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【徹底比較】メルボルン大学とシドニー大学、評価が高い大学はどっち?

ICCコンサルタンツでグローバル教育コンサルタントをしている吹中です。日々オーストラリア大学・大学院進学のコンサルティングをさせて頂いています。本日はご相談者様から多く頂く質問をトピックにしてみました。

 

メルボルン大学とシドニー大学、評価が高い大学は?

難しいけれども、興味深い質問ですね。

シドニー大学(USYD)とメルボルン大学(Unimelb)は、オーストラリアのトップ2に位置する名門大学で、どちらも世界的に評価が高いです。
どちらの大学からも合格をもらっている場合、「どちらの大学がいいか」と質問されることもしばしば。
もちろん、ご自身が学びたいことが学べる大学を選ぶことがベストですが、どの観点から進学先を決めたらいいか迷うというご意見も理解できます。
そこで、今回はそれぞれの強みや違いを比較してみました。

 

1.【メルボルン大学とシドニー大学】世界ランキングと評価

項目 シドニー大学(USYD) メルボルン大学(Unimelb)
QS世界大学ランキング2025 18位 13位(オーストラリア1位)
THE世界大学ランキング2024 61位 39位(オーストラリア1位)
強みの分野 医学、法学、ビジネス、工学、アーツ 医学、法学、ビジネス、理学、AI・データサイエンス
雇用者評価 オーストラリア2位 オーストラリア1位
研究力 産業連携が強い オーストラリア最高レベル
  • メルボルン大学はオーストラリアの「総合的なトップ大学」として世界的に評価されており、特に研究力・雇用者評価・ランキングでやや優位です。
  • シドニー大学はQSランキングで18位ですが、キャンパスライフや国際性、特定の学問分野(医学・法学など)の評価が高いです。
 

2.【メルボルン大学とシドニー大学】学問・教育スタイルの違い

項目 シドニー大学(USYD) メルボルン大学(Unimelb)
学士課程 伝統的な学位構造(専門性が高い) 「メルボルン・モデル」(幅広い学問+専門進学型)
大学院進学 学部卒業後に直接就職可能 専門職は大学院進学が基本(医学、法学、工学など)
実務経験 インターン・産業連携が多い 研究志向が強く、学問的
カリキュラムの特徴 400以上のプログラム、多様な二重専攻(ダブルメジャー) 学士+大学院の2段階システム
  • シドニー大学は伝統的な大学教育で、学部から専門性を深めるスタイル。学部の垣根を越えた専攻を学べるダブルメジャーが人気。学士卒業後、すぐに就職する学生も多い。
  • メルボルン大学は「メルボルン・モデル」を採用し、学部では幅広く学び、大学院で専門職に進むのが基本。特に医学・法学・工学・ビジネスは大学院進学が前提になっている。
 

3.【メルボルン大学とシドニー大学】研究力と産業連携

項目 シドニー大学(USYD) メルボルン大学(Unimelb)
研究力 世界トップレベル、特に医学・生命科学 オーストラリアNo.1の研究力
産業連携 強い(政府・企業との共同研究が多い) 研究志向が強く、論文数・影響力が大きい
イノベーション スタートアップ支援や起業家プログラム 研究成果を社会に応用する取り組みが活発
  • メルボルン大学はオーストラリア最強の研究機関で、論文数・引用数が国内トップ。
  • シドニー大学は研究だけでなく、産業界とのつながりも強く、実践的な学びが多い。
 

4.【メルボルン大学とシドニー大学】キャンパスと生活環境

項目 シドニー大学(USYD) メルボルン大学(Unimelb)
キャンパスの特徴 ゴシック調の美しい建築、広大な敷地 近代的&歴史的な建築が融合、コンパクトな都市型キャンパス
街の雰囲気 ビーチや自然が多い、温暖で住みやすい 芸術・文化の街、カフェやイベントが豊富
気候 温暖で過ごしやすい 冬は寒く、天気が変わりやすい
交通 シドニー市内の中心部にあり、アクセスが良い メルボルンのトラム(路面電車)で移動が便利
  • シドニー大学は歴史的な建築と広いキャンパスが魅力。ビーチや自然も多く、気候も温暖で住みやすい。
  • メルボルン大学は都市の中心部にあり、アートやカフェ文化が発展。ただし、冬は寒く天気が変わりやすい。
 

