【実体験】ハワイで有給インターンを獲得!〜海外インターン探し方ガイド・アメリカ編〜
こんにちは、IBP留学サンフランシスコ州立大学コースのよっちです。現在は、ハワイのメディア企業で、営業の仕事をしています。今回は、私がハワイで仕事を獲得するまでに実践した、アメリカでの就活・インターン探しの方法をお話します。海外インターンに興味がある方、IBP留学を考えている方に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。過去の仕事探しをしていた時の自分に向けて、3つの本気アドバイスも考えてみたので、是非最後までご覧ください。
海外大学での9か月間の学びと、3か月〜の現地企業インターンシップを通し、グローバルに活躍できる人材へと成長する、唯一無二のIBPビジネス留学。
<ライター>
よっち
IBP留学サンフランシスコ州立大学コース(アメリカ)
2023年8月〜 サンフランシスコ州立大学に留学
2024年7月〜 ハワイのメディア企業にてインターン
目次
- アメリカでの就活のリアル
- 1-1 OPTでの仕事探しの難しさ
- アメリカでのインターンシップの探し方3選
- 2-1 【方法1】求人情報サイト
- 2-2 【方法2】リクルーター
- 2-3 【方法3】コネクション
- 海外インターンを獲得する3つの本気アドバイス
- まとめ
1. アメリカでの就活のリアル
1-1. OPTでの仕事探しの難しさ
OPT(Optional Practical Training)とは
学生ビザで就学している学生が、専攻した分野と関連のある職種で、企業研修を行うことができるビザです。IBP留学の以下アメリカコースでは、OPTを利用したインターンシップが可能です。
対象コース:ワシントン大学 / シアトルセントラルカレッジ / サンフランシスコ州立大学
- 3ヶ月〜最長12ヶ月まで延長可能
- インターン先は全米対象
- 有給の可能性もあり
単刀直入に言わせてもらうと、アメリカでOPTを使って有給の仕事を獲得するのは、かなり大変です。おそらく、OPTで仕事探しをしているほとんどの人がそう感じていると思います。
具体的には、1年間という期限があるのが、OPTの一番厳しい部分です。これは企業側から考えれば当然のことで、1年間育成しても、期限切れでさようならになるくらいなら、他のビザ保持者を優先するよねって話です。社会人経験でスキルがあまりない学生だったらなおさらハードルは高くなります。ただ、そんな厳しい状況でも有給で仕事を獲得している人はたくさんいます。
私自身も、アメリカで働いてみたいという気持ちだけでIBP留学に参加しました。そして、学生で社会人経験もない状態から有給の仕事を獲得できました。なんだかんだ、周りの友達も有給で仕事を獲得できていたので、戦略を練って行動すればだれでもチャンスはあると思います。
2. アメリカでのインターンシップの探し方3選
では、実際にアメリカでインターンを獲得するには何をしたらいいのか。インターン探しの方法には以下の4種類があります。
- 求人情報サイト
- リクルーター
- コネクション
- ボランティアや無給インターンから有給インターン
それぞれの方法にはメリット、デメリット、また、人によって向き不向きがあります。自分に合うと思った方法を選択しましょう。4つのうち1つに絞らなければいけないというわけではないので、それぞれ組み合わせることも可能です。
私がこの中で選択した方法は、①外部からの応募と②リクルーターです。③コネクションからのアプローチも狙ってはいましたが、個人的にコネクションを広げるのが苦手だったので、以上の2つの方法をメインで使用しインターン探しをしました。
※今回私が経験しなかった、④ボランティアや無給インターンから有給インターンを獲得する方法に関しては、説明を省略します。
2-1. 【方法1】求人情報サイト
Indeedなどのウェブサイトから企業のジョブポストに応募する方法です。基本的には、応募する際にレジュメを添付して、それで選考されます。私が実際に使っていたプラットフォームは、Indeed、glassdoor、Handshake、LinkedIn、Vivinaviです。最初は、気になる募集にはすべて応募していましたが、50社以上送っても、全く返信をもらえませんでした。なので途中から、自分の強みを生かせる募集だけに絞ることにしました。
日英バイリンガルであることや営業のインターンシップ経験、マイクロソフトのカスタマーサポートのボランティア経験など、私の強みやこれまでの経験が生かせる仕事に絞りました。最終的に、約100社ほど応募して、返事をいただけたのは2~3件でした。
<こんな方におすすめ>
求人情報サイトからの応募をお勧めする人は、職務経験がある人、またはやりたいことと専攻がマッチしている人です。この方法が一番競争率が高いので、多くの人と比べられてもそこで突出できる経験、またはスキルがある人にはお勧めです。この方法では、レジュメやLinkedInのプロファイルのみで選考されます。なので、この2つでどう自分をブランディングして、企業の人事の方に注目してもらえるかがカギになってきます。
2-2.【方法2】リクルーター
この方法は私が最終的に仕事を見つけた方法になります。
リクルーターは基本的に企業から紹介料をもらっているので、応募者側がお金を払う心配はありません。(一部、応募者から料金を取るリクルーターもいます。この場合でもオファーレターをもらうまでは無料なことがほとんど)なので、どんどん使っていこうというのが私の見解です。リクルーターは、もちろん就職活動のプロなので、いろんな相談に乗ってくれるだけでなく、レジュメの添削、面接の練習なども行ってくれます。
リクルーターと繋がる方法は2種類あって、①LinkedInや人からの紹介などで個人のリクルーターと繋がる方法と、②QuickUSAやPasonaなど企業のリクルーターとサイトに登録をして繋がる方法です。
私はトータル6人のリクルーターと繋がり、それぞれの方に仕事を斡旋してもらいました。正直に言うと、全員が親身になってくれたわけではないです。1か月以上連絡がこないことも多かったです。そういう際は、「面接があるから対策をしてほしい」「レジュメの添削をしてほしい」とこちらからアクションを起こすことが重要です。
<こんな方におすすめ>
この方法は、私のように社会人経験がない人で、やりたいことがそこまで具体的でない人におすすめです。ただ、これはあるリクルーターに直接聞いた話なのですが、OPTの募集自体かなり珍しく、時期によっても多かったり少なかったりするので、リクルーターだけに頼り切ったインターン探しはお勧めしません。
2-3.【方法3】コネクション
この方法で私が伝えられることは少ないですが、何点かポイントをお伝えしておきます。この方法は言い換えると、人からの紹介で仕事を見つけるということです。正直言うと、1番おすすめの方法です!
