はじめまして!現在大学を休学し、IBP留学マレーシア・サンウェイ大学コースに留学中のもとです。マレーシア留学と聞くと、「生活が想像できず不安」「マレーシアでの留学生活は大変そう」と思う方もいるかもしれません。そこで今回は、マレーシアでの大学生活に焦点を当て、1週間のスケジュールや日本の大学との違い、私が思うマレーシアの魅力をご紹介します!
海外大学での9か月間の学びと、3か月〜の現地企業インターンシップを通し、グローバルに活躍できる人材へと成長する、唯一無二のIBPビジネス留学。
<ライター>
もと
IBP留学サンウェイ大学コース(マレーシア)
2024年4月から留学中
〜読者へ一言メッセージ〜
私自身、マレーシア留学を決めるまで様々な葛藤がありましたが、実際に来て素敵な人々に出会えたおかげで、留学を決断してよかったと感じています。皆さんの留学が素敵なものになることを願っています。
目次
1. IBP留学生のマレーシアでの1週間
1-1.【平日】サンウェイ大学での授業スケジュール
こちらが私の1学期目の授業スケジュールです。サンウェイ大学のビジネス学部では、1学期につき最大20単位まで履修することができますが、余裕をもって勉強するために、正規学生に比べて少ない科目数を取っています。
月曜日のように授業がない時間帯が多い日はもっぱら、友人と大学の食堂や付近の飲食店で昼食をとったり、図書館で授業の予習・復習、課題をしたりしています。
マレーシアの外食費は日本に比べてかなり安く、1食RM8(280円前後)で済ませることができます。マレーシアの人たちは食べることが大好きで、食事を通して親睦を深めていきます。そんなマレーシア文化が私は大好きです!
放課後は、寮のラウンジで友達と雑談をしたり、バレーボールクラブの練習に参加したりして、勉強の息抜きをしています。私が住んでいるSunway House Waterfront Residenceにはサンウェイ大学の生徒だけではなくモナッシュ大学の生徒も住んでいるので、学外の友人の輪を広げることもできます。また、サンウェイ大学には多くのクラブがあり、私は友人を作る目的でボランティアクラブとバレーボールクラブに所属しています。
<IBP留学マレーシアの選べる2コース>
- サンウェイ大学教養コース
アメリカの教育システムを取り入れた、幅広い分野の教養科目を学ぶコース - サンウェイ大学専門コース
9つの専攻の中から1つ選択し、専門知識を深めるコース
1-2.【週末】クアラルンプール周辺観光
土日は課題やテストが忙しくなければ、友人と近くの施設やショッピングモールに遊びに行っています。マレーシアにはたくさんのモールがあり、来た当初はその多さにびっくりしました!
クアラルンプール周辺にはアクセスのよい観光地もいくつかあるので、小旅行をすることもできます。留学が始まってすぐに行ったバトゥ洞窟やセントラルマーケットでは、いい思い出を作ることができました。
2. マレーシアの大学と日本の大学の違い
2-1. 【違い1】授業スタイル
<サンウェイ大学の授業形態>
サンウェイ大学の授業は、3つの形態で構成されており、1つの科目につき1週間で4時間学びます。
- Lecture:講義型の授業で教科書の内容を2時間かけて学びます。
- Tutorial/Practical:1時間の少人数型の授業で、Lectureで学んだことを踏まえてディスカッションまたは実践演習をします。
- Workshop:1時間のオンライン授業でケーススタディ、練習問題などを通してLectureの内容を復習します。
サンウェイ大学は科目ごとの授業数が多いため、課題やテストの頻度も高いです。そういわれると、勉強漬けで自由時間のない大変な学生生活を想像するかもしれませんが、自己管理が苦手な人ほど、サンウェイ大学は合っていると私は思います。講義が多い一般的な日本の大学の場合、その科目を深く学びたかったら自己学習をしなければならないからです。
3つの授業形態があることで、講義だけではカバーできない内容も学ぶことができるため、科目の理解度は講義だけの大学に比べてかなり高くなると、実際に授業を受けて感じました。また、どの科目もグループワークが必ずあり、慣れない内はグループメンバーとのコミュニケーションに困ることがありました。ですが、異文化コミュニケーションを学ぶ上で貴重な経験になったと思います。
