業界・会社の魅力
世界中の『食のインフラ』を支える「イシダ」
イシダは京都で創業し122年を迎えた、計量・包装業界で国内No.1、世界No.2のB to B機械メーカーです。主な事業内容は『食のインフラの構築』と呼ばれ、主に食品に関するお客様を相手にビジネスを展開しています。例えば食品工場やスーパーマーケット、それらを繋ぐ物流センターがお客様となり、ソリューションとして製造・物流・小売の『トータルシステムライン』を提案するなど、私たちの消費者が普段気づいていないところで生活における『食』を川上から川下まで支える大事な役割を担っています。
イシダは設立以来赤字を出したことが無く右肩上がりの成長を続けていますが、その業績の秘密は『食』に関わっているというところです。人は食べなければ生きていけないため、人の数だけ『食』は必要となり世界中で消費されています。つまり人の数だけ我々にもビジネス展開のチャンスが来ることになり、人口爆発となっている今、グローバルに成長を遂げるチャンスが来ていることになります。
現在では世界103ヶ国に製品を展開しており、世界中の『食』を支える存在となっていますが、今後は『食』だけでなく『医薬』の分野でもインフラとなれる様な事業展開をしており、人の生活に欠かせない存在となれる様に成長していきます。
グローバル人材(IBP生)に期待すること
『世界を相手にビジネスをするとはどういうことか』を実践していただきたい
イシダでグローバルに働いている人材は主に営業と技術の部署にいます。
『営業』は言わずもがな、お客様相手に商談をしていくことが仕事ですが、お客様というのはエンドユーザーだけなく現地のグループ法人であったり商社であったりと多岐に渡ります。様々なステークホルダーに対し最適なタイミングで最適な指示・提案を発信していくのがイシダの『海外営業』の仕事になり、時には技術的な見地に立って物事を動かしていく事も多々あります(イシダの海外営業は理系出身者も多くいます)。そこでは言語等のコミュニケーション力だけでなく文化も考え方も違う人をまとめていけるだけの『巻き込み力』、そして創意工夫できる『地頭』の両方が求められています。
『技術』はもちろん製品を開発していく事が仕事ですが、開発姿勢も二つの方向に分かれます。一つは既存技術を組み合わせて新製品を開発する仕事で、営業と協力していかにお客様ニーズに合わせたカスタマイズをしていけるかという「応用力」が求められる仕事になります。もう一つは全く新しい基礎技術を生み出し製品に組み込んでいくという仕事で、世の中のニーズを知り新しい技術を発案するという『研究』に近い仕事になります。もちろん求められるのは『発想・創造力』ですがニーズを敏感にキャッチする『情報収集力』もこの仕事に求められています。
グローバル人材には上記に上げた能力をぜひ発揮していただきたいです。
留学中にやっておくといいこと
グローバルレベルでの情報収集と情報発信に努めてください。
『留学の目的は?』と聞かれると多くの方が『