コネクション構築方法には2点ポイントがあります。
1点目は、フェイスブックやラインのグループに入ることです。私のいたサンフランシスコには、OPTで仕事を探している学生が参加しているライングループがありました。そこでは情報交換やたまに仕事の募集も行われていたので、まずは参加することをお勧めします。2点目は、日本の大学のOB・OG会に参加することです。これは、私の友達がやっていた方法なのですが、現地に大学のOB・OG会がある場合は参加することを強くお勧めします。そこで、コネクションを広げている友達がいました。
<こんな方におすすめ>
この方法をお勧めする人は、社交性があって、イベントに参加するのが好きな人です。仕事探しの観点だけでなく、コネクションは人生にとってとても大事なことになってくると、今になって感じているので、積極的にコネクションを構築していくことをお勧めします。
3. 海外インターンを獲得する3つの本気アドバイス
3-1.【心得1】やりたいことを明確にしよう
まず第一に、やりたいことを明確にしましょう。なるべく具体的に考えましょう。例えば、IT企業で働きたいという気持ちがあるならば、そこでどんなことをしたいのかを具体的に考えましょう。この時のポイントとしては、現状を考慮しないということです。今の自分では無理だと思っていると思考が小さくなってしまうので、思考に制限がかからないようにやりたいことを考えてください。
<やりたいことを明確にすると得られるメリット>
- コネクションから仕事に繋がりやすい
まず、コネクション構築で、人と繋がる際にOPTで仕事を探していると言うと100%聞かれる質問が、「何をしたいの?」です。その際にやりたいことを具体的にしておくと、その後仕事を紹介してもらえる可能性が高くなります。ここで、やりたいことが不明確だと、紹介する側も紹介しづらくなってしまいます。 - レジュメを書けるようになる
次に、レジュメを書けるようになることです。上記で紹介したどの方法でも、レジュメは必要になってきます。レジュメを書く際に、やりたいことが明確だと、レジュメを書きやすいだけでなく、一貫性のある分かりやすいレジュメを書くことができます。
こんなアドバイスをしている私ですが、OPTで仕事探しをしていた時、やりたいことが明確になっていませんでした。私の場合は、アメリカで仕事をしてみたいという抽象的な目標だけがあって、具体的にやりたいことは特にありませんでした。なので、そういった方に向けて、追加でアドバイスをするとしたら、自分のできることを明確にするということです。
先ほども話したように、私は求人情報サイトからの応募をする際、自分の強みを生かせる仕事だけに制限しました。私は、この強みを軸に、応募する企業によってやりたいことを柔軟に変更していました。つまり、やりたいことと自分の強み、この2点を明確にすることがとても重要です。
3-2.【心得2】レジュメはつべこべ言わず今すぐ書くべし
やりたいことが明確になったら、すぐさまレジュメを書き上げてください。私は、8月に留学してから、レジュメを書き始めたのが、1月でした。レジュメを書くのがめんどくさくなる気持ちはよくわかりますが、なるべく早く書き上げましょう。理由としては、チャンスを最大化できるからです。やりたいことが明確で、レジュメを準備していれば、自分のやりたい仕事の募集が来た時にすぐに応募できます。例えば、ミートアップで自分が興味のある企業に勤めている人と知り合えたとして、もしかしたら空いているポストがあるかもしれないと言われたら、すぐにレジュメを渡せるように準備しておきましょうということです。
ただ、1点注意してほしいのは、レジュメは一度書いたら完成というわけではないということです。常に、アップグレードを繰り返しましょう。
私も、10回以上はレジュメを修正しました。レジュメを書く際は必ず誰かに添削してもらいましょう。できれば、英語ネイティブの人だといいですね。私の場合は、大学のキャリアアドバイザーとICCスタッフに手伝ってもらいました。
3-3.【心得3】人に頼りまくろう
最後のアドバイスは、「人に頼りまくろう」です。正直、就活を一人でやってもなかなかうまくいきません。その道のプロになるべく頼りましょう。大学のキャリアアシスタントやICCスタッフ※、リクルーター、頼れるものはすべて活用して乗り越えましょう。希望があれば、私も協力できたらと思っています。その際は、LinkedInでご連絡ください。(アカウント名:Yoshimoto Mori)
