IBP留学コラム

IBPは僕に挑戦する楽しさを教えてくれた。留学コーチ佐藤有さんインタビュー
IBPは僕に挑戦する楽しさを教えてくれた。留学コーチ佐藤有さんインタビュー

IBPビジネス留学経験者だからこそ聞けるビジネス留学の重要性やビジネスへの考え方の変化などを紹介する「留学コーチ」シリーズ。

第3回は、多国籍な大手企業にてマーケティング(デジタル・広報・イベント企画)、営業企画、カスタマーサービス設立、キャリアコンサルティング、採用、営業などさまざまなキャリアを築いてきた佐藤有さんに、留学前後のエピソードから、留学コーチへの思いについてインタビュー!

佐藤さんが、考えるIBPの魅力、またビジネス留学を起点としたキャリアの考え方とは?

プロフィール

佐藤有

学生時代にIBPのベルビューカレッジコース(アメリカ)に参加。留学中にベルビューの人材派遣会社のインターンを経験し、修了後からこれまで数千人規模のキャリア相談に応じてきた実績を持つ。他にもマーケティングや営業、多国籍組織のマネジメントなども経験している。相談者には、キャリアを「旅」として捉え、長い目でみた目標を設定してもらうように心がけている。

目次

IBP参加に至るまで

友人の留学話がきっかけで、興味が湧いた

佐藤さんが留学に興味を持ち始めたきっかけは、大学時代の友人との食事会だったそうです。

佐藤さん(以下、佐藤)

留学から帰ってきた友人が「留学前と世界の見方が変わった」と言っていたのが印象的でした。確かに友人は、留学から帰ってきてからチャレンジ精神旺盛になっていたんです。その姿を見て「留学って面白そうだな」と思いました。

翌日IBPの広告と出会い、直感で参加を決意

ーー親しい友人に良い変化があったとなると、自分も変われるんじゃないかと興味が湧きますよね。それからどのような経緯でIBP参加に至ったのでしょう?

佐藤

実は食事会の翌日、たまたま大学内でIBPの広告を見つけたんです。直感で「このプログラムに参加してみよう」と思い、すぐに電話で問い合わせました。きっと友人から留学の話を聞いていなかったら、IBPの広告はスルーしていたでしょうね。

ーーその場で問い合わせたんですか!? とても思い切った行動ですね!

佐藤

学生時代のときから、「思い立ったが吉日」を大切に行動していたので、IBPに惹かれるものがあったんだと思います。親からも「何事もチャレンジした方がいい」と背中を押してもらえました。

ーーちなみに、IBPのどのような部分に惹かれたのでしょうか?

佐藤

他の留学プログラムよりも内容がユニークだと思ったんです。また、海外企業のインターンが経験できたり、ビジネスに関するプログラムを中心に色々と組まれている点も魅力だなと感じましたね。実際に留学中の学びはとても充実していました。

大変な道に感じたIBP挑戦。だからこそ進んでみたかった

ーー直感で参加を決意したIBP、不安はありませんでしたか?

佐藤

もちろんありましたよ。日本とは異なる文化の国に行くわけですから、「新しい環境や変化に対応するのが大変だろうな……」と思っていました。ただそれで留学を断念しようと思うことはなかったですね。むしろその道に進もうという気持ちが強くなりました。

ーー逆にその道を進もうと思ったのはなぜでしょうか?

佐藤

昔から二者択一を迫られたときは、自分がより成長できる環境に身をおけるように、あえて大変な方を選ぶようにしてきたからだと思います。当時はIBPに参加することが、自分にとっては大変に感じることだったので選びました。

実際にIBP修了後の達成感は、英語力だけでなく、考え方など様々な面で自分の成長を感じることができたため、自分にとってはたいへん心地よかったのを覚えています。です。社会人として働いている今も、あえて厳しい環境に身を置くことを大事にしています

IBP参加中、修了後に感じたこと

ホームステイ先で感じた“多様性”

友人の留学話を聞いてからIBPに参加するまでとんとん拍子に進んでいった佐藤さん。現地での生活は、佐藤さんの価値観をアップデートさせたそうです。

ーー佐藤さんの生活の拠点はどちらでしたか?

佐藤

僕は、寮ではなくホームステイを選びました。滞在したのは台湾人のご家庭だったので、最初は「あ、アメリカ人の家じゃないんだ(笑)」とびっくりしました。

ーーそうだったんですね!会話は英語でしたか?

佐藤

僕には英語で、家族同士では中国語で会話していましたね。ちなみに食事もTHE・アメリカンではなく台湾料理がメインでした(笑)。そこも含めて「アメリカの“多様性”だな」と感じましたね。

ーーホームステイ先にも特徴があるんですね。ご家族はどんな感じだったのでしょうか?

佐藤

とても温かく僕を迎えてくれました。そのおかげで、僕もスムーズに彼らの生活に溶け込めました。

失敗を応援する文化に感動、自分もそういう存在でいたいと思った

ーー他に、IBPに参加して印象に残ったことはありますか?

