オーストラリア政府の取り組み
オーストラリアといえば、紫外線が強いことで有名ですよね。夏には各都市で40度をこえることもしばしばあります。
オーストラリアの強い紫外線は、現地の人々にとっても大敵で、特に子供への影響が心配されてきました。そんな中、オーストラリアの政府が1980年代に導入したのが「サンスマートプログラム」。これは『スリップ・スロップ・スラップ・ラップ(Slip, Slop, Slap, Wrap)』の3つのSと1つのWを合言葉に、紫外線予防のために取るべき行動を具体的に示したものです。意味はそれぞれ、
長そでのシャツを着よう! (Slip on a long sleeved shirt!)
日焼け止めを塗ろう! (Slop on some sunblock!)
帽子をかぶろう! (Slap on a hat that will shade your neck!)
サングラスをかけよう! (Wrap on some sunglasses!)
といったもの。子どもは先生や大人を見習い、真似をすることが多いため、先生や親がお手本になってサンスマートプログラムを実施しています。
ほかにも、1〜2時間おきに日焼け止めを塗りなおすことや、屋外に出るときは帽子とサングラスを着用することが幼稚園から教えられています。
みなさんも留学の際は、男性の方も女性の方も日焼け対策をお忘れなく!