ビジネス交流会に30回以上参加。大手グローバル企業でインターンも

今回の記事では、マーケティングを学ぶ事を目的にIBP留学を決めためいなさんを紹介します。彼女が1年の留学を終えて一番感じるのは「IBP留学で自分の人生が変わった」という事。どのような経験をされたのでしょうか?

留学中にビジネスコンペティションに参加

この留学生活でのキーパーソンは、Bellevue Collegeで受講したMarketing Activities in DECAというクラスを担当しているKyle Barber先生。彼との出会いは、マーケティングを学ぶ上で非常に大きかったと感じているそうで、DECA(https://www.deca.org/)というビジネスコンペティションプログラムに参加できたのも彼のおかげだとの事。

彼のクラスではDECAのコンペティションに出るため、チームを作り、DECA出場のためのプレゼンテーションなどをチームで準備していくそうですが、このクラスの仲間はみんな仲がよく、社会人の方が多かったこともあり優秀な人達ばかりだったそうです。めいなさんのパートナーとなったジョシュアさんも元マイクロソフト勤務のとても頭のいい人だったとの事。ジョシュアさんと組んで出場したDECAの大会では、Marketing部門で全国大会出場の切符を手にするところまで勝ち進んだとのこと。最終的にはジョシュアさんの都合やめいなさんの帰国などもあり、全国大会に実際に出場する事は出来なかったそうですが、色々な事を学ぶ事が出来、とても貴重な経験が出来たそうです。

授業でのグループワークで自分の役割を見つける

Bellevue Collegeのクラスでは様々なマーケティング関連のクラスも受講されたそうですが、最初は苦労もたくさんあったそうです。宿題をするためにクラスメートになってほしいとお願いしても、相手にしてもらえなかったという苦い経験をしたそうです。

でもそこでめげないのがめいなさんの素晴らしいところ。ケーススタディなどを必死で勉強し、知識では社会人に負けないくらいのレベルまでになり、最後にはきちんと認めてもらえるようになったとのこと。

またInternational Marketingのクラスでは、様々なバックグランドの学生が参加している事もあり、グループワークで話がまとまらないということが多々あったそうです。そこでめいなさんは、授業後に一人一人に電話をかけて、それぞれの人の考えを把握し、共通点を見出し意見をまとめていくという取り組みをしたとのこと。このような経験が、チームでの自分の役割(=みんなのクッションになる)を見出すことになり、また自分の自信へとつながったそうです。

ビジネスネットワーキングイベントに30回以上参加

今後の社会人生活ではグローバルな環境で仕事がしたいという希望から、ビジネスネットワーキングのイベントに30回以上参加したそうです。このようなネットワーキングの場は、ビジネス社会にはどんな人がいて、どんな世界なのかを知るとてもいい場所になったとのこと。

また色々な人に会っているうちに、それぞれの業界のカラーや、自分なりのWork Ethic、自分のやりたい事が見えてきたそうです。ネットワーキングイベントで出会い、次につなげたいと思う人には必ずすぐにフォローアップをする事を心がけていたそうですが、ほぼ100%の方が返事を返してくれ、個人的に会ったり連絡を取ってくれたりしたとのこと。

ビジネスバックグランドなしの学生という立場で参加していたことで笑われたりした辛い経験もあったそうですが、メンターの方に教わった「自分のスタイルを築き貫くこと」を守り、めげずに30回以上のイベントに参加し続けた努力には本当に頭が下がります。

大手グローバル企業の本社でインターン

プログラム4学期目には、ExpeditorsというLogisticsの大手グローバル企業の本社、社員教育部門でのインターンを経験しためいなさん。持ち前の明るさと積極性で、毎朝出社すると必ず同じフロアの人全員に一人ずつ挨拶をしてまわり、Small Talkをするという事を続けていたそうです。

その努力もあって、10週間という短い期間にも関わらず、インターン先で仲良くしてくれる社員の方もたくさん見つけ、様々な方に話を聞いたりする機会ももらえたとのこと。

また、全社員が使うシステムにインターン生も同様にアクセスできる利点を活かし、世界中のExpeditorsで働く社員の方で、話を聞いてみたいという方には直接メールでコンタクトをしてコネクションを作っていったそうです。ある時は、肩書きなども全く知らずコンタクトして会ってもらったら、実は本社のVice Presidentレベルの方だったということもあったとか。

この留学で人生が変わった

このような経験を通して、1年の留学を終えた今めいなさんが思うのは、「この留学で人生が変わった」という事だそう。今までも絶えず自分を磨きたいという気持ちを持っていたそうですが、自分を磨く方向性が分かっていなかったのだそうです。留学し色々な経験をした事で、生まれながらにして持つ自分の強み、弱みを認識する事ができ、自分に自信がついたことで、軸がはっきりし、今は生きる気力が身についたと感じるとの事。

自分への自信を手に入れ、成長の勢いを感じさせるめいなさん。彼女の今後の活躍に目が離せません!