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VOICE留学体験記

留学の経験を生かし、行動力をアピールして就職につなげました

いつから就職活動を始めましたか。

就職活動は2016年12月ごろから始めていました。これは結構早い方だと思います。はじめのうちは留学生を対象にした合同説明会などに面接の練習として参加していました。ちなみに当時は自分が大学で学んだことを生かしたいと思い観光業界を目指していましたが、わざわざ日本に帰って選考に参加するならもっと色々な企業を受けたいと思い最終的には様々な業界を見ておりました。

どのように情報収集しましたか。

情報収集は主にインターネットを使っていました。私の場合、日本で就職された先輩方が周りに少なかったため、自分で新聞のオンライン記事を読んだりして企業研究を進めました。そのほかにはたまにマイナビやCFNキャリアフォーラムなど合同説明会が近場でやっていたので頻繁に足を伸ばしに行って情報を集めていました。

yushigi

履歴書やエントリーシート、面接の練習などはどのようにされましたか。

日本の就職活動はオーストラリアに比べて特殊だったので、大学の就職課などは頼らずに友達とお互いにチェックしあっていました。履歴書やエントリーシートは就職活動の中で一番大変な部分でした。企業によっては400文字の質問が5個とかあったりしていたのでとりあえず終わらせるのに時間がかかっていました。加えて私は業界を絞っていたわけではなかったのでエントリーシートに統一性がなくより大変だったと思います。

どのような就職フェアに参加され、どのような企業と会えましたか。

就職フェアには2016年冬の日本、2017年夏のオーストラリア、そして2017年冬のボストンと参加しました。参加したイメージとしてはボストンが一番大きく、その次に日本、オーストラリアでした。特にボストンのフェアでは多数の企業が参加しており、これからの日本や世界をリードしていく企業が多く参加しています。業界も幅広く、外資系コンサルティングや、日系総合商社など人気の企業が多いのも魅力的でした。たくさんの企業に会うことができ、その中で共通して言えることはこれからグローバルに展開していきたい、留学した行動力のある学生の話を聞きたいということだと思いました。

どのような流れで選考が進みましたか。

フェアに参加すると日本の選考より短期間で内定をもらうことができます。私もフェアに参加していた企業から2週間ほどで内定をいただいたことがあります。まず事前にエントリーシートと履歴書を提出、その後フェアに参加し一次面接や二次面接を行います。人によっては当日に最終面接をして内定をもらう場合もあるみたいです。私の場合、一次面接は会場でやりましたがその後の面接は全てスカイプでした。

面接ではどのような質問をされましたか。

留学をした理由は必ずと言っていいほど毎回聞かれました(笑)あとは観光学というのが特殊だったため、それについてもよく聞かれていました。何を勉強するのかとか、なぜそれを学ぼうと思ったのかです。面接では相手に納得してもらうということが第一に重要だと考えていたため、留学した理由、なぜオーストラリアを選んだか、なぜ数ある大学の中でクイーンズランド大学だったのか、なぜ観光学なのかという基本的な質問は全て論理的に答えられるようにしました。

就職活動における留学生のメリットとデメリットを教えてください。

メリットは日系の企業だけでなく外資系企業からも求められている存在だということです。英語の能力ももちろんですが、企業は留学生の行動力をとても評価していると感じました。そこをしっかりとアピールできれば留学生だということは就職活動ではとてもいい方に働くと思います。 逆にデメリットはチャンスが少ないということです。多くの選考が集中する4月から6月は留学生からしたらミッドセメスターで忙しかったり、エグザムの準備で忙しかったりで選考に参加するのがとても難しいと思います。

なぜ日本で就職したのですか。

私の場合は高校卒業まで日本で生活していて、大学留学で初めて日本という国を外から見ることができました。この留学で学び感じたことを日本に帰って社会に出ることで、より深く日本という国を深く見つめなおせると思います。そのため私はオーストラリアに残りたいと思うより日本に帰って働いてみたいという気持ちの方が強かったです。

これから留学をされる方に一言!

オーストラリアという多文化社会で生活していくことは自分の中の引き出しを増やすことに繋がったと思います。また多種多様な人と接することは多角的な視点で物事を考えることができるようになったとも思います。皆さんも一歩踏み出してみてください! yushigi