2-2.【違い2】寮生活
現在私は、Sunway House Waterfront Residenceにという学生寮に住んでいます。日本にいた時も一人暮らしをしていましたが、学生寮に住むことは初めての経験でした。学生寮では、「ユニット」と呼ばれる個人部屋と共用スペースで構成されるシェアルームを6〜8人で共用します。「スタジオ」という一人暮らし用の部屋もありますが、値段が張るため、多くの学生がシェアルームを選んでいます。私のユニットでは、私を含めた6人が生活しており、シャワールーム3部屋、トイレ3部屋、リビングルーム、キッチン(コンロなし)を共有しています。洗濯機については、アパート全体で共用のものがあります。
<日本とここが違う!サンウェイ大学の学生寮>
- 清掃員
ごみ捨てから共用スペースの掃除までしてくれます。個人部屋も別途お金を払えば、清掃してもらえます。 - 警備員が24時間見回り
寮の敷地に入るだけでも、ルームキーを使ってセキュリティを通らなければいけません。 - プール・ジム付
マレーシアの多くのマンションにはプールとジムが常設されていて、居住者は無料で使い放題です - 寮主催のイベント
Sunway House Waterfront Residenceでは、定期的にウェルカムパーティーやMovie Night、蛍のクルージングなど様々なイベントが開催されています。
学生寮での私のお気に入りスポットは「スチューデントラウンジ」です。ラウンジでは、サンウェイ大学以外の学生と知り合う機会があります。また、キッチンやビリヤード、ゲーム部屋があるため、ただ友人と集まっておしゃべりするだけでなく、ご飯を作ったりゲームをしたりすることもできます。スチューデントラウンジは、私が多くの友人と知り合って楽しい時間を過ごした、一番お気に入りです。
3. 実際に留学して感じた、マレーシア留学の良さ
3-1.【おすすめポイント1】多文化共生の魅力
大まかにマレー系、中華系、インド系で構成される多民族国家のマレーシアは、少し移動するだけで文化、食事、建物など町の景観が全く変わります。特にサンウェイ大学には、アジア、中東、アフリカからの留学生が多くいるため、キャンパス内だけでも多種多様なバックグランドを持った人々に出会えます。
地方で生まれ育った私にとって、このような多様性に溢れた環境はとても新鮮でした。民族、文化、宗教が異なる人々と一緒に過ごすことで、互いの違いを尊重する柔軟性や寛容性を高めることができたと思います。
3-2.【おすすめポイント2】国外・国内旅行のしやすさ
この写真は長期休暇にベトナム観光をしたときの写真です。旅行好きな私にとって、マレーシアは最高の国です。マレーシアには格安航空のAir Asiaがあるため、日本国内旅行と同じくらいの費用で東南アジアの国々を旅行することができます。陸路で隣国に行くこともでき、以前シンガポールを訪れたときは、6000円ほどで往復バスのチケットを買えました。マレーシア国内の旅行でも、高速バスを使えば数時間で安く観光地に行けるので、東南アジアを旅行したい方にもマレーシアは魅力的です。
4. まとめ
本記事では、私の実体験を踏まえたマレーシアでの留学生活を紹介させていただきました。
サンウェイ大学は課題が少し多いものの、復習する時間が時間割に組み込まれた理解度の高い授業が開講されています。グループワークが必ずある授業構成は、多民族国家の環境で、異文化コミュニケーションを学ぶ絶好の機会となるでしょう。また、サンウェイ大学周辺は警備員が見回りをしており、比較的治安のよい地域なので、安心して暮らせると思います。週末や休暇にはマレーシア国内だけではなく、海外旅行にも気軽に行けるので、留学に来た際はぜひ息抜きに旅行してみてください
最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんのマレーシア留学に対する不安や疑問が、少しでも取り除けていれば嬉しいです。