就職・転職活動が有利になる可能性を秘めたビジネス留学。ただ、参加するにあたり気になるのが、留学経験が未来にどう活かされているかという点です。
自身のキャリアについて考える上で、留学生はビジネス留学を経て何が変わったのか、どのようなキャリアを歩んでいるのかを知るのも大切ではないでしょうか。
そこで今回は、ICCコンサルタンツが運営するビジネス留学プログラム「IBP」の修了生に、留学前後で変わったことや、その後のキャリアに活かせているのかについてアンケートを実施!
ビジネス留学の経験未来の自分のキャリアに役立てたい人は、ぜひ参考にしてください!
IBPとは
「IBP」とは、ICCコンサルタンツが運営するビジネス留学プログラムのこと。
1年間でグローバルビジネスパーソンになれるプログラムが組まれており、留学生の約80%が、海外企業のインターンシップができる点を魅力に感じている。
数ある留学の中から、IBPプログラムを選んだ決め手は?(複数回答可)
目次
- 「IBP」修了生の多くが「ビジネス留学によって良い変化があった」と感じている
- 「IBP」の経験は、参加者のさまざまなキャリアに活かされている
- 「IBP」修了生が感じる「留学前・留学中に○○しておけば良かった…」と思うこと
「IBP」修了生の多くが「ビジネス留学によって良い変化があった」と感じている
まず気になるのが「『IBP』に参加した人にはどんな変化があったのか」という点です。
IBP修了生に行なったアンケート(複数回答可)によると、約60%の人が「行動力が前よりついた」と回答。次点で「英語で話す自信がついた」が55%、「自分自身を表現するコミュニケーション力」と「英語資料からの情報収集力」が42%と続く形となりました。
また割合は低いものの、「相手が求める資料を作る力」や「プレゼンテーションの際の説得力」「リーダーシップ」など、ビジネス面に欠かせないスキルに変化を感じた人も。ほとんどの留学生がIBPを通して何かしら良い変化を感じているようです。
あなたが「IBPプログラムを選んで良かった!」と思うところは何ですか?(複数回答可)
「IBP」の経験は、参加者のさまざまなキャリアに活かされている
自身にさまざまな良い変化をもたらしたと感じる人が多い「IBP」。
では、修了後のキャリアにはどう活かされているのでしょうか?
「海外企業とやり取りするときに活かされている」という声が多数
「IBP」修了生へのアンケート(自由回答)の結果、多くの人が「海外企業とやり取り時に活かされている」と感じているとのこと。修了生の生の声がこちら。
仕事で英語を使うとき「IBPで磨いた英語力が直接役に立っている」と感じます。
(20代女性・Fさん)
仕事で英語を使う機会も多いが、抵抗なく対応できている。
(20代男性・Kさん)
IBPプログラムで培った多国籍メンバーとのコンサルティング経験、インターン先で身につけた金融知識が、事業投資業務を行う上で役に立っている。
(20代男性・Oさん)
海外法人とやり取りする際のメールや会議での振る舞いに躊躇なく取り組めている。
(20代男性・Iさん)
多様性、柔軟性、広い視野で物事を見るスキルも仕事に役立っている
「IBP」で海外の人と接し、現地の文化や宗教に触れる機会が多くなったことで、日本にはないビジネス上の考えを受け入れる多様性、対応する柔軟性、広い視野で物事を見るスキルが身に付いた人もいるようです。
日本人同士でのコミュニケーションのようにはスムーズにいかないことを、留学の経験を通して単なる「情報」としてではなく「実感」として理解できている部分は大きいと思います。文化や背景の違いもあり、想定通りに進まないことを理解できているので、仕事で焦ることも少なくなりました。
(20代男性・Rさん)
多文化の国に行ったことで、あらゆる文化や宗教に触れられた。その結果、多様性を身につけ、(留学前と比べ)広い視野から物事を考えることができるようになったと思う。
(20代女性・Uさん)
小中学校で情報科と社会科を教えていますが、留学時の異文化体験は教科内容に活きています。またどんな環境やキャリアを選んだとしても、自分ならきっと適応できるという自信がついた。
(20代男性・Eさん)
自分のやりたいことキャリアの軸が見つかった人も!
他にも「IBP」の経験が、就職活動、やりたい仕事を見つける軸として役立ったという声も多くありました。ESや面接時の素材になった人もいるようです。
「IBP」の経験が、アメリカ移住や新しいキャリアをスタートする第一歩になった。
(20代女性・Mさん)
ES、面接の素材となった。また、キャリアを決めるときの軸となった。
(20代女性・Wさん)
自分が今本当にしたい仕事をその都度積極的に選択できるようになりました。
(20代女性・Tさん)
「IBP」修了生が感じる「留学前、留学中に○○しておけば良かった…」と思うこと
留学生のキャリアにさまざまな良い影響を与えることが分かった「IBP」ですが、修了生の中には「留学前、留学中にこうしておけば良かった」と感じた人も多いことが分かりました。
当時を振り返って「IBPプログラムの参加前、または参加中にもっとこうしておけば良かった…」と思うことはありますか?
英語をもっと学んでおけば良かった
「IBP」修了生の多くが、留学前に「○○しておけば良かった」と感じたこと。それは「事前に英語をもっと学んでおけば良かった」でした。英語力が高い状態でビジネス留学をしていれば、現地に馴染むスピードも速まったり、出来ることの幅が広がって色々なことに挑戦できたかもしれないと感じた人は多いようです。
<IBP参加者からの声>
英語で話す時間を留学前から国内で持っておけば、より楽しく実りある留学生活を経験できたと思う。
(30代男性・Kさん)
スピーキング能力を事前に高めておくと現地に馴染むスピードが早くなり、その分出来ることの幅が広がったと思う。
(20代女性・Jさん)
もっと積極的に現地の人と交流し、イベントに参加すれば良かった
留学中は、現地の人との交流やイベント参加などがあまりできなかった人もいたようで、「日本では経験できないことにもっと積極性を出せば良かった」という声が多く挙がりました。