IBPグローバル留学奨学生インタビュー vol.2
将来グローバルな舞台で活躍したいと願う学生たちを支援する目的で創設された「IBPグローバル留学奨学金」。欧米からアジアまで、世界をリードするビジネス都市への留学と、現地企業でのビジネスインターンを通して、ビジネス分野での深い知識の習得と実践的スキルを身につけるための最高の機会を提供しています。
今回は、IBPグローバル留学奨学金に合格し、2023年にIBP留学bellevue collegeコースへ参加した山口さんにインタビューをしました。IBPと奨学金の理解を深めるために、ぜひ参考にしてみてください。
IBP留学生/プロフィール
山口郁
参加コース: Bellevue college
大学2年を修了した2023年にIBP留学bellevuecollegeコースへ参加。現在も日本の大学に在学。日本の大学では社会学を専攻し、幼児教育について研究した。留学中も、コミュニケーション学、社会学、教育学の授業を主に履修した。
海外大学での9か月間の学びと現地企業での3か月間のインターンシップ経験を通して、グローバル人材としての価値向上を目指すことができるIBP留学。
くわしくはこちら
目次
- ただ学ぶだけの留学ではなく、インターンも経験したくてIBPへ
- シアトル留学前の準備は英語に集中
- たくさんあった留学中の目標。ビジョンボードで可視化し、「夢を考える機会をつくる」と言語化
- 若いうちから夢や目標を明確にすることで人生が大きく変わる
- シアトルにあるNPOでボランティアも体験
- シアトルの大学授業は少人数で双方向型の授業は日本とは全然ちがった
- シアトルにあるNPOでボランティアも体験
- ルームメイトとの出会いが留学を更に濃いものにしてくれた
- 友人にも手伝ってもらいながら自己分析。無事挑戦したいインターンを獲得
- 実際の教育現場で、実務的なインターンを経験
- 将来について悩む際も、ICCの現地サポートは支えになった
- IBP留学を通じて、実践力に加えてマインドも成長したと実感
- これから奨学金に応募する、または留学をしたいという方へ
1. ただ学ぶだけの留学ではなく、インターンも経験したくてIBPへ
高校生の頃から大学在学中に留学したいと思っていました。
ただ留学するのではなく、より豊かな経験ができる留学がしたかったため、IBPを選びました。大学で学ぶだけではなく、授業に関連した企業でインターンができるというところに魅力を感じたからです。
2. シアトル留学前の準備は英語に集中
出発前は、まずは英語の勉強に取りかかりました。
英語自体はあまり得意ではなかったので、留学に行きたいと思っているときから少しずつ勉強を始めました。
3.たくさんあった留学中の目標。ビジョンボードで可視化し、「夢を考える機会をつくる」と言語化
留学の目標はたくさんあったので、ビジョンボード(*)を出発前に作りました。学生に夢を考える、自分と向き合う機会を増やすためにどんなことができるのかを学ぶことを目標にしていました。
(*)IBP出発前講座ではビジョンボードを作成し、みなさんの留学の目的を明確にします。
4. 若いうちから夢や目標を明確にすることで人生が大きく変わる
私は2021年に大学受験を経て、無事大学生になれましたが、将来どんなことをしたいのか、どんな人になりたいのかが全く見えていませんでした。
また私だけでなく、本当の夢や目標を持っていない人が多いということを知りました。自分自身のことで振り返れば、自分の本当に達成したい目標や叶えたい夢について考える時間をもっていなかったと気がつきました。 夢や目標を持っているか持っていないかではその人の生き方が全く違うものになります。学生のうちから、自分と向き合い、夢や目標を考えることをすれば、その人自身の人生が豊かになり、社会全体がより活発になるのではないかと思い、この目標を設定しました
5. シアトルのベルビューカレッジで印象に残った3つの履修科目
心理学
特に一番印象に残っている授業が心理学です。
一番基礎の授業をとったのですが、さまざまな心理学の分野を勉強しました。神経科学から「学ぶ」とはどのように行われるのかなど、この授業だけでかなり人間の身体と精神について学ぶことができました。授業自体は、かなりハードで毎週小テストが行われるので、毎回教科書約60ページを読まなくてはいけませんでした。また大きなテストとグループプレゼンテーションをそれぞれ2回しなくてはいけなかったので、他の授業の課題やそのほかのことを両立することに苦労しました。
