自らプロジェクトを提案・実行。いつでも目標を忘れず全うした

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参加コース:ワシントン大学12ヶ月コース 50期生
留学期間:2014年3月~2015年3月
インターン先:起業家支援 NPO

立教大学法学部国際ビジネス法学科3年(プログラム参加時)。サッカー一筋でやってきた経験をビジネスに応用できるかどうかを試すべく、留学に挑戦。チームスポーツで培ったコミュニケーション力とマネジメント力を生かし、インターン先で即戦力として大活躍。

 

Q:インターンシップ先が決定するまでの流れを教えてください。

ずっとサッカーをしてきたので、インターンシップも最初はスポーツ関係に興味があったのですが、尊敬する人から「スポーツ以外の道も考えてみたら」とアドバイスを受け、他分野もリサーチしました。スポーツ一筋でやってきたので、コミュニケーション能力には自信があります。その自分の強みを最も生かせるのが営業だと思ったので、営業ポジションを募集していたインターン先に興味を持ちました。面接では「何をインターンに求めているか」「将来何をしたいか」などを聞かれたのを覚えています。夏休みにタイでサッカーチームをマネジメントするインターンシップに参加し、Facebook ページを立ち上げた経験を話すと、ちょうどインターン先でも SNS に力を入れていたそうで興味を持ってもらいました。

Q:インターンシップ先はどんな会社でしたか? またその会社のどこに魅力を感じましたか?

マイクロファイナンスとインキュベーターの特性を兼ね備えた組織です。インキュベーターというと、スタートアップ企業のイメージがありますが、同団体は個人がビジネスを始めるためのプラットフォームを整えています。ビジネス・トレーニング・プログラムを実施するだけでなく、彼らの商品を販売するショップも運営しており、抱えるベンダーは150以上に及びます。低所得者層にビジネスの機会提供をして地域活性化を促すというビジョンが、自分の価値観と一致していました。

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Q:インターンシップ先での仕事はどのようなものでしたか?

最初の1~3週間は、店頭でカスタマーサービスを行いました。2週間目頃から SNS の運営を任せてもらうようになり、仕事ぶりを認められてメインオフィスにも週1度通うようになりました。また、どうすればショップがより良くなるかを常に考えて4つのプロジェクト(SNS 活性化支援、インターン生向けマニュアル制作、「お客様の声」活用支援、日本人観光客向けマーケティング戦略)を提案し、他のインターン生も巻き込んで企画・実行しました。

Q:インターンシップ先の会社の雰囲気を教えてください。

アメリカのオフィスに対して想像していた通りの雰囲気で、わくわくしました。ショップでは他のスタッフとジョークを言い合ったりして楽しかったです。メインオフィスでプロジェクトのアイデアをプレゼンした時も、真剣に話を聞いてもらえました。

Q:インターンシップ先で得たことはどんなことですか?その経験を今後のキャリアにどう生かしていきたいと思っていますか。

タイでのインターンシップの経験を生かし、自らプロジェクトを提案・実行できたことです。NPO は時間もお金も余裕がないので、スタッフが効率良く仕事に取り組めるための仕組みを一生懸命考え、それを通して実践的なスキルを身につけました。この経験を生かして、将来はまたスポーツに関わりたいと思っています。インターンシップで商品と顧客を結びつけるセールスの役割を経験したので、今後はスポーツと顧客を結びつける役割を模索したいです。

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Q:これから IBP 留学を考えている人に向けてメッセージをお願いします。

これまでスポーツを通して「どうすればチームで目標にたどり着けるか」を常に考えてきましたが、IBP 留学はその考え方がビジネスにどう適用できるかを試す一年になりました。少しでも留学に興味があれば、飛び込むべきです。留学中は、常に「自分がどうしてここに来ているのか」を念頭に置き、100%の力で行動してください。そして終わった後にその経験が「将来にどう繋がるか」をぜひ考えてみてください。

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