IBP留学コラム

IBPマレーシア留学からグローバル人材へ!多民族国家での出会いとビジネス経験が、今の私を創る。
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IBPマレーシア留学座談会

海外大学での9か月間の学びと現地企業での3か月間のインターンシップ経験を通して、グローバル人材としての価値向上を目指すことができるIBP留学。
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今回は、IBP留学希望者および留学に興味のある方を対象に開催されたセミナーにて、「将来は英語を使って働きたい」という思いからIBP留学に参加し、現在では実際に海外事業に携わる阿部未瑛さんに、マレーシア留学の魅力やマレーシアでの経験が就活にどう活きたかを語っていただいた様子をお届けします!

スピーカー

 

IBP留学サンウェイ大学コース阿部未瑛(あべ みえい)

阿部未瑛(あべ みえい)

大学在学中の2019年にIBP留学サンウェイ大学コース(マレーシア・クアラルンプール)へ参加。大学を卒業後、ゲームメディア企業に総合職として入社。その後、日本のエンタメを海外に広めたいという思いから2023年10月に転職し、現在はエンターテイメント企業の海外事業部で東南アジアでの展示会などの企画・運営に従事する。

 

セッションをご一緒したスタッフ

 

株式会社ICCコンサルタント原山ゆうり(はらやま ゆうり)

司会:原山ゆうり(はらやま ゆうり)

株式会社ICCコンサルタント

 

目次

1.留学費用・東南アジアでのビジネス・多民族国家に惹かれマレーシア留学を決意

ICC原山さん(以下、原山)

今回はマレーシアに一年間留学をしていた阿部未瑛さんに来ていただいています。まずは自己紹介をお願いしてもいいでしょうか?

阿部未瑛さん(以下、阿部)

はい、阿部未瑛といいます。私は大学三年生の時に一年間休学する形で、2019年の8月から一年間マレーシアのサンウェイ大学に留学をしていました。

コロナもありつつ、2020年の8月に帰国してから就職活動を始めて、2022年の4月にゲームメディアの会社に総合職として入社し、PCゲームのメディアのディレクターのようなことをさせていただいていました。

そこからは、もともと日本のアニメを海外に広める仕事がしたいと思っていたので、2023年の10月にエンターテイメント企業の海外事業部に転職して、東南アジアでの展示会を作っていくような仕事をしています。本日はよろしくお願いします。

マレーシアに一年間留学をしていた阿部未瑛さん
原山

ありがとうございます。沢山質問したいことがあるので、早速聞いていきますね。まず、そもそもなぜIBP留学を選ばれたのでしょうか?

阿部

もともと留学したいなとは思っていたんですけど、「将来的に海外で働きたい」とか「英語使って働きたい」という思いが強くあったので、一年間の留学の中でビジネスまで実践できるところに魅力を感じてIBP留学を選びました。

原山

なるほど。キャリアを見据えて将来につなげるための留学という位置付けだったんですね。ではその中でなぜマレーシアだったのかっていうのが気になります。

阿部

ぶっちゃけ一番最初にマレーシアに興味を持ったのは留学費用が安かったからです。イギリスにも興味があったんですけど、留学費用が全然違ったことがきっかけでまずマレーシアに興味を持って、それからIBPのスタッフの方にお話を聞いたりマレーシアについて調べたりしていきました。

東南アジアに留学する人はまだまだまだ少ないと思うんですけど、ビジネスの目線で考えるとアジアや東南アジアを相手に取引する日本の会社や仕事は結構多いですよね。そういった意味で、新興国のマレーシアに留学したり実際に仕事をすることでビジネスで役立つ感覚を養えるんじゃないかなと思いました。

あとは日本で暮らしていると多民族国家などでいろいろな民族が共存してる様子にあんまりピンとこないじゃないですか。色々な文化や言語だったり習慣が、一番混じり合ってて面白そうだなっていうところで最終的には選びました。

2. 実際に訪れて感じた、多民族国家だからこその面白さと人々の優しさ

多民族国家マレーシア

原山

では実際にマレーシアに行ってみて、どんな国だったかっていうのを教えてもらっていいですか?

阿部

面白くて優しい国だなっていうのが、私の一言で表した感想ですね。

原山

面白くて優しい。どういうことですか?

阿部

面白くて、というのはマレーシアには3つの民族がいるので、その一つ一つに文化があって、生活の違いがあります。いい意味での違いもあれば、貧富の差や仕事の差といった格差的な悪い意味での違いもあるんですけど、全部ひっくるめて、日本じゃ味わえないような体験を色々とできたことが面白いと思ったポイントでした。例えば、マレー系の人が多い町と中華系の人が多い町とでは文化や食事、建物が全く違ったりということがあって、すごく面白いなと思いましたね。

原山

いろんなルーツを持つ人たちがいるっていうところですね。宗教も色々と混じっていますもんね。じゃあ、優しい部分ってどんな感じですか?

