皆さんこんにちは!シドニー大学卒業生ライターのえみりです。
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オーストラリアは大学留学でも高校留学でも人気な行き先の一つですが、「オーストラリアは訛りが強そう…」「コロナでアジア人差別のニュースを見かけるけどちょっと怖いな…」なんて思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は実際にオーストラリア・シドニー大学の卒業生として感じた留学のメリットを皆さんにお伝えして行きます!オーストラリア留学を考えている方も、他の国と迷っている方もオーストラリアの魅力の再確認や他の国との比較に使って頂けたらと思います^^
1. 一年を通して過ごしやすい気候!
オーストラリアといえば、青い空!ビーチ!というイメージの通り、一年を通して天気が良い日が多く、空も広いので明るくポジティブに、晴れた気持ちで過ごすことが出来るのが最大の特徴です。日本やイギリスに比べて、雨の続く日は少なく、気持ちのいい晴天の日が多かったので平日は大学の図書館に籠って勉強し、週末はビーチに行ってだらだらすることも多かったです。
(良くも悪くもオージーのように緩くなってしまった私の原点でもあるのかなと思っています笑)
Dee Why Beach
シドニーでも有名なBondi BeachやManly Beachだけでなく、友達とグーグルマップで調べた名も無い小さなビーチや崖にいってのんびり過ごしたり、BBQやピクニックをすることが日課でした^^
私は機会がなくサーフィンも出来ませんでしたが、大学の友達では勉強の合間にサーフィンをして疲れを癒す人もかなり多かったです。オージーがおおらかで緩いのはこういう天気や日常からきているのではないでしょうか。笑
Mosman周辺の湾
ビーチ近くでピクニック
オーストラリアでもメルボルン、シドニー、ゴールドコーストなど場所によって気候が異なるので自分にはどんな天候があっているのかも考えて留学先を決めるのも手だと思います。
2. 多国籍な友達を作れる!
大学時代、実行委員に立候補する友人の手伝いをしている様子
オーストラリア留学の魅力の二つ目としてあげたいのが、マルティカルチャーな環境に住める、という点です。他の国もマルティカルチャーなのでは?と思う方も多いと思うのですが、オーストラリアは世界でも多文化主義が進んでいると言われています。
例えば、3月21日はHarmony Day(ハーモニーデー)といってオーストラリアの文化的な多様性を祝う日として定められてます。実際に大学でも、Harmony Dayにいろんな国のサークルが出店をして中華料理、韓国料理などのアジア系からロシア料理などヨーロピアン系の料理を販売したり、ダンスや歌などそれぞれの国の文化を代表する出し物をしたりします。(私も日本サークルの幹部としてシドニーにある日本のパン屋さんからパンを仕入れて販売していました)
大学のクラスではオーストラリア人と一括りに行ってもアボリジニ系オージー、イタリアン系オージー、ロシア系オージー、中国系オージーなどバラエティ豊かで、授業中も色々な意見が飛び交うことが日常的でした。また、各国からの留学生も多いので、私も韓国サークルやイタリアンサークルに所属してカルチャーや価値観の違いの話をしたり、ご飯を振る舞ってもらったりしていました。(大学外でも多国籍な料理屋さんに行けることもメリットでした^^)
最近ではメディアでアジア人差別のニュースも良く取り上げられていて、オーストラリアでも実際に起こってはいますが、そのような差別をする人は少数派で、オーストラリアは多文化理解のある人が多い印象です。(地域にもよるとは思います)
実際に、シドニー大学のホームページでも差別を受けた生徒へのメッセージやもしもの時に相談のできる窓口、何かあれば副学長に直接メールを送れるようにメールアドレスまで記載されています。日本とは違い多国籍な分、色々な人が住んでいるので100%差別がないとは言えませんが、その分助けてくれる人も多いのがオーストラリアなのかな、と思っています。(私はそのような被害にあったことはありません)
3. 留学生でも働きやすく時給も高い!
最後にオーストラリア留学のメリットとしてご紹介したいのが、アルバイトや仕事の時給が高い点です。オーストラリアはワーキングホリデーで訪れる人も多く、学生は決められた時間内でしか働くことができませんが、時給2000円ほどからが平均的です。
ちなみに私も学生の身分でしたが、勉強の合間をぬって現地のチョコレート店の販売員、パン屋さんの店員さん、インターンなどをして週に3万円くらい貰い、家賃に当てていました。海外大学生はアルバイトをする暇もない印象があるかもしれませんが、2年生以降からは勉強量にも慣れてくるのでアルバイトを始める子も多いです。
オーストラリアは時給が高い分物価も高く、家賃も都心の方や大学の寮でも高額なのでアルバイトをしながら家賃を払うことがオススメです!また、仕事の時給が一般的に高いという理由から、大学卒業後にもらえるGraduation Visaという卒業生ビザを取得してインターンなどに挑戦するのも一般的です。(ちなみに私も取得しました)他の国では留学生がそのまま留学先に移住することはビザの関係で難しいイメージですが、オーストラリアでは大学卒業後も現地で挑戦できる環境が作られています。
最後に
以上、今回はオーストラリア大学留学のメリットをざっくり三つ紹介させていただきました!
オーストラリアの魅力は天候だけでなく、日本に住んでいると出会えないような、各国とルーツのある子たちと友達になれることで新しいものの考え方や価値観を知り、理解して共存して行く力を養えるところにもあるのではないかな、と思います。また、ここには紹介しきれませんでしたが、日本とも時差が少なく行き来がしやすいのもオススメの理由の一つです。
オーストラリア英語に不安を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、都心の方ではアクセントの強いオージーも少なく、英語の伸びも自分次第で変わるのでそんなに心配はせず、自分の合う留学先を選んで貰えたら嬉しいです^^
卒業生ライター橋本英美里さんとは?
橋本 英美里(Emiri Hashimoto)
幼少期に海外に住んでいたものの英語が得意ではない状況を打破したいと考え、日本の中高一貫校を卒業後、単身で2016年7月にシドニー大学へ大学留学。大学のファウンデーションコース、テイラーズカレッジに通い、学業優秀賞を受賞。2017年7月からはシドニー大学にて人類学を専攻し、日本交流会サークルの幹部も務め、2020年7月に卒業。2021年4月には日本企業に就職予定。
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