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【2020・2021年奨学金情報】オーストラリア大学・大学院留学

日本国籍を持っているだけでもらえる奨学金がある!

大学留学の奨学金は成績優秀者だけに与えられる狭き門だから、自分はもらえるはずがない。そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。

実は奨学金の条件は様々で、高校や大学の成績は関係ないものも数多く存在します。中には「日本国籍である」という条件だけでもらえる奨学金もありますよ。

各大学や専攻ごとに様々な奨学金が用意されています。オーストラリアの大学・大学院に留学をしたいと思ったら、まずは上手に奨学金を活用して費用を抑える方法がないかを探りましょう。

 

2020年・2021年は留学の奨学金を提供する大学が圧倒的に多い!

オーストラリアの各大学は通常時から留学生の支援に積極的ですが、コロナの影響により、今年はさらに多くの大学が奨学金を提供して留学生の経済的な支援を表明しています。20年、もしくは2021年に留学を開始する予定の人にとっては、奨学金をうまく活用することで留学費用を大幅に削減することができる可能性があります。

このページでは現段階で発表されている主な奨学金とその条件をご紹介します。

※受給条件・期間等の最新情報は常に変更されています。また、受給条件等は主なものを抜粋して記載しています。記事に書かれた条件や期限などはあくまでも奨学金について知る参考情報としてご活用いただき、実際に奨学金の対象となるかどうかは無料カウンセリングで個別にご相談ください。なお、条件には申し込み定員、期限、専攻、国籍などが含まれます。

 

3つのタイプの奨学金

1)成績等の条件がなく、受給できる可能性が高い奨学金

 

2)成績優秀者であれば狙える高額の奨学金

 

3)大学留学につながる付属カレッジ・語学学校の奨学金

 
 

1) 成績等の条件がなく、受給できる可能性が高い奨学金

主にコロナの影響で渡航ができなくなった留学生をサポートするために提供されている奨学金です。成績優秀者ではなくても対象となる可能性が高いため、留学を考えている場合はうまく活用しましょう。

 
 

1−1 クイーンズランド大学

クイーンズランド大学はオーストラリアのGroup of 8と呼ばれるトップ8校のうちの一校です。世界的に認知されたレベルの高い専攻を学ぶために日本からも入学を目指す人が多い大学が、以下の内容で奨学金を用意しています。

 

<奨学金概要>

  • 授業料の12.5%の減額
 

<対象>

  • 学部留学および大学院留学
  • 2020年のサマーセメスター、2021年のセメスター1の授業履修者が対象
 

<主な条件>

  • 日本からオンラインで授業を履修すること
  • 学位取得留学であること(語学・準備コース・1年留学などは対象外)
  • 他の奨学金と併用不可
 

<お勧めする理由>

Group of 8の大学の奨学金でありながら、成績面の条件がないのが最大の利点です。また、この奨学金はフルタイム(セメスターごとに4科目履修)だけではなく、パートタイム(セメスターごとに2科目履修)でも対象となります。

今のうちに卒業に必要な単位の一部だけでもオンラインで取得しておきたいという人にはぴったりの奨学金です。

 
 

マッコーリー大学

シドニー郊外に広大なキャンパスを持つマッコーリー大学は、国際的な環境で学ぶことが出来ると定評のある大学です。キャンパス内に様々なビジネスのオフィスを誘致して学生との接点を作り実践的なビジネス経験が積める環境を整えるなど、近代的な取り組みも盛んです。

そんなマッコーリー大学が用意している奨学金は以下の通りです。

 

<奨学金概要>

  • 年間$5,000の授業料を免除
 

<対象>

  • 学部留学および大学院留学
  • 2020年、2021年新入生が対象
  • 日本国籍であること
 

<主な条件>

  • 日本からオンラインで授業を履修すること
  • 学位取得留学であること
  • 他の奨学金と併用不可
 

<お勧めする理由>

クイーンズランド大学と同様に、マッコーリー大学も成績面の条件が課されていない点が嬉しいですね。また奨学金の額が割合ではなく固定額のため、専攻によっては割引度が高まります。

