「Women in the Global World」日経新聞シドニー支局長、高橋香織さん
皆さん、こんにちは!ブリスベンオフィスの清水です。
毎回好評の「Women in the Global World」ですが海外で成功、またはご活躍されている女性をお招きし女性目線からのお話を伺うキャリアトーク会として女性の自立、海外を含む進路決定へのきっかけ作り、そしてキャリアプランに対する意識の向上を目指したこの集いに長年のご自身の夢を粘り強く希望され最後には入社20年目にしてシドニー赴任を実現されたまさしくこの会にふさわしい方が第3回でお招きした日本経済新聞社シドニー支局長の高橋香織さんです。
ジャーナリストらしいシャープかつ論点がずれない応答をされる高橋さん
高橋さんはオーストラリアから発信する日経の強みの一つとしてアジアに近い地の利が活かせアジアのミクロな報道ができかつ、日本人であるアイデンティティから各大手英字新聞社ではまねのできないアジアの知識を最大限活かせるところにあるとおっしゃられ、いちジャーナリストとしてご自身が常に「最大限真実だと思うことを伝え」また日経の朝刊の発行部数が300万部であることから「300万人に対してでは無く自分の大切な一人に向けて書く、例えば日本にいる自分のおばあちゃんに向けてわかりやすく丁寧に」をモットーに「記事を書く際は主観と客観のバランスを常に意識」し「人に尽くす」ことをプロの流儀とされ日々ご活躍されています。
次世代へのエールとしては「不可能は無いと考え新時代を作ること」そして「いつも自己中心型で”私が私が”ではなく、相手のメリットも必ず考慮し相手の関心がどこにあるのかを探る」、「何のために誰のために仕事をしているのか常に良く考える」を実行することが非常に重要だと考えられています。
発言された全てのお言葉にご経験から成る裏付けと真実があり重く参加できた皆さんには高橋さんの社会人とされての輝き、女性とされての芯の強さ、「有言実行」された行動力、意志の強さ、ご家族のご理解、ご協力など全てに感銘を受け大変有意義で貴重な会となりました。