日本国内でのインターンシップとは異なり、スタッフの一員として成果や、組織への貢献力が求められる海外でのインターンシップ。英語環境の中で仕事をこなすことは容易ではありませんが、同時にやり遂げた時の達成感は格別です。
海外インターンシップ経験が自身の就活、キャリアにつながったという修了生も少なくありません。
4カ国5都市でIBPプログラム※を運営するICCコンサルタンツは、これまで5000名以上の大学生・社会人の海外インターンシップをサポートしてきました。
本日はオーストラリア編と題し、オーストラリアのインターンシップ先を一部ご紹介します。
※1 IBPビジネス留学プログラム:株式会社ICCコンサルタンツが主催運営する大学での学びと海外企業でのインターンシップを組み合わせた1年間の留学プログラム。1989年に1期生を送り出して以来、延べ5000名の卒業生を輩出している。
目次
- インターンシップの特徴
・ビザの種類
・都市の特徴【ブリスベン】 - インターンシップ企業例
・Educare College(専門学校)
・Captain Cook Cruises(観光・シドニー) - まとめ
インターンシップの特徴
ビザの種類
研修期間の2学期中に学生ビザから407ビザというトレーニングビザへの申請を開始し、ビザを切り替えてインターンシップを行います。インターンシップ先は、現地のエージェントを介して探していきます。
なお、IBPグリフィス大学コースでは、最後のインターンシップ期間に、オーストラリアの都市(全土から選択可能)もしくは、アジア圏(ベトナムもしくはシンガポール)での研修を選択することが可能です。アジア圏でのインターンシップ事情は続編でご紹介します!
※2021年2月執筆時点での情報です
都市の特徴【ブリスベン】
IBP研修地であるブリスベンは、シドニー、メルボルンに次いで第三の都市。比較的小さな都市ですが、オーストラリア内でもクイーンズランド州は「サンシャイン・ステート」と呼ばれるほど年間を通して気候が穏やかで治安が良く、留学生にも非常に人気が高い街です。ゴールドコーストも近く、週末はビーチにフラッと足を延ばしてリラックスできるのも魅力の1つですね。インターンシップ期間は、オーストラリア国内の他都市へ移動することも可能です。
インターンシップ企業例
Educare College(専門学校)
- 保育士の資格や介護士の資格が取れる専門学校。ブリスベンとゴールドコーストに校舎を持つ。
- 日本人スタッフ、日本人留学生はいないので100%英語環境。
- チームを組むこと、英語環境でビジネスをすることの難しさを経験できる。
【業務概要】
日本市場(留学生)獲得のためのマーケティングおよび営業。営業相手は日本の留学エージェント、マーケティング活動は主にSNSや印刷物の企画運営。
Captain Cook Cruises(観光・シドニー)
- 世界中のインターン生を受け入れる企業のため社員+インターン制でチームを組み、国際色が豊か。
- 教育体制も整っており、現場で上司からフィードバックがもらえ、実践力が鍛えられる。
- 観光希望のIBP生に人気のインターン先。
【業務概要】
①マーケティング(SNSや覆面調査等)、②CS(チケット販売、顧客対応等)、③会計(インボイス、財務処理)、④危機管理(船の点検)、⑤オペレーション(船内管理)と5カ所の現場があり、3ヶ月で複数の職種を経験することができる。
まとめ
オーストラリア国内で人気のインターンシップ先業種は、教育系機関(語学学校、専門学校、カレッジ等×マーケティングポジション)に加え、国際協力、人材、観光(ホテルやツアー企画会社等)業界が挙げられます。インターンはオーストラリア全土から研修先を希望できるので、メルボルンやシドニーに移動するIBP生も多く、広いオーストラリア国内で学び・働くという2つの軸で現地生活を味わうことができます。
Author: 大久保 芙美
(株)ICCコンサルタンツ・ビジネス留学研修事部
コンサルタント JAOS認定留学カウンセラー