 
 

アデレード大学

南オーストラリア州にあるアデレード大学は、オーストラリアのGroup of 8と呼ばれるトップ8校のうちの一校で、国内でも3番目に古い歴史ある大学です。研究型大学として研究実績を積んでいる一方で比較的小規模な大学のため、第一線で活躍する教授陣から丁寧に指導を受けることができる点が魅力です。

そんなアデレード大学が発表している奨学金の中に、成績を条件に問わないものがあります。

 

<奨学金概要>

  • 授業料の20%の減額
 

<対象>

  • 学部留学および大学院留学
  • 2021年授業履修者が対象(渡航制限の状況により対象期間が変更する場合あり)
 

<主な条件>

  • 日本からオンラインで授業を履修すること
  • 学位取得留学であること
  • 豪州への渡航制限が解除されたら現地に渡航して授業に参加すること
  • パートタイム(2科目受講)でも可
  • 他奨学金との併用可(大学支給の奨学金の合計割引額が最大20%)
 

<お勧めする理由>

アデレード大学の奨学金で最も魅力的なのはすでに他の奨学金を得ていても申し込みができる可能性がある点と、パートタイム(フルタイムが4科目なのに対して2科目受講)であっても受給資格がある点ですね。

 

2)成績優秀者であれば狙える高額の奨学金

続いて、成績面の条件を満たす必要のある奨学金のうち、特に受給額が大きい奨学金を2つ紹介します。日本の高校や大学の卒業成績に自信のある人はぜひ挑戦してみてください。

 
 

シドニー大学

オーストラリアで最も古い大学として知られるシドニー大学は、トップ8校のうちの一校でもあります。400以上の幅広い専攻があり、歴史的な建物が並ぶキャンパスで学びたいことを徹底的に学べる環境が整っています。

そんなシドニー大学が現在提供している奨学金のうち受給額が高いものをご紹介します。

 

<奨学金概要>

  • 入学時に提出する成績の成績優秀者に対して奨学金
  • 4つの奨学金設定(年間$40,000、1学期のみ$20,000、1学期のみ$10,000、1学期のみ$5,000)
 

<対象>

  • 学部留学および大学院留学
  • 新入生が対象(ラウンド制ごとの締め切り時までに入学が許可されており、かつ履修を開始していないこと)
 

<主な条件>

  • 英語等の入学条件を満たしたunconditional offer of admissionを得ていること
  • 成績優秀者であるという判断を大学が下した場合に支給
 

<お勧めする理由>

世界各国の留学生の中から成績優秀者として選ばれる必要があるため条件は厳しいですが、受給額が圧倒的に高いことが魅力です。また、2021年のセメスター1、セメスター2それぞれに3回ずつ締切日(ラウンド)が設けられていますので、大学への出願を焦らなくてもチャンスがある点も魅力ですね。

成績に自信のある人はまずは一度申請をしてみることをお勧めします。

 
 

ニューサウスウェールズ大学

ニューサウスウェールズ大学はシドニー郊外にメインキャンパスがあり、トップ8校の中では新しい大学です。キャリアサポートなど時代に合わせた新しいスタイルの学習を提供している他、MBAなどのビジネス系専攻・IT系専攻が特にレベルが高いことで知られています。

そんなニューサウルウェールズ大学は、現在留学生向けに8つの奨学金を提供しています。それぞれに対象の専攻、条件、締切日が大きく異なりますが、いずれも成績優秀者であることが条件です。

例えば、大学院生対象のDr Vincent Lo Asia Undergraduate Scholarshipという奨学金は、年間$10,000の学費を入学から卒業時まで支給するというものです。

ニューサウスウェールズ大学に進学を考えている方は、ぜひ一度提供されている8つの奨学金の詳細やご自身が当てはまりそうな奨学金を把握して、挑戦してみることをお勧めします。個別の奨学金情報が知りたい場合は、ICCの無料カウンセリングにお申し込みください。

 

