IBP留学コラム

【IBP奨学生体験談】大学卒業後に挑戦! 2カ国留学で広がるグローバルキャリアの可能性
【IBP奨学生体験談】大学卒業後に挑戦! 2カ国留学で広がるグローバルキャリアの可能性

将来グローバルな舞台で活躍したいと願う学生たちを応援する「IBPグローバル留学奨学金」*。今回は、実際に当奨学金に合格し、オーストラリアへ留学した後、現在ベトナムにてインターンをされている小泉さんにインタビューをしました。

こんな方におすすめの記事です!

  • 既卒留学に悩む学生
  • 就活やキャリアに悩んでいる大学3・4年生
  • アジアビジネスに関心がある就活生
  • 給付型の奨学金を活用して留学に挑戦したい方

「IBPグローバル留学奨学金」とは
海外留学に挑戦したい大学生(短大・専門・院生含む)を応援する、返済不要の奨学金プログラム。対象の留学は、世界のビジネス都市で大学授業と海外インターンを経験し、圧倒的な自己成長とビジネススキルの取得を叶える、IBPビジネス留学。

IBP留学生/プロフィール

小泉 啓祥 (こいずみ けいしょう)

  • 参加コース:オーストラリア・グリフィス大学
  • 参加年次:大学卒業後

「大学卒業してから、留学?」
大学を卒業してからの留学は大変勇気がいると思います。正直に言いますと、既卒で留学をしたことについては、「良かった点」と「後悔している点」があります。
今回は、オーストラリアでの大学生活やベトナムでのインターン経験を含め、実際に既卒留学をして感じたことを、率直にお話していきたいと思います。

目次

  1. 【IBP奨学生の留学前】大学卒業後、就職ではなくIBP留学を選んだ訳
  2. 【オーストラリア留学】グリフィス大学での学びとブリスベンでの人脈形成
  3. 【海外インターン】ベトナムでコンサルティンングインターン
  4. 【IBP奨学生の留学後】IBP留学で自己成長とキャリア観の変化を実感
  5. 【奨学金】IBP留学奨学金応募のアドバイス
  6. 【まとめ】IBP留学でキャリアの可能性を広げよう

1. 【IBP奨学生の留学前】大学卒業後、就職ではなくIBP留学を選んだ訳

1.1 理由1:キャリアを見据えた海外インターン

小泉

IBP留学を選んだ一番の理由は、海外インターンまでできる留学だからです。
これまでに、短期留学で英語を学んだ経験はありました。しかし、その時は留学をした後のことまで考えていませんでした。一方で、IBP留学ならインターンを含めて最後までやり抜けるし、サポートもしっかりしているので、今後のキャリアを見据えてIBP留学を選びました。

【POINT】留学前〜留学後まで!IBP留学の徹底サポート

  • 留学前
    各種手続き、出発前オリエンテーション、英語学習支援、キャリア勉強会
  • 留学中
    現地オフィスサポート、到着時オリエンテーション、インターンサポート など
  • 留学後
    就活・転職サポート、OBOGコミュニティイベント

1.2 理由2:オーストラリアの多国籍環境で、固定観念を打破

オーストラリアを選んだ理由は、2つあります。1つ目は、以前行ったことがあり、行きやすいというのと、時差がほとんどないことです。2つ目は、オーストラリアの多国籍環境です。さまざまな人、考え方に触れ合うことで、自分の固定観念を壊せるのではないかと考えました。

小泉

実際、現地の大学には、オーストラリア人の学生以外にも、アメリカやアジア各国からの留学生もたくさんいらっしゃったので、国際色豊かで、様々な考え方に触れることができました。

2. 【オーストラリア留学】グリフィス大学での学びとブリスベンでの人脈形成

2.1 大学授業:SNSマーケティング×グローバルビジネスの授業

小泉

留学先のグリフィス大学では、日本での専攻とは全く異なるビジネス系の授業を履修しました。
日本では法律を学んでいましたが、留学先では、グローバルビジネスとアジアビジネス、加えてSNSマーケティングの授業を履修しました。
SNSマーケティングは初めて学ぶ領域でしたが、教授がすごく丁寧に教えてくれました。図書館も使いやすく、自主的に勉強しながら、なんとか乗り越えられました。
授業中のディスカッションもかなり面白くて、知識だけではなく、いろんな角度からの意見を重んじている印象を受けました。そのため、知識がないから無理だということは全くありませんでした。

2.2 授業内容:100%英語漬けで大学授業、ついていける?

