若者の海外留学促進を目的として独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)では、平成29年から「海外留学支援制度(学部学位取得型)/(大学院学位取得型)」を実施しています。学位取得を目的とする留学に対して、複数年に渡り、学費および生活費として活用できる奨学金として、開始直後から注目を集めています。 9月1日に2022年度の制度について、募集締切や必要書類など詳細が発表されました。
2022年度募集の詳細はこちら!
<募集日程>
学位応募システム事前登録期間 | 2021年9月6日(月)〜2021年10月7日(木)日本時間13時 |
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応募書類 受付期間 | 2021年9月6日(月)〜2021年10月15日(金) ※郵送書類は10月15日(必着) |
書面審査 結果通知 | 2022年1月上旬 |
面接審査 | (学部学位取得型) 2022年1月22日(土)または23日(日) (大学院学位取得型) 2022年1月29日(土)〜31日(月)いずれか ※学部・大学院ともに書面審査合格者のみ。オンラインにて実施 |
採否通知 | 2022年3月上旬 |
事前オリエンテーション | (学部学位取得型のみ) 2022年3月中旬 オンラインで実施 |
応募に関する詳細は、以下ウェブサイトからご確認下さい。
応募する時にはこんなところに注意!
応募に向けて、いくつか注意が必要となりますので、必ず御自身でもチェック下さい!
<まずは事前登録!>
学部・大学院に関わらず、必ず事前登録期間中に、事前登録をする必要があります。この登録がないと応募ができないので注意して下さい。
また大学院学位取得型の場合、「大学とりまとめ応募」と「個人応募」の2種類があります。
大学在学中の方は基本的にこの「大学とりまとめ応募」が対象となりますが、応募者本人の事前登録の前に、とりまとめ大学が応募者の登録をする必要があるため、各大学が独自に申し出の締切を設定しています。かならず大学に確認をする様にしましょう。
<提出期限は厳守!!>
応募書類等の受付締切は2021年10月15日13時(日本時間)まで。提出が必要となる書類は、御自身で記入頂く書類の他、証明書など取り寄せが必要な書類も含まれています。提出期限を過ぎた場合は「いかなる理由があっても応募書類は受理しません」とウェブサイトにも明記されていますので、充分注意して下さい。
それぞれの方が希望する学習内容、あるいはその後のキャリアにも焦点を当てつつ、どの大学で学ぶ事が有益なのかなどを個別にご相談対応しております。
給付型で返還不要。JASSO奨学金の魅力は?
貸与型とは異なり、頂いた奨学金を返還する必要がない「給付型」の奨学金である点は魅力ですが、それ以外にも特徴があります。
- 学部留学であれば原則4年の支援期間
日本の高校を卒業する学生さんであれば、準備コースとなるファンデーションやディプロマコースも支援期間の対象とされているため、留学期間を通して支援してもらえるのは経済的にとても安心ですね。
*大学院留学の場合も修士課程または博士課程取得に向け、1年〜最長3年までの支援期間となっています。
- 留学先大学からの奨学金支給がある場合には併用も可能
もし留学先大学からも奨学金を頂けるとなった場合でも、JASSO奨学金と併用して受け取ることが可能です。学費は最大年間250万円、生活費もエリアによって異なりますが、月額74,000円〜104,000円ほど支援されることとなっています。
奨学金を勝ち取るためには?
留学の実現に向けても、ぜひ手にしたい奨学金ですが、成績や英語スコアなどしっかりと良い成績を修める事は不可欠。但し、それだけでは充分ではありません。そもそも奨学金に応募してくる方は皆さん、優秀な方ばかり。その中で、この奨学金の趣旨を理解し、留学の目的やその後どのように活かしたいか?をしっかりと考えて、応募書類にまとめる必要があります。
2020年度、2021年度に学部学位取得型の奨学金を得た、オーストラリア大学留学希望者は全部で6名。なんとその方達全員がICCで大学留学に向けた手続きをした方達でした。お話を伺うと、皆さん共通しているのは「どうしてオーストラリアで大学留学をするのか」「なぜその専攻を選択したのか」「それらをどのように今後活かしていきたいと思っているのか」などビジョンが明確であること。
もちろん、それ以外にも合格の要素は合ったのだと思いますが、当然のことながら「何となく優秀だから。。。」と奨学金が頂けるわけではなく、しっかりと奨学金の出願に向けて準備され、考えている事がきちんと提出資料に反映されていたのだなと感じました。
ICCでは、皆さんの大学留学の実現に向けて、専攻の選び方や各大学の特徴など無料でご相談に対応しております。ご興味のある方はいつでもICCにご相談ください!