)です。日本語のフリーペーパーと英語のフリーペーパーどちらも取り扱っていたので、英語を使う機会が多いのではないのかと思い、ここを選びました。また、英語でSalesすることにすごく興味がありました。
Q:大澤さんの具体的な仕事内容を教えてください。
A:英語と日本語での営業メールや営業電話を始め、取材同行して記事を書いたり、Adobe の Indesign を使って記事のレイアウトをしました。ここでは、映像機器の取り扱いも学び、カメラの前でどう話すか、どうパフォーマンスするかも学びました。
Q:インターンで苦労したことは?
A:営業電話をかける際、相手の英語が聞き取れず、何度も聞き直すうちに電話を切られてしまうことがあり、聞き返す際の言い回しを考えたり、表現方法を変える努力をしました。また、自分自身がゆっくり話すことで、相手の話すペースもゆっくりになることがわかり、自分の話し方を変える努力をしました。
Q:インターン体験によって得たものはどんなことですか?
A:物おじせずに物事にあたるチャレンジ精神、とプロフェッショナルとしての振舞いを身につけることができたと思います。特に、フリーペーパーの取材に同行させていただいた時には、インターン生としてではなく、ライターとして英語で取材を行いました。他の社員さんの立ち振舞いや態度を見て学び、私もインターンという立場に甘んじるのではなく、1人のプロとして取材を行いました。
Q:IBPの体験によって、価値観の変化などはありましたか?
A:自分と人を比べなくなりました。留学先では、日本人はもちろんのこと、アメリカ人や他国からの留学生の大半は、私より年下でした。中には16歳、17歳の子も。そして彼らは、私より優秀で語学が堪能で、そんな彼らと自分自身を比べてしまうことがあり、「年上なのに何でできないんだろう」と自分にガッカリすることがたくさんありました。ですが、世の中には年下だろうが何だろうが優秀でいろんなスキルに特化した人がいる。年齢なんか関係ないし、その考え方自体が古いんだと思い始めました。彼らに負けない何かが私にはきっとあると信じ、もっと前向きにとらえられるようになったと思います。
Q:ボストンキャリアフォーラムに参加されたそうですね。
A:はい。キャリアフォーラムの前に、友人と毎週、面接練習をして態度や振舞い・話し方などもお互いに注意し合ったり、今までお世話になった社会人の方々に自己分析を見て頂いたり、他己分析にも力を入れました。ただ、内定獲得や就職活動に関する本は一切読みませんでした。自分らしさがなくなると思ったので、あえて読まなかったです。それが功を奏して、内定獲得につながったと思っています。
Q:内定の獲得に、IBP留学が有利に働いたと感じたことはありますか?
A:1年という短い期間で、濃い経験ができたことにつきます。私の場合、3月から留学がスタートし、たった半年の留学経験しかないにも関わらず、内定をいただけました。他の就活生は、アメリカの4年制大学に通っていたり、大学院に行っている学生が多かったにも関わらず、私が内定をもらえたのは、プログラムがしっかりしたものだったからだと思います。
Q:就職先はどちらですか?
A:メーカーズシャツ鎌倉という、急成長中のシャツメーカーです。去年の秋、NYに海外第一店舗目をオープンしました。NY店でインターンをしたのですが、アメリカ人はもちろんヨーロッパの方からも、素晴らしいシャツだと喜びの声をたくさんいただきました。これからも欧米やアジアに事業を拡大していくので、私が留学中に得た経験やスキルが活かせればと思います。
Q:今後のキャリア形成に、IBP留学をどのようにいかしていこうとお考えですか?
A:これからどんどん海外進出をしていく会社なので、英語はもちろんのこと、IBP留学を通して得た度胸やポジティブさ、行動力などを活かして、、日本のお客様にはもちろん、海外のお客様にも日本の素晴らしい商品を広めていけたらと思います。留学で得たこと、そして日本のおもてなしや気遣いの両方を持ち合わせて、私らしい私にしかできない仕事をしていきたいです。
Q:ICCのサポートについて感想をお聞かせください。
A:私は、ICCスタッフの方が大好きです!日本では京都オフィスの中西さんにお世話になったのですが、とてもきめ細やかなサポートをして下さいました。ベルビューカレッジからCertificateをもらって、5月までアメリカに滞在できることになった時、保険延長の手続きを迅速にして下さってとても助かりました。また、シアトルでは将来の不安や、留学に関する悩みを親身に聞いて下さって本当に感謝しています。
Q:今後の展望や将来の夢を教えてください。
A:20代はがむしゃらに日本で働いて、現場を熟知し、日本の接客やおもてなしを身につけてから、30代は海外に挑戦したいと思います。そう考えられるようになったのも、IBP留学を通して年齢・性別関係なく、世界を舞台に活躍する女性をたくさん見てきたからこそだと思います。
Q:IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。
A:参加を迷っている方には、今の気持ちを大切にしてほしいです。私の場合は、卒業後に留学をすることを、周りのほとんどの人に反対されました。「もう一度考え直せば?」と何度言われたかわかりません。ですが、私はこのタイミングで留学ができて、IBPに参加できて本当によかったと思っています。私は、今留学したい!という強い気持ちを大切にしました。もし新卒で社会に出ていたら、留学をしなかったことをものすごく後悔して仕事も100%の力でできなかったと思います。ぜひ、自分の今の気持ちを大切に、後悔のないようにこれからのことを考えて下さい。
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