ニュージーランド高校留学プログラム

自分の意見や考えを持つ事の大切さを実感

色別グループで団結をしてポイントを競う体育祭の様子

参加コース:ニュージーランド高校留学プログラム
留学期間:2011年2月〜留学中
留学先:ネルソン女子高校(ニュージーランド・ネルソン)

2011年2月より、日本の高校からニュージーランド・ネルソン(南島)のNelson College for Girls (ネルソン女子高校)に留学。現在、高校3年(Year13)に在籍中。


好きな科目はPhotographとBiology

ネルソンの町並 小さい町ですが、日常品は十分に買うことができます。

今年取っている科目の一つ、日本語のクラスです。

寮の部屋

隣にはルームメイトのベットが同じようにあり、勉強は、コンピュータルームやスタディールームでします。

ネルソン市内で行われた文化の日のイベントの写真(田邉さん左から2人目)

Q:高校留学したきっかけを教えて下さい。

A:私が留学を決めたのは、高校1年の夏頃でした。学校では進路について考える事が多く、英語が好きだということ、中学2年生の時に学校を通してカナダに3週間ほど留学したこと、家族で何度も海外旅行へ行った経験などから海外留学という道にたどり着きました。中学生の間にも2回ほど留学について考えた事がありますが、高校1年生の時には真剣に考え、両親との話し合いも経て最終的に留学することを決めました。大きな理由は、英語が好きで英語をもっとしゃべりたい、そんな環境に行きたい、と心から思った事です。

Q:田邉さんが通っている学校はどのような学校ですか?

A:ニュージーランドの南島、ネルソンにあるNelson College for Girlsで学んでいます。ネルソンは小さい町ですが、生活するには十分だと思います。この学校は長い歴史があり、留学生も毎年のように受け入れているので、なにか問題があれば留学生に詳しい先生方が話を聞いてくれます。中高一貫ということもあるせいか、学校内にはたくさんの教室があります。雰囲気は日本の高校と違い穏やかな雰囲気です。留学生は全体で80人ほどはいると思います。多い順に、ドイツ、中国や香港、台湾、タイです。日本人は、今年は11人います。他の学校と比べて違うことは、みんなが団結するようなイベントがたくさんあることです。

Q:好きな科目は何ですか?

A:Photograph(写真)とBiology(生物)です。Photographの授業は日本の学校にはない魅力のある科目だと思います。写真を撮る角度、どのように現像するのかを学ぶ授業です。Biologyは日本の高校でも学んで好きで、英語でも勉強したかったので取っています。生物学的な専門用語の英単語が出てくるので、最初の頃はとっても大変でした。今年は主に人の体の働きや酵素、バクテリアについて学びました。もし将来、看護師や医療関係の仕事につきたいという考えがある人にはぴったりな科目だと思います。

Q:日本とニュージーランドの学校はどのような点が違うと感じますか?

A:大きな違いはやはり言葉(英語)ですが、私がニューランドに来て感じたことは、考え方の違いです。ニュージーランドの学校の場合、自分で自立して考えようという意識が強いと思います。生徒一人ひとりに自分の意見を持たせ、どこがいけないのか自分で考え気づかせるという教育は、生徒が自立し自己を成長させる精神を生みます。そのような文化や考え方が違うと思います。

Q:田邉さんは寮生活をしていますが、寮ではどのように過ごしていますか?

A:学校の寮“CJ House”にはYear9(中2)からYear13(高3)までの学生が過ごしています。Year9からYear11(高1)は2人部屋でルームメイトと一緒に過ごします。Year12の半分の生徒は希望をすれば一人部屋をもつことも可能です。Year13は今年からできた新しい建物で一人ずつ部屋をもつことができます。部屋では、ルームメイトとよく話します。寮では、友達といる時間が長いのが特徴でもあり、距離がだんだんと近くなるのを感じることができます。寮にいるので、友達を作るきっかけも多くあり、英語に早く慣れることもできると思います。

Q:留学をして自分が成長したと思うことはどんなことですか?

A:自分ができることは自分でしなくてはいけないという自立心、国や文化の違いを理解し合わなくてはいけないということを学んだと感じます。家族がいないからこそ、留学をしたからこそ、そんな気持ちが芽生えたのかもしれません。日本にいて生活していた時よりはずいぶん違うものを感じ、得ることができました。特に私の場合、寮生ということもあり、日本でしていなかった洗濯、アイロンがけ、洗い物など、ニュージーランドにきて自分でできるようになりました。

Q:お休みはどのように過ごしていますか?

A:週末には、友達とタウンに行き買い物をしたり、お昼を友達と食べに行ったりします。寮の中でできた友達とタウンに行くことが多いです。毎週末の夜一回、日本の家族とSkype(インターネット電話)で、この一週間何があったかの話をすることが習慣です。

Q:英語力アップに努めていることはなにかありますか?

A:人の話を一生懸命聞くこと、口に出して話すことだけでも英語力アップにつながると思います。映画を字幕で観て二回目は字幕なしで観てみる、洋楽が好きなら同じ曲を繰り返し聞き取れるまで聞くことが、役に立つと思います。それから文法の勉強や本を読むことは英語を学ぶ上でとても大切なのでいつもするよう心がけています。まわりの友達と話しているときに気づいたのですが、留学はじめの頃より、相手の話すスピードが遅く聞こえ、リスニング力の変化を感じました。

Q:将来の夢は何ですか?

A:これからもっとしっかり考えいくつもりですが、今私が考えている中では外国のホテルで働きたいです。私は人にサービスすることが好きで、助けて喜んでもらう顔をみると私も幸せになるので、そんな経験ができるホテル業に就きたいと考えました。近い将来の夢は海外の大学で自分の学びたい学部に入り学ぶことです。まずは、英語力をもっと伸ばすことが、来年の目標です。

Q:これから高校留学を目指す学生にメッセージをお願いします。

A:留学がしたいなら留学を決めて後悔はないと思います。ただ、諦めない事としっかり自分の考えを持ち、人に流されない気持ちがあることは、留学生活する上で大切になってくると思います。小さいことでもなにか毎日英語に触れ続けられること(単語や読書)があると、いい形で自分に返ってくると思います。最初は何事も挑戦です。自分のペースで自分なりに頑張ってください。私は今、自分が望んでいた留学ができて家族に感謝の気持ちでいっぱいです。

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