めぐり逢えたら(Sleepless in Seattle)
(1993年/アメリカ/監督:Nora Ephron/脚本:Jeff Arch, Nora Ephron) |
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まるで「魔法」のような出会いの始まりに胸ときめく・・・ |
今アメリカにおいて一番「旬」な街、Seattleを舞台にしたラブコメディー。ただ、残念ながら、あまりSeattleの街なみはでてきませんが、このジャンルにおいてほぼ定番となっている、Tom Hanks(Sam)とMeg Ryan(Annie)が出演しているので、多くの方がご覧になられたのではないでしょうか。
この映画においては、ラジオの「お悩み相談」番組でTom Hanks役であるSamが電話で悩みというか、亡くなった妻について回想するシーンがこの映画のトーンを設定しています。ここでのポイントは、その番組をAnnieが車の中で聞いているという設定。遠く離れて、お互いの存在を知らないはずの2人が番組を通じて「知り合い」ます。 |
和訳の文字(うすい色の文字)にカーソル・ポインタをあてるとはっきりした色の文字が出てきます。
Windowsの方は □ にあてると和訳がカーソル・ポインタで邪魔されません。 |
SAM: |
I don't know. When I met my wife, it was so clear. I just knew. |
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DR. MARCIA FIELDSTONE: |
What was it that made you know? |
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SAM: |
I don't think I could really describe it. |
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DR. MARCIA FIELDSTONE: |
Why not? |
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SAM: |
It's not one specific thing. It's more of a feeling. |
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SAM: |
You touch her for the first time, and suddenly... you're home. It's almost like... |
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互いに離れていながら、「魔法のような」という言葉を同時に言うところが、注目したいところですね。この瞬間からどうやって、この2人は出会うことになるのだろうと期待を抱かせるようなシーンです。 'I just knew.'という言い方は、特に根拠はないけど「理解できた」という時に使うとぴったりきます。この2人の映画らしい、ほのぼのとする映画ですよね。
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