OPTで仕事を見つけられるかは、半分運だと考えています。先の2つのアドバイスも、仕事を獲得するための確立を上げる方法論にすぎません。リクルーターやIBP留学の先輩、現地の日本人、大学の教授などいろんな人と繋がって、仕事を紹介してもらえる確立を上げようというのが、私のアドバイスです。
ICCのインターン・キャリアサポート
IBP留学を運営するICCコンサルタンツは、日本オフィスと海外オフィスが連携し、留学前から留学後まで、生涯にわたるキャリア支援を行っています。
- 留学前:インターン準備講座(インターンに向けた心構えや自己分析など)
- 留学中:ビジネストレーニング(履歴書作成、面接対策、Linked In活用法など)
- 留学後:専属キャリアアドバイザーによる就活・転職サポート
4. まとめ
いろいろと厳しいことを書いてきましたが、私の留学生活は本当に楽しいものでした。これから、その経験をできる皆さんを羨ましく思います。インターン探しがすべてではないですが、せっかくIBP留学に挑戦する方々にはぜひ、自分のやりたいインターンをつかみ取ってほしいです。上記にあげた情報は、私個人の意見が多く含まれていて、状況も日に日に変化していくと思います。ただ、早めの準備というのはどんな状況でも大切だと思うので、アドバイスさせていただきました。
最後に余談ですが、OPTの申請は申請期間が始まったら、すぐに申請したほうが良いですよ。OPTはカードがないと働けないのですが、友達は申請が遅れたせいで、カードが届くのが1ヶ月以上遅れたという話がありました。
皆さんがよりよい留学ライフを過ごして、アメリカで仕事を獲得できることを願っています。
海外インターンに挑戦してみたい、キャリアに繋がる留学がしたいという方は、お気軽にご相談ください。
海外の大学で学び、現地企業でのビジネスインターンに挑戦するIBP留学プログラム
短期集中の英語研修や海外の大学での学び、ビジネストレーニング、海外企業でのビジネスインターンで、グローバル人材に必要なスキル、英語力、教養を実践を通して身につける唯一無二のプログラム、それが「IBPビジネス留学」です。これまでに6,000名以上が参加し、修了後は国内外問わずそれぞれが目指すキャリアを実現してきました。
【特徴1】 世界のビジネス都市で大学留学ができる
IBPプログラムの提携大学は欧米、オセアニア、アジアと世界に広がります。いずれもIBPならではの、ビジネスの現場で活きる実践的なカリキュラムを誇りますが、大学によって、またその街によって学びの特色は様々です。現地の学生と一緒に大学で学びながら、専門性を深めるもよし、新たな分野に挑戦するもよし。自身の教養と可能性を広げる良い機会となります。
【特徴2】 海外での本格的なビジネスインターンが経験できる
大学での学びを終えたら、現地企業でのインターンシップへ。予め決められたインターンシップ先ではなく、働きたい企業を自ら探してアプローチするのがIBPの特徴です。インターンシップ先は、一般企業はもちろん、医療福祉機関や政府機関、NPO、文化施設なども。また、いわゆる職場体験や見学型のインターンシップと違い、プロジェクトを任せられたりとスタッフの一員として成果を上げ、組織に貢献することが求められます。
海外の現地企業での本格的なビジネス経験を積めるのは、約35年間プログラムを提供してきた私たちだからこそ実現できること。グローバルビジネスの最前線で働く経験は、あなたの人生の強みになるはずですよ!
【特徴3】 ビジネストレーニングからキャリア相談までサポートが充実
海外のビジネスの現場に飛び込むのはハードルが高く感じるかもしれませんが、そのために必要なカウンセリングやトレーニングは、大学のカリキュラムやIBP独自のビジネストレーニングにしっかりと組み込まれています。
また、留学だけではなくその先のゴールを見据えたマインドセットや、プロのコンサルタントによるキャリア相談など、あなたが目指す未来を実現するためのサポートが充実しています。ちなみに、キャリア相談は、プログラム修了後も何度でも無料で利用可能です。
【特徴4】 豊富な就職実績と修了生コミュニティ
修了生はIBPをステップに、国内外の様々な分野で活躍しています。また、IBP修了生同士の異業種交流会やビジネスセミナーを定期的に開催。ご自身のキャリアアップに繋がる業種・職種を超えた人脈をつくるチャンスがあります。
このようにIBPでは留学経験だけではなく、あなたの人生を切り拓いていくためのチャンスがたくさんあります。プログラムの無料説明会や個別相談は随時受け付けていますので、お気軽にご相談くださいね!