3)大学留学につながるカレッジの奨学金

最後に、オーストラリアの大学・大学院留学につながるステップとして利用する方の多い大学付属カレッジや大学付属の語学学校の奨学金を3つご紹介します。

いずれもオンライン受講が可能なコースですので、日本にいる間に留学をオンラインでスタートさせる予定の場合は奨学金をうまく活用しましょう。

 
 

RMIT大学付属語学学校

RMIT大学はメルボルン中心地にメインキャンパスのある大規模大学です。ビジネスやデザイン、建築などの専攻が特に有名です。専門分野の就職につながる「職業直結型」の学びが得られると現地の学生にも人気の大学で、通常時は二万人を超える留学生が学ぶ大規模な大学です。

RMIT大学の英語面での入学条件を満たすために、大学付属語学学校に通うという方法があります。

今回、RMIT大学付属語学学校では以下の奨学金を提供しています。

 

<奨学金概要>

  • EAP(English for Academic Purposes)コース$2000分免除
  • 入学金$260免除
 

<対象>

  • 学部および大学院課程に進学予定の方
  • 2020年10月もしくは11月にコーススタート予定の方が対象
 

<主な条件>

  • 2020年11月9日締切
  • 他奨学金と併用不可
  • 最低10週間のコースに申し込むこと
 

<お勧めする理由>

現在RMIT大学付属語学学校ではオンラインで授業を行っています。2021年以降にRMIT大学への進学を予定している場合は、今のうちにオンラインで語学学校に通って英語面の入学基準を満たすことができます。現地に滞在する期間を短くして、留学費用を抑えることができますね。

 
 

アデレード大学カレッジ

アデレード大学の付属カレッジは、アデレード大学・大学院に進学するパスウェイとして多くの留学生が入学しています。

そのアデレード大学カレッジでは、現在以下の奨学金が提供されています。

 

<奨学金概要・主な条件>

  • カレッジの学費の一部を免除
  • Foundation Studies Program(ファウンデーションコース):
    成績がGPA8.5かそれ以上の場合、学費の30%を免除
    高校2年生卒業時の成績がGPA7.5かそれ以上の場合、学費の25%を免除
    高校卒業時の成績がGPA7.2かそれ以上の場合、学費の25%を免除
  • Pre-master’s program(大学院進学のためのプログラム)$5,000分の学費を免除
 

<対象者>

  • アデレード大学カレッジに入学予定の方が対象
 

<お勧めの理由>

アデレード大学は、カレッジをパスウェイとしてアデレード大学に入学をした方を対象に適応される可能性のある奨学金もあります。上に書かれた奨学金に該当しなくても大学進学時に奨学金が得られるチャンスがある点は魅力ですね。

 
 

クイーンズランド工科大学付属カレッジ

クイーンズランド工科大学はブリスベン市内にメインキャンパスがあり、ビジネススクールやIT分野に特に強いことで知られる大学です。実社会への即戦力が身につく大学をモットーとしており、就職に強い大学として現地学生にも人気があります。

そんなクイーンズランド工科大学付属カレッジでは、成績優秀者に対して以下の奨学金を支給しています。

 

<奨学金概要>

  • ファンデーションプログラムの学費のうち$2600を減額
  • ディプロマプログラムの学費のうち$3120を減額
 

<主な条件>

  • 2020年か2021年に該当プログラムを開始する方
  • 成績優秀者であるという判断を大学が下した場合に支給
 

<お勧めする理由>

ファンデーションプログラム、ディプロマプログラムのどちらを選んでも奨学金が準備されている点が魅力です。

ファンデーションとディプロマの違いや、ご自身に合ったプログラム選択のコツを知りたい方は、ぜひICCの無料カウンセリングにお申し込みください。

 

奨学金をうまく活用して留学費用を抑えよう!

オーストラリアの各大学が様々なタイプの奨学金を提供していることがおわかりいただけたと思います。実際には、このページに紹介したもの以外にもありとあらゆる奨学金が提供されています

留学を成功させるのに必要な戦略は、実は留学をスタートする前から始まっています。奨学金をうまく使いこなして、賢く留学をしましょう!

 
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