5.【メルボルン大学とシドニー大学】キャリアと卒業生の評価

項目 シドニー大学(USYD) メルボルン大学(Unimelb)
卒業生の評価 世界ランキングで上位 オーストラリアNo.1の雇用者評価
キャリア支援 産業界との連携が強く、実践的な学びが多い 研究・大学院進学を重視し、学問的な強みがある
卒業後の進路 直接就職する学生が多い 大学院進学者が多い(特に専門職)
  • メルボルン大学の卒業生は雇用者の評価が最も高く、特に大学院卒業後のキャリアが強い。
  • シドニー大学は学部卒業後すぐに就職する学生も多く、産業界とのつながりが強い。
 

6.【メルボルン大学とシドニー大学】学費の比較

両大学ともにオーストラリアのトップ大学であり、学費は専攻や学位によって異なります。以下に一般的な学部の年間学費の目安を示します。

大学名 専攻例 年間学費(2025年予定)
シドニー大学 工学 約46,160豪ドル
商学・法学 約42,880豪ドル
メルボルン大学 工学 約56,480豪ドル
商学 約54,048豪ドル
臨床医学 約112,832豪ドル
  • 上記の学費は2025年の予定額であり、専攻や年度によって変動する可能性があります。
  • シドニー大学は日本国籍の場合、学費が20%OFFになる奨学金が適用となります。上記は奨学金適用後の金額です。奨学金の詳細はお問い合わせください。
 

7.【メルボルン大学とシドニー大学】生活費の比較

生活費は都市や生活スタイルによって異なりますが、一般的な目安を以下に示します。

項目 シドニー メルボルン
家賃(週) 約300~700豪ドル 約300~650豪ドル
食費(月) 約300豪ドル~ 約300豪ドル~
※家賃はシェアルームの場合の目安です。
  • 一般的に、シドニーの生活費はメルボルンよりも高い傾向があります。特に家賃や食費において、シドニーの方がやや高めですがそこまで大きな差はありません。
  • 費用を抑えるには、家賃を節約することがポイントです。
 

【メルボルン大学とシドニー大学】向いている人の「結論」

 

シドニー大学(USYD)が向いている人

  • 学士課程で専門性を深めたい人
  • 学びたいことが多く、ダブルメジャーで多様な知識を得たい人
  • 医学、法学、ビジネス、工学、アーツを重視する人
  • インターンや企業との実践的な経験を重視する人
  • 温暖な気候や自然を楽しみたい人
 

メルボルン大学(Unimelb)が向いている人

  • 世界ランキングで最も評価の高い大学を目指したい人
  • 研究志向が強く、大学院進学を考えている人
  • 医学・法学・AI・データサイエンス・理学系に興味がある人
  • 都市型キャンパスや芸術・文化に囲まれた環境が好きな人
 

総評

  • 総合的なランキングや研究力ではメルボルン大学がやや優位(特に大学院教育が強い)。
  • シドニー大学は学部のカリキュラムや産業連携が充実しており、実践的な学びができる。
  • どちらもオーストラリアを代表するトップ大学であり、専攻やキャリアプランに応じて選ぶのがベスト!
 

いかがでしたでしょうか?
メルボルン大学とシドニー大学、どちらもオーストラリアを代表する名門大学で、それぞれに魅力や強みがあります。
最終的には、ご自身の興味や目標、キャリアビジョンに合った選択をすることが最も重要です。

迷われた際には、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒にあなたにぴったりの進学先を見つけていきましょう!

この記事を書いた人

ICCコンサルタンツ グローバル教育コンサルタント
吹中由佳(ふきなか ゆか)

前職では語学留学やワーキングホリデーを扱う留学エージェントにて、カウンセリング対応から手配までを一挙に担う。現在、ICCの営業部では大学・大学院の正規留学のコンサルティングに従事。またセミナー企画、SNS運用やメルマガ企画運用をはじめとするマーケティング業務にも携わる。

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