授業には積極的な参加が求められます。毎回の授業で最低でも1回グループディスカッションがありました。また、先生にいきなり当てられることもありました。正直、留学生向けの英語コースに行ってからの学部授業だったので、最初は英語のスピード感に全く慣れませんでした。
しかし、教授や周りの生徒に「英語が苦手だ」と伝えると、親身になってわかりやすく話してくれました。なので、英語力に関しては、それほど気にしすぎなくても大丈夫だと思います。

小泉

僕の取っていたアジアビジネスの授業では、日本の企業が例として挙げられることがよくありました。そのため、日本人としての観点や意見を述べる機会も多く、いい雰囲気で授業を受けられました。

2.3 課外活動:社会人交流イベントで「多様なキャリア」を知る

授業以外の課外活動については、主に2つあります。

1つ目は、マラソン大会です。グリフィス大学の周りは、山や高低差が大きい場所が多く、自然の中を走りながら楽しみました。

2つ目は、日本人のビジネスパーソンと交流できるコミュニティへの参加です。
自分が既卒生で、就職も目の前にある中で、「どうこれからのキャリアを築いていくか」を考えていた時に、多様なキャリアのあり方を知りたいと思いました。オーストラリアの日本人コミュニティで「移住後どういった働き方をしているのか」などを伺い、自分のキャリア形成の参考にさせていただきました。

小泉

大学卒業してから1- 2年インターンしたり、留学で他の世界を見てみたりすることは、日本ではまだ受け入れ難いことかもしれません。しかし、そういったものに折り合いを付けて、この留学経験を自分のキャリアに活かせることは、とても良い選択だったと感じています。

3. 【海外インターン】ベトナムでコンサルティングインターン

【POINT】2カ国留学も叶う!選べるオーストラリアorアジアインターン

IBP留学グリフィス大学コースでは、オーストラリア・ブリスベンにて大学期間を過ごした後、インターン先をオーストラリア全土(メルボルン・シドニーなど)、またはアジア圏(シンガポール・ベトナムなど)から選択できます。

3.1 ベトナムインターンの決め手は、物価の安さと急成長ビジネス

ベトナムでは日系のコンサルティング会社でインターンをしています。この会社では、クライアントのコンサルティングファームに向けた勉強用商材や、業界の知識を持っている人の紹介をする「スポットコンサル」をしています。

ベトナムをインターン先に選んだ理由は2つあります。

① 物価が安い
既卒留学ということで、周りからの支援もなかなか得られない中、物価が安いことは大きな魅力でした。また、インターンが有給だったこともあり、この会社を選びました。

② 急成長するベトナムのビジネス
東南アジアの中で成長率がトップであるベトナムは、ビジネスの変化も著しく、それを間近で見てみたいという思いがありました。

3.2  多国籍環境で働く経験と、就活にも活かせるビジネススキルの習得

インターンをしていて1番初めに直面した壁は、ビジネス経験や社会人経験がない自分と周りとのギャップです。そのため、まずはビジネスメールの作成や報連相を意識的にするなど、基礎的な部分から鍛えて、課題解決に取り組んでいます。これらは、日本の企業での就職を見据えた、基礎スキルの習得にも繋がっています。

職場環境は、日系の会社ではありますが、日本人以外に40人ほどのベトナム人スタッフ、中国や韓国の方など多国籍なチームで働いています。そこで、異文化の仕事観にも触れることができています。