佐藤

「失敗を応援する」という文化がある点に、とても感動しましたね。シアトルでは「諦めなければ絶対大丈夫」という考えが根付いていたんです。

ーー日本だと「失敗=許されないこと」として考えられがちですよね。

佐藤

そうですね。僕も留学前は「失敗したらダメだ!」とか「失敗したくない」という気持ちが強かったと思います。決して悪いことではありませんが、そこだけに捕らわれてしまうとチャレンジするのが怖くなってしまうのかなと。

でもIBPに参加して失敗を応援してもらえる環境があると知ってからは、「どんどんチャレンジしていいんだ!」と感じられるようになりましたし、「これからは自分も失敗を責めるのではなく、応援できる存在でいたいな」と思いましたね。

「どういう仕事をしていきたいか?」を考えるようになった

ーーチャレンジすることへの怖さが軽減したことで、何か変わったことはありますか?

佐藤

明確な目標を持って留学を志す人ももちろんいると思いますが、私の場合はそういったものはありませんでした。留学を通して、環境を変えれば、自分を成長させることができ、違うものが見えてくるのではないかと考えました。

結果、僕は海外でインターンを経験し、「自分が海外との懸け橋になるような仕事に携わりたい」と考えるようになった。留学をしていなかったら自分のやりたいことに気付けなかったかもしれません。

ーーでは、就職活動は自分のやりたい仕事ができる企業に挑戦したんですね。

佐藤

そうですね、修了後は海外に拠点がたくさんある日本の人材紹介企業に就職できました
その後も、海外拠点を3ヶ月くらいまわるプロジェクトを担当したり、大阪でインターナショナルチームの立ち上げにも挑戦しました。

その後の転職先でも、22か国籍からなる多様性に富んだ組織で、英語を用いながら様々な仕事にチャレンジすることが出来ました。

そういう機会を得られたのは、IBPの経験があったからだと思っています。

留学コーチに対する思い

「Want」を軸に、先の進路を決められるようにサポートしたい

最後、佐藤さんは、これからIBP参加を検討している人に、留学コーチとしてどのようなことを伝えていきたいと考えているのかを伺った。

佐藤

これまで受けてきた相談の中で多かったのは、IBP修了後の仕事に関することでした。留学する前から自身のキャリアについて真剣に考えていて、とても良いことだと思います。

その上で、私は「自分自身のキャリアを『Want』をベースに考えてみてほしい」と伝えていきたいです。もちろんIBP修了後はどこかの企業に就職しなければなりませんが、修了後の就職だけに焦点を当ててしまうと、入りたい会社や、やってみたい仕事が見えづらくなってしまいます。

少し長い視点で自分のキャリアを考えてみて、どんな会社でどんな仕事をしたいかを考えてみてほしいです。

ーー「Want」を軸にキャリアを考える上で、大切なことはありますか?

佐藤

未来のなりたい自分から逆算して導き出すことだと思います。実際に僕も、「自分が人生を終える時に、自分の人生を振り返ってみて、どう思いたいか?」を考え、そこから10年単位で「未来の理想的な自分」を書き出していきました。

人生はいまと過去の積み重ねで出来上がりますが、いまの行動や道を決める要素は想像した未来から導き出されると思うんです。「将来○○をしていたいから、今はこの道を選ぼう」みたいに。

ーー未来の理想像をイメージして、そこに向かって進むことが大切なんですね。

佐藤

そうですね。ただ人生は長いので、途中で理想とするゴールや進みたい道が変わることもあります。その時は進みたい道やキャリアを途中で変えてもいいんだということも忘れないでほしいです。決して悪いことではありません。

ときどき「ちゃんと決めた進路だからそのまま進まなきゃいけないんだ」と思う人もいますが、「それは違うよ、もっと変化していいんだよ」と伝えたいです。この世に普遍的なものは、ほぼ存在しませんから。

ーー進む道は、自由に変わっていい。とても素敵な言葉ですね。

佐藤

僕は人生もキャリアも「旅」だと思っているんです。旅行も、あらかじめ決まっているスケジュールを変更することってよくありますよね。なので変化を怖がらずに進んでもらえればなと。そのためにも「Should」や「Must」で考えるのではなく「Want」で考えてほしいです。皆さんにそう考えてもらえるように、僕も全力でサポートしていきます!

ーー最後に、留学を検討している人にメッセージをいただけますか?

佐藤

誰しも、自分の将来やキャリアに不安を感じているはず。でも、少なくともこの記事やIBPのWebページを見ているあなたはすでに大きな一歩を踏み出していると思います。自信を持って突き進んでください。

キャリアや人生を1つの旅として考える佐藤さんのアドバイスは、留学後のキャリアを考える上でとても重要な要素になるはず。留学後のキャリアについて悩んでいる人はぜひ相談してみては?

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