ゴースト ニューヨークの幻(Ghost)
(1990年/アメリカ/監督:Jerry Zucker/脚本:Bruce Joel Rubin) |
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暑い季節のなるとよく幽霊の映画が上映されますが、同じ幽霊の映画でもこれは、幽霊となって愛する人を守ろうとするロマンチックな映画です。
銀行員のサムを演じる、パトリック・スウェイジとモリー・ジャンセンを演じるデミ・ムーアは、幸せな共同生活を始めますが、演劇鑑賞の帰り道に暴漢に遭遇し、サムは射殺されてしまいます。銃声の後、サムが犯人を追いかける姿から‘死んでいないのか’と思わせますが、実際には魂だけが残り、後のストーリーにつながっていきます。
サムは自分を殺害した人間を突き止め、愛するモリーを守るべく、ウーピー・ゴールドバーク演じる霊媒師オダ・メイ・ブラウンに伝令役を引き受けさせ、モリーに接触しますが、最初は失敗に終わります。そのことをサム殺害を企てたサムの友人、トニー・ゴールドウィン演じるカールに相談するも、犯行発覚を恐れたカールは、今度はモリーの命を狙います。その犯行前モリーの身を案じたサムが最後の説得をするシーン:
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和訳の文字(うすい色の文字)にカーソル・ポインタをあてるとはっきりした色の文字が出てきます。
Windowsの方は □ にあてると和訳がカーソル・ポインタで邪魔されません。 |
Oda Mae: |
Look, don't you get it? Sam wasn't accidentally killed.
He was murdered. He found out Carl was laundering money at the bank. This guy Carl is dangerous. He tried to kill you.
He is going to try to kill you, too. You're in deep trouble.
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Molly: |
Why are you doing this to me? Why are you doing this to me?Why are you doing this to me? I can't... I just can't...
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Sam: |
Oda Mea, tell her... Tell her she's wearing the shirt that I spilled the margarita on and the earrings I gave her for Christmas.
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Oda Mae: |
Sam says you're wearing the shirt he spilled the margarita on and earrings he gave you for Christmas. Don't you see? I'm not a fake. Not about this.
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Sam: |
A penny under the door. |
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Oda Mae: |
Push a penny under the door? |
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Sam: |
Do it. Tell her it's for luck. |
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Oda Mae: |
Sam says it's for luck. |
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ご存知の方も多いと思いますが、Pennyとは、米語で1セントコインのことです。10セントコインをダイム、25セントコインをクオターって言うようです。この映画でデミー・ムーアのファンが急増したのは、みなさんも承知のとおりであると思います。このように優しく想われると幽霊に対する考えも変わりますよね。しかしながら、やはり愛する人は、そばにいてほしいものです。 |
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