阿部

優しい部分は大きく二つあって、一つ目は英語を聞き取ってくれようとする人が多いところです。さっきも言った通り、マレーシアにはいろんな民族がいて、それぞれメインの言語は違うんですね。だから同じマレーシア人でも割とコミュニケーションエラーが起こったりするらしいんです。でもそれにも慣れてるから、日本人が英語に自信がなくてブロークンイングリッシュになったとしても、辛抱強く聞き取ろうとしてくれてる人がすごく多いという印象を受けました。

2つ目はやっぱり日本のことが好きな人が多いです。マレーシアはアジアの文化がすごく入ってきている国で、日本のアニメが流行ってたりすることもあって、日本のことが好きな人や、日本人に対してすごく優しくしてくれる人も多かったです。

原山

そっかそっか、人がすごく魅力的に聞こえますね。

3. 訛りのあるマレーシア英語に慣れることで磨かれるグローバル人材としての価値

IBP留学サンウェイ大学

原山

よく「マレーシアの人たちの話す英語ってすごく聞き取りにくいんじゃないか」とか「自分もそんな英語になるんじゃないか」と心配に思ってらっしゃる方がいるんですけど、何か感じたことってありましたか?

阿部

そうですね。アクセントに関しては正直人によるんですけれど、IBP留学の場合、サンウェイ大学のADTPコース*に一年間入る形なんですね。ADTPコースの人は結構英語が綺麗な人が多くて、もちろん訛り自体はあるんですけど、そこまで強くははないかなっていうのが私の印象ですね。

ただ、訛りがあることは悪いことじゃないと私は思っています。海外相手に働くってなると、やっぱりアジアや東南アジアの方と関わる機会も多いと思うんですよね。そういった中で訛りみたいなところを体験しておくと、将来的に海外で働いたり、海外と仕事するときに役立つかなとは思いました。

原山

本当にそうですよね。今後グローバルに働いていきたいなら、マレーシアの英語に慣れておくとすごく強みになりますよね

阿部

そうですね。それから自分の英語も訛るのかって話なんですけど、そこはならないかなって私は思っています。というか、すごく独特なのでそう簡単に真似できないですね。向こうの方が日本の訛りで話せないように、マレーシアの訛りも一年間行ったからと言ってすぐに習得できるものではないと思います。

*ADTPコース
ADTPとは米国大学編入コース(American Degree Transfer Program)を指す。マレーシアで1~2年間学んだのち、アメリカを中心とした海外大学への編入を目指す学生が在籍する。

4. 「マレーシア留学の希少性」×「東南アジア文化の理解」を強みに進めた就職活動

マレーシア留学の希少性

原山

留学相談を受ける中で、「マレーシア留学を就活に活かすことができるのか」ということを結構聞かれるんですけれど、何か就活をしていて思ったことはありますか?

阿部

そうですね。マレーシア留学ってやっぱり珍しいので、そこで引っかかってくれる人が多かったです。

実際に東南アジアと取引をしている企業に対しては、マレーシアで実際に勉強したり働いたりした経験や、東南アジアの独特な文化や仕事のやり方に慣れているというところがプラスになると思います。

原山

本当にそう思いますね。採用側としても、東南アジアの独特のペースに慣れてるっていうのはありがたく感じるんだと思います。何か投げかけても全然レスポンスが来なかったり、反応が遅かったりしてもそれを待てるとか。

阿部

そういった予定通りにならないみたいな文化を理解していたり、訛りのある英語が聞き取れたり、メール返ってこない時の対処法を知っているとか、出張に行ったときに現地の環境に慣れているかどうかみたいなところは、実際に生活して働いた経験がすごく大きな武器になるかなと思います。私は転職をしたんですけど、転職した時もマレーシア留学経験がすごく大きいポイントになったかなと思います。

原山

やっぱりそうですよね。話のネタもたくさんできるでしょうし、マレーシア留学での経験は就活に存分に活かせますね。

5. 最大の財産!留学先で出会った国際色豊かな友人たちと築き上げた深い絆

原山

これからIBP留学に飛び立つ人の中には、現地でのいろんな人との出会いを楽しみにしてる人が結構多いんですけれども、マレーシアでもいろんな出会いがありましたか?

阿部

そうですね。ADTPコースには留学生も多かったんですけど、そこで私はインドネシア人、ベトナム人、中国人、それとマレーシア人の友達ができました。大学が休みの期間には、ベトナムとインドネシア、それからマレーシアのコタキナバルに行って、その友達とご家族に会ってお家に泊まらせてもらったりもしました。

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