Introduction to sociology
日本でも社会学を専攻しているので、日本の授業と比較できて非常に面白かったです。
国が違うとやはり重要視している部分も異なるので、日本とアメリカの社会を比較でき楽しく授業を受けることができました。
intercultural communication
1学期目にとったこの授業はかなり内容が専門的だったため、はじめはついていくことに苦労しました。
授業内で毎回行われたディスカッションは、さまざまな国籍の学生たちで意見を出し合い、新しい考えに触れられる時間でした。
6. シアトルの大学授業は少人数で双方向型の授業は日本とは全然ちがった
ベルビューカレッジでは、授業形式や授業の進め方に日本との違いを感じました。日本の大学での授業はコロナの影響もありほとんどがオンライン授業で、対面授業でも生徒数が多く、教授の話を聞くのみの授業形式がほとんどでした。
アメリカでの授業は、基本少人数(多くて20-30人)なので、授業中にディスカッションの時間が設けられていました。学生同士で意見を交わし合うことで、毎回さまざまな角度からそのトピックについて学ぶことができました。
7. シアトルにあるNPOでボランティアも体験
AZPというNPO団体でボランティア活動をしていました。主にブログの更新と学生たちにむけて行われる講義のサポートをしていました。
8. ルームメイトとの出会いが留学を更に濃いものにしてくれた
ルームメイトです。夏から一緒に住み始めたルームメイトには多くの刺激をもらいました。私たちはよく話題のトピックについて真剣に話し合っていました。英語力がついただけでなく、考え方や視野を深く、広げてくれました。
ここには書き切れませんが、ルームメイトのおかげで私の留学は濃いものになったと思います。
9. 友人にも手伝ってもらいながら自己分析。無事挑戦したいインターンを獲得
私は友達と話しているときに、自分でも気づいていなかった自分の強みを見つけることとができました。
大学で、教育学を履修していたので、教育業界でインターンを探してたところ、知り合いの方に「私のやりたいことに近い職場を紹介できるよ」と紹介していただきresumeとインタビューを受けて、働くことになりました。私はインターン捜しであまり苦労はしませんでしたが、アメリカでは人脈が大事なので、自分の目標ややりたいことを人に話していたことが、インターン獲得に繋がったと思います。
10. 実際の教育現場で、実務的なインターンを経験
日本から駐在でアメリカに来た日本人の学生やアメリカで生まれ育った日本人の学生に国語、英語、数学を教える学校でインターンを経験しました。
授業は主に、英語と日本語で行っていました。授業だけでなく、カリキュラムの作成、教材の作成、イベントの開催もしました。私は、ビジョンボードワークショップを開き、15人の参加者にビジョンボードを作成してもらいました。参加者からは、参加して良かったとのお声をいただけて嬉しかったです!
11. 将来について悩む際も、ICCの現地サポートは支えになった
現地のスタッフの方にはたくさん相談に乗っていただきました。留学生活のことだけでなく将来のことについても話すことができ、心の支えになりました。
12. IBP留学を通じて、実践力に加えてマインドも成長したと実感
大学での授業だけでなくインターンシップの経験を通じて、自分の強みを伸ばすことが出来たと思います。
また、自分の苦手な分野でも、解決方法を探しアプローチをするスキルを伸ばすことができたともいます。また、同期にはパッションを持った人たちが多くいたため、切磋琢磨しながら自分の目標に向かって進んでいけました。モチベーション維持の点でも成長できたと思います。
13. これから奨学金に応募する、または留学をしたいという方へ
留学では、英語力が伸びるだけでなく、人脈、視野、考え方が広がります。留学をしていたこの1年は私の人生において十分すぎるほど満足のできた1年でした。もちろん大変なこともたくさんありましたが、アメリカで出会った人たちのおかげで、楽しむことが出来たと思います。留学に行くか迷っている方はぜひ一度挑戦してみてください!!