小泉

職場では、日本語と英語を使っています。ビジネス英語に関しては、チームで会話をし、場をこなしながら慣れていっている感じですね。

3.3  経済発展を間近で体感!ベトナムインターンの魅力

ベトナムでのインターンは、柔軟な働き方や文化の違いを体感できています。
例えば、ベトナムの企業文化では、フレックスタイムが一般的で、8時出社のはずが10時に来て5時に帰る人もいるなど、日本とは異なる働き方があります。
また、急速な経済発展を背景に、伝統的な暮らしと最新のビジネス環境が共存している点も特徴的です。ベトナムでの生活は二極化しており、日系・欧米企業で働く人々と、地元の屋台や伝統的な仕事に従事する人々が混在しています。街やビジネスの発展を直接感じられる環境があり、最近では電車の開通など、都市の変化を目の当たりにしています。

4. 【IBP奨学生の留学後】IBP留学で自己成長とキャリア観の変化を実感

4.1 オーストラリア×ベトナムの2カ国留学で価値観を再構築

小泉

留学を通して、自分の「生きる強さ」が大きく成長したと感じます。日本を離れ、異なる文化を持つ2カ国で新たな挑戦を続ける中で、これまで気づかなかった自分の強みを発見しました。

オーストラリアでは多様な価値観に触れる中で、自分の考えと深く向き合い、葛藤する時間を過ごしました。その後、ベトナムでの2〜3ヶ月の経験を通して、さらに自分の価値観を再構築し、多くの強みを再認識することができました。

4.2 大学3・4年生必見!就活前にアジアインターンはおすすめ

小泉

アジアインターンは、特に「生き抜く力」がある人にとって非常に楽しく、刺激的な経験になります。

特に就活を控えた大学3.4年生にとって、海外で働く日本人と直接交流できる機会は、キャリア形成に大きな刺激を与えると思います。中でも、アジアビジネスに興味がある人、成長市場で挑戦したい人には、ベトナムインターンがおすすめです。

4.3 既卒留学の良かった点と後悔した点

小泉

既卒留学の決断に関しては、正直、良かった点と後悔も半分あります。

良かった点は、インターン先の企業にそのまま入社する選択肢が得られたことです。既卒だからこそ、選択肢が広がり、柔軟にキャリアを築くことができました。

一方で、後悔している点としては、キャリア形成をもっと早い段階、例えば大学2・3年生のうちにIBP留学を経験しても良かったのではないかと感じることです。より早い段階でビジネスインターンを経験し、キャリアについて深く考える機会を持つことができれば、さらに充実した選択肢が広がったかもしれません。

5. 【留学奨学金】IBP留学奨学金応募のアドバイス

5.1 IBP奨学金応募時に意識したポイント

僕自身がやっていたことは、自己分析です。以下は実際に僕が実践していた方法です。

  1. 自分の過去の経験を振り返る
  2. 過去から「なぜ留学に行きたいのか」をブラッシュアップ
  3. 留学を経てどんな未来を得たいのかを考える
  4. IBP留学が今の自分にあっているのかどうかを考える
  5. 留学で何を成し遂げたいのかを言語化する
小泉

僕は、留学で何を成し遂げたいかっていうところを特にブラッシュアップして面接に臨みました。面接では、自己分析と留学に対する考えを明確にすることが大事になると思います。

【PONT】2025年IBP留学奨学金は「25卒生」も対象!

第35回IBP グローバル留学奨学金は、2025年3月卒業予定の方も対象です。留学の出発時期は、2025年秋・2026年春・2026年秋から選べますので、卒業後のキャリアに悩んでいる方は、是非このチャンスを掴んでください!

5.2 留学を考えている方へメッセージ

とりあえず、なんでも経験してみないとわからない。やりたいと思ったら飛び込んだ方がいいと思います。留学は、30過ぎてからでも行くことはできますが、留学に今行くのと、後に行くのとでは全然見え方が違います。

今見えるものをしっかり見て、経験してみて、自分の30代を決めてもいいのではないかなと思います。

6. 【まとめ】IBP留学でキャリアの可能性を広げよう

IBP留学は、①短期集中の英語研修や大学での講義、②ビジネストレーニング、③海外インターンの3段階で、圧倒的な自己成長と理想のキャリア形成を叶えるプログラムです。

第35回IBPグローバル留学奨学金の応募期間は【2025年3月10日〜4月14日】です。
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