みなさん、留学先での生活にどんなイメージを持っていますか?
アメリカでの留学中の滞在形式は、寮生活・ホームステイ・シェアハウスなどが主流です。
本記事では、その中でも特に寮生活についてお伝えしていきます!
実際に現在IBP留学でサンフランシスコに滞在している学生のインタビューもありますので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
※今回は、IBP生が運営する留学フロンティアという団体とのコラボレーション企画となっています。
1. アメリカの寮生活って?
アメリカでは、2〜5人ほどで共同生活を送ることが多いです。1人部屋もありますが、あまり一般的ではありません。
各部屋には
- キッチン
- バスルーム
- 人数分のベッド
- 本棚
- 勉強机
- クローゼット
などが用意されています。
ランドリールームなどは共用のことが多いです。食事は自炊か、カフェテリアでのミールプランを選ぶことが出来ます。また大学寮は、学内にあることが多いため、留学生にとっては大きな安心材料となるでしょう。
2. 寮生活のメリット・デメリット
メリット:
(1)様々な国籍の人たちと交流することができる。
世界中から留学生が集まっているので、世界の様々な国の学生と交流できます。また、ルームメイトとはお互いに育ってきた環境や文化が異なります。日本では当たり前だと思っていたことが、ルームメイトにとっては全くそうでなかったり、また逆も然りです。ルームメイトと生活をする中で様々な発見をすることができます。
(2)交通費を抑えることができる。
ICCコンサルタンツが運営するビジネス留学プログラム「IBP」を開講するサンフランシスコ州立大学(以下、SF State)にはいくつか寮があります。全ての寮は大学敷地内にあり徒歩で大学に行くことができるため、電車やバスを利用する必要がなく交通費を抑えることができます。移動時間も抑えられるため、授業と授業の間に部屋に戻ってくることも可能です。
(3)友達とすぐに部屋に集まることができる。
学生の多くは寮に住んでいるため、ミーティングで集まる時や、友達とパーティーをする時にすぐに集まることができます。私たちもよく夜ご飯を友達の部屋で食べたり、課題を一緒にして楽しんでいます。
デメリット:
(1)文化の違いなどによって、トラブルが起こる
寮生活では、相手との価値観や慣習の違いから、どうしてもトラブルが起こりがちです。掃除頻度が違ったり、パーティーの騒音がうるさかったり、大小様々な問題が起こります。
しかし、これらのトラブルも留学生活の醍醐味!自分で対応するたけでなく、友達に頼り、周囲を巻き込んで解決しても良いでしょう。留学生活での1つの大きなチャンスだと考え、ルームメイトと話し合い、ストレスのない生活を目指しましょう。
SF stateではルームメイトは大学側が指定します。(※2022.12時点)入寮時に自分の生活スタイルに関する簡単なアンケートがありますので、ぜひ逃さずに答えましょう。
(2)ルームメイトと意見が合わないと大変
ずっとルームメイトと同じ部屋で生活していると、意見が合わないこともあります。
生活してきた文化が違うので、時に意見が対立するのも当たり前ですが、やはり不安です。
特に、これからの生活や関係性を考えると我慢してしまうこともあり、ストレスを感じます。
そんな時はルームメイトと話し合う時間を設けましょう。もしかしたら相手も不満を抱えているかもしれません。お互いに話し合い、守ってほしいルールを決めることで、より良い寮生活を送ることができます。ルームメイトとの良好な関係を築き、充実した留学生活にしましょう!
3. 実際の寮生活について(現地学生のインタビューあり!)
それでは、ここからは現在SF Stateに通っている3人の学生、Aくん、Bさん、Cさんのインタビューをお届けします!
① 生活用品は共有してるの?
3人:してます!
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何を共有している?
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A)トイレットペーパー・キッチンペーパー・食器用洗剤・スポンジ・ハンドソープなどです!
B)私もそうです。加えて家電類もシェアしてますね!
C)確かに!掃除機や電子レンジ、炊飯器などを共用しています。あと、カトラリーや調理器具も一緒に使っています!
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それらの共有物は割り勘で買っているの?
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A)生活用品は交互に買っていますね!
B)私も同じく交互です。ルームメイトが現地の学生なので、家電類はほとんど持ってきてくれたのでそれを使わせてもらってます!
C)私はAmazonで購入して、それを割り勘しています。ブラックフライデーなどのセール期間を活かして、まとめ買いをするのがおすすめです!大抵、数日で届くのでとても助かっています。
② ルームメートと仲いい?
3人:仲いいです!
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ルームメイトと何かしますか?
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A)一緒にPS4のゲームをしたり、サンフランシスコのおすすめスポットを教えてもらったりしてます!
B)部屋でよく話します!テレビを持ってきてくれたので、お互いにおすすめしてNetflixで話題の作品を見ています!
C)たくさん話していて、気づいたら3時間話していることも!(笑)一緒にご飯を食べたり、ルームメイトのプロジェクターを使って映画を見たりしています!
③ 文化の違いで困ったことはある?
A)ルームメイトが夜遅くまで部屋に友達を連れてきている時は、リラックスできないので困ります。でも、おかげで友達の輪が広がるので感謝してます!
B)ルームメイトが毎週のように男友達を部屋に連れてきていた時は、少し嫌でした…
C)私は生活リズムがあまり被らないので、特にないですね…ただ、初めはアメリカでのゴミの出し方がわからなくて、ルームメイトに教えてもらいました。
実際の部屋の様子
寝室(勉強机とクローゼットがあります)
共有リビングの様子(ソファ、イス、テーブルは備え付けですが、照明は持ち込みです)
4. まとめ
初めての土地で、初めて会った人と共同生活をすることは決して簡単ではありません。
でも、寮生活では、間違いなく現地でしかできない多くの経験をすることが出来ます。
アメリカ留学の際には、滞在方法の1つとして、ぜひ寮生活を考えてみてください!
留学Frontier 〜私たちこんな団体です!〜
私達留学Frontierは「SNSとウェブサイトを通じた留学に関する情報発信」、「Slack上でのコミュニティ形成」を行う組織です。留学中の学生に質問を行うことのできる場や、留学を経て社会で活躍されている社会人との講演会などを提供しています。留学という選択肢をより身近に感じ、学生が自分らしく自己の可能性に挑戦してほしいという思いから、IBP留学中の学生で運営を行なっています。
筆者プロフィール
- 稲井瑛希 Eiki Inai(San Francisco State University, International Business)
- 光木晴香 Haruka Mitsuki(San Francisco State University, International Business)
- 鈴井貴絵 Kie Suzui(San Francisco State University, International Business)