大学概要
〈創立年〉
2010年
〈所在地〉
マレーシア・クアラルンプール近郊(セランゴール州)
〈学生総数〉
約8,000人
〈学期〉
3学期または4学期制(プログラムによって異なる))
〈特徴〉
東南アジア随一のコングロマリットであるサンウェイグループが開発した、サンウェイシティにある大学。サンウェイシティ内は、テーマパーク、巨大ショッピングモール、総合病院、住宅、教育機関などが、電気バスのルートで結ばれており、利便性の高い、エコとデジタルをテーマに開発された街。サンウェイ大学は、質の高い教育、SDG’s と地球環境、イノベーションと起業を大学教育の柱としている。英国ランカスター大学やフランスのル・コルドンブルーのダブルディグリー制度など、世界レベルの教育を誇る。
〈大学ウェブサイト〉
https://university.sunway.edu.my/
Life in Kuala Lumpur
〈日本との時差〉
マイナス1時間
〈気候〉
熱帯雨林性気候。赤道に近く、1年を通じて常夏(27〜33C)。スコールは年間を通して多い。
〈通貨〉
マレーシア・リンギット
〈留学生活〉
多民族・多文化・多言語のダイバーシティ溢れる生活環境。人口3200万人のうちマレー系(66%)、中国系(26%)、インド系(8%)が3大民族であり、それぞれの宗教、言語、文化を尊重し合いながら、平和に暮らし、共存する社会。国教はイスラム教であり、公用語はマレー語のため、ハラルやモスクなどイスラム教を身近に感じることができるが、社会の共通語としては英語が広く使われている。社会的インフラは発展途中であるものの、デジタル化が急速に進み、モバイル決済などのテクノロジーなどが社会に広く浸透している。また、物価は概ね日本の1/2〜2/3で特に食費と交通費が安く、大学周辺では一食200〜400円程度で食事が取れる。
〈滞在方法〉
大学に隣接する大学寮に個室滞在となる。個室には、ベッド、ワードローブ、空調、Wifiなどが備わっており、キッチンやバスルームはフラットメイトと共同で使用。寮内には、食事が取れるカフェテリア、ランドリーコーナー、トレーニングジム、学生ラウンジ、コンビニエンスストアなど、生活に必要なものは全て揃っている。通学は徒歩でも5-10分程度、シャトルバスの運行もあり。
気になるマレーシア留学Q&A
■マレーシアの英語事情は?
多民族国家のマレーシアでは、マレー語、広東語、福建語、北京語、タミル語など様々な言語が飛び交っています。社会やビジネスの現場では共通語として広く英語が話されており、幼児から高齢者まで多くの人々が英語を流暢に話します。一人が複数の言語を話すことが当たり前の環境であり、中国語など英語以外の言語を積極的に学ぼうとする留学生も数多くいます。また、アジア特有の英語のアクセントや言い回しなどを知っておくことは、将来グローバルに仕事をする場面などでは多いに役立つでしょう。
■多宗教の国とは?
国教はイスラム教ですが、信仰の自由が認められており、他に、道教、仏教、ヒンズー教、キリスト教など様々な宗教を信仰する人たちがいます。イスラム教といっても穏健派であり、宗教間の対立やテロ行為など全くみられず、他者を尊重しながら、人々は宗教の教えを心の拠り所として穏やかに生活を送っています。イスラム教ならではのハラルに触れる機会も多く、食品だけでなく、イスラム金融やハラルツーリズム、ハラル化粧品など、生活の隅々まで浸透するハラルを経験することができるでしょう。
■治安は?
世界平和指数(Global Peace Index 2020)において、マレーシアは163カ国中20位に位置しており、アジアでは、シンガポール、日本、ブータンに次いで4位となっています。また日本人の移住したい国No.1に選ばれるなど、シニア層のロングステイや教育移住、修学旅行先としても人気があります。異なる民族同士が、互いを認め合う文化が社会に深く根付き、人種差別もなく、親日で暮らしやすい国です。
■インターンシップの様子は?
商社、貿易、IT、医療、メディア、ホスピタリティなどで実績があります。ローカル企業や外資系企業の他、日系企業もマレーシアには約1500社進出しており、様々な選択肢があります。どの職場も従業員は多民族で構成されることが多く、英語を共通語としながらも、マレー語や中国語など複数言語が飛び交う現場も珍しくありません。まさに異文化の中で、チームワークを駆使し、逞しく仕事を遂行していく力が養われます。