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ワールド・イズ・ノット・イナフ(The World Is Not Enough)
(1999年/イギリス・アメリカ/監督:Michael Apted
 /脚本:Neal Purvis, Robert Wade,Bruce Feirstein)

 007シリーズ19作目となる作品です。
石油王が007(ジェーム・ボンド)演じるPierce Brosnan の本部において爆殺されお決まりのアクションシーンの後、主犯がRobert Carlyle演じる元KGBのテロリスト(レナード)であり、Sophie Marceau 演じる石油王の娘エレクトラの命も狙っているということがわかり彼女の護衛についたのですが、レナードとの最初の「遭遇」の後、彼女の別荘にボンドは向かいます。

和訳の文字(うすい色の文字)にカーソル・ポインタをあてるとはっきりした色の文字が出てきます。
Windowsの方は □ にあてると和訳がカーソル・ポインタで邪魔されません。
Electra: James!
ジェームス!   □                             
Bond: You look surprised.
驚いているみたいだね。   □                        
Electra: What's wrong with you?Are you crazy?
どうしたの?気でも狂ったの?   □                     
Bond: A little.Does it matter?After all, what's the point of living if you can't feel alive?Isn't that right, Elektra?Isn't that your motto?
少しね。気になるか?何も感じないのに生きてる意味なんてあるのか?違うかエレクトラ?それが君のモットーではなかったか?   □                
Electra: What are you talking about?
何を言っているの?   □                          
Bond: Or did you steal it from your old friend Renard?
それとも旧友のレナードからぬすんだか?   □                
Electra: What?
何?   □                                 
Bond: We had run-in, he and I. He knew about us, he knew about my shoulder, he knew exactly where to hurt me…
彼と遭遇してね、我々のことを知っているみたいだった。俺の肩のこともどこを痛めればいいということも…   □                         
Electra: Are you saying…Renard is the men who's trying to kill me?
じゃなに、レナードが私を殺そうとしているの?   □             
Bond: You can drop the act, it's over.
もういい、演じるのは止めろ。   □                     
Electra: I don't know what you're talking about!
何を言っているのか、見当もつかないわ!   □                
Bond: I think you do.
ついていると思うがね。   □                        

この作品の後のダイ・アナザー・デイでもそうですが、Brosnanになってからのボンドは裏切られるケースが多いようですね。冷戦が終わってスパイ業は下火かと思いきや、近くには少年版のスパイ映画が登場するとか。また、最近の国際事情を考えると、まだまだボンドはゆっくり休めないようですね。

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