〜現役留学生の「今」に迫る！〜今やらないと後悔する、SFビジネス留学の実態②

学外での学びが多いのでは思った理由が大きいです。シリコンバレーは最先端の企業や人が集まるというイメージがあったので、ビジネスを学ぶならサンフランシスコだと思っていました。実は、僕は元々ファッションに興味があって当初ロンドンに行こうと思っていたのですが、今後のキャリアのためにビジネスを学ぶと決めたら、サンフランシスコしかないなと思いました。

変えて良かったですし、学外での学びは本当にありました。関わる人の価値観からの影響が大きくて、これはサンフランシスコならではと感じています。

僕はオーストラリアと迷っていました。費用が一番の懸念点でしたが、国境が開かず行けない状況になった時に一度費用を度外視で考えました。そうしたら授業以外の学びの環境やインターンをするときの環境が大事なのかなと。色んな企業や人種が集まるサンフランシスコでは未だにイノベーションが起きているのではと思って、そのままサンフランシスコに飛び込みました。

せっかく行くからにはサンフランシスコの歴史や、街のことも知りたいと思っています。土日は外出をしてカフェで勉強したり、友達とご飯食べに行ったりしながら、土地への理解も深めています。みんなの知らないカフェなどを発掘できていたりもすると思います。

めっちゃ楽しいですね。カフェが好きで北海道では週6くらいカフェに通っていたので、こっちにもお洒落な地域やカフェがあって、そういう場所を巡るという意味でも楽しいです。

えーっと‥そういう面ではロンドンの方が魅力的ですね（笑）。

ただそんなサンフランシスコだからこそ、ここまで必死に自分を追い込めるのだろうなと思いますし、何もないことが自分のとってそういう面でベストな環境になっていると思いますね。

本当に物価は高いなと感じますね。どんな風にやりくりしているかというと‥ほぼ毎日パスタを食べています（笑）。留学生あるあるだと思いますが、本当にパスタに助かっています。あとはみんなで買い物に行ってシェアしたりして節約しています！

人と会うことに関してはお金を出すことを惜しまないと決めています。あとは僕も気をつけていることと言えば食費ですね。僕も基本的にはパスタ生活ですが（笑）、食堂に行ったら何回もお替わりできるのでそこでお腹をいっぱいにしています。

美味しくはないけど食べられなくはないという感じですね（笑）。

まさにそう。最初は毎日ハンバーガーだったのですが、途中でシェフを雇ったみたいでそこから心なしか美味しくなったような気がします。

最近授業が一番大変だと実感しています。僕も周りの同期も学校の学びから得るものだけでなく外で得たいものや達成したいことがあるので、その割合が大きくなっていくほど授業が大変に感じて、タイムコントロールの大切さを実感します。

留学前は授業や課題大変だと思っていたけど、実際は何とかこなせています。授業の英語にもついていけるので、とにかくタイムマネジメントが大変だと感じています。

授業について補足すると、完全オンラインのクラスは厳しいなと感じます。例えば、2週間後にテストだけあって、そのテストの合計だけで単位が決まるというのは、自分で事前にスケジュールを把握してテストを受け忘れないようしたりと、全て自分でコントロールしないといけないので‥コンスタントに対面授業がある方が課題も一気に出ないので、楽だと感じています。

語学力の面で言うとまだ良いことは言えないかもしれないです（笑）。僕個人に関しては特殊だと思いますが、日本人起業家コミュニティに関わっているので、英語で何かを学ぶと言うよりは、日本人のトップクラスの人たちから日本語で学ぶことが多いです。すごく英語が伸びたという感覚は無いですが、仕事上英語でコミュニケーションを取る場面はあるので、ビジネス関連の英語は以前よりコミュニケーションをとれるようになってきたと思います。日常生活を通して少しずつ慣れていますね。

僕は英語の面でいうと、読み・書き・聞きの3つは触れている時間が長いので上達しているなと感じます。読むスピードも早くなったし、かなり聞きとれるようになったと実感していますが、話す時間が思ったより少ないので比較すると伸び悩んでいるように感じます。

IBP生は他の留学生より抱いている目的意識が違う部分があるので、英語を目的にするなら英語にコミット、他にやりたいことがある人はサンフランシスコでしかできないことにコミットしているという感じがします。そこがIBPならではの特徴だと思いますし、特にサンフランシスコのIBPメンバーは総じて各々目的意識が強いと感じます。英語だけが留学の全てでは無いと思うので。

僕を後押ししたのは「焦り」が大きかったと思います。日本の大学に4年間在籍していましたが熱中できるものが見つけられず、人生を充実できていないなと感じていました。そんな時に就活も近づき、やりたいことがない中でこのまま就活するのは勿体ないなと。果たして自分のやりたいことはどこにあるんだろうと思っていた時に、日本に居ては見つけられないと思ったので、とにかく海外で色々な刺激を得たいという想いから絶対に留学に行くと決めていました。

一番の理由は‥何だろう。今やらないと絶対後悔するという想いは強かったです。僕は中学生の時に2週間だけ留学したことがきっかけで、その時から漠然と留学はしたいなと思っていました。そんな想いを持ったまま大学生になり就活のタイミングまできてしまって、就活もしながら色々考えて、今やらないと将来自分のやりたいことができないのではと思いました。
約10年間ずっとやりたいと思っていたことって、今やらないと一生想い続けると思ったので、今やるしかないと思って決断しました。

僕は何か熱中できるものを見つけたいと思って留学に来たので、こうして留フロの活動を含め色んな活動を通して人生で熱中できるものを見つけられたという点では、1番の変化だと思っています。目標を見つけて突き進めていると思いますし、さらに日本にいたときとは比べものにならないくらいの人達と日常的に関わっています。その中で学ぶこともすごく多いので、半年前の自分とは非常に変わったのではないかと思います。

僕が関わっているコミュニティの方達も素晴らしい人ばかりですが、りくは僕が入ってないコミュニティに入っています。色々なコミュニティがあって人と繋がるのが簡単だと感じています。学生に機会を提供してくれる方達が多くて、そういった面でもビジネスを学びたい人にはサンフランシスコがお勧めです。

英語面や生活面・勉強面など色々ありますが、一つ勉強面での目標は、国際的なマーケティングや日本から海外に企業を進出させるには、という部分の勉強をすることでした。ちょうど”企業を新しく作るには”、という授業もあって実際に学べているという感覚は強いです。
アメリカに存在するNPO法人で、日本からアメリカに進出する企業を手助けする活動にも携わらせてもらっていて、座学だけでなく実務の部分でいかにして企業って海外に進出していくのか、という部分も学べているので、この目標は達成できているのかなと感じています。

僕個人でありながら秋篠や仲間と共に達成したい目標でもありますが、世界中の人が使えるサービスやプロダクトを作りたいと思っています。さらにそのサービスがこの世界にある大きな課題を解決できるものであるとベストだと考えているので、そこを今から作り上げていきたいです。
それがキャリアプラン＝ライフプランで、切っても切り離せないものだと思うので、それを達成できるように頑張っていきたいです。

僕のロールモデルは、前田裕二さんみたいな人です。圧倒的に優秀で周りの人にとても優しい。その優しさが彼の強さだと思いますし、周りに愛されながら優秀さを発揮している、そんな生き方がすごくかっこいいなと思います。僕もそういう人間を目指したいと思いますし、僕が色々な人から受けて感謝している経験を今後還元できるような人生にしたいと思っています。

キャリア面では滉也と同じく、僕も世界に通用するプロダクトを作るというところを目指したいと思っています。それ以外でいうと･･、実はこんな想いを持っています。僕が留学中に国際的なマーケティングや日本企業の海外進出について学びたいと思ったきっかけになった方がいて、それは北海道にいるおばちゃんです。彼女はご飯屋さんをやっていて、僕は大学生活4年間毎晩ご飯を食べてお世話になっていました。そのおばあちゃんが、僕が大学3年の時にお店を畳んで、40年間夢見てきた日本舞踊のメイクと着付けの教室を開きました。その後の夢はシンガポールにその教室を開くことだと言っていたので、僕が若いうちにおばちゃんの夢に貢献したいなと考えています。

本当にそれしかないですね。

そうですね‥僕は本田圭佑さんが好きで、自分軸がしっかりしている人ってかっこいいなと思っています。さらにサッカーを極めているだけでなくて、投資や経営など色んな事業に携わっていて、1つに固執せずに様々な分野で強い人という意味でも憧れています。