マトリックス(The Matrix)
(1999年/アメリカ/監督・脚本:LARRY & ANDY WACHOWSKI) |
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仮想現実空間を創造して世界を支配しようとするコンピュータと戦う戦士の姿を描いたSFアクション映画です。
この映画は、ストーリーの内容がSFファンでなくては、少し分かりづらいところがありますが、それ以上に特撮で注目された映画です。キアヌ・リーブスが主役のネオ(本名は、トーマス・アンダーソン)を演じています。映画ファンでなくとも女性が空中で止まるシーンや、リーブスが体を倒してピストルをよけるシーンなどご覧になった方も多くおられるでしょう。確か、女性が止まって格闘するシーンは、コマーシャルにも使用されるほど、革命的なシーンでした。
ストーリーは仮想現実空間という難しい表現のとおり、かなり困難です。表向きコンピュータ・プログラマーであるリーブスは、実は、名うてのハッカーであり、ある日、トリニティと名乗る女性を演じる、キャサリーン・アン・モスに導かれ、さらに有名なハッカーであるモーフィス演じる、ローレンス・フィシュバーンと面会します。
そこで彼から自分が生きている世界は、コンピュータが創造した仮想世界で、それらが造りだした「母体(Matrix)」の中で夢をみせられているだけだ、ということを告げられます。
その後、ネオは救世主とされ、コンピュータと戦うべく、訓練を受けるのですが、その中でビルを飛び越えるという人間業を超えた術の訓練で、飛び越えられず、地面にたたきつけられた後のシーン。
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和訳の文字(うすい色の文字)にカーソル・ポインタをあてるとはっきりした色の文字が出てきます。
Windowsの方は □ にあてると和訳がカーソル・ポインタで邪魔されません。 |
Neo: |
I thought it wasn't real. |
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Morpheus: |
Your mind make it real. |
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Neo: |
If you are killed in the Matrix, you die there? |
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Morpheus: |
The body cannot live without the mind. |
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仮想現実だからでしょうか。前述しましたように難解な会話が多くありますが、SFファンにはたまらず、またそうでない人にも特撮を見ているだけでも楽しめる映画です。今でこそスローモーションでの格闘シーンが多くありますが、この映画で見た時は、早いアクションだからこそ、スローになるという新しい着目点がすごく新鮮でした。
2003年5月には、全米で続編が公開され、その後日本に上陸するようですが、続編を見る前におさらいをされておいては。でも、やはり特撮を期待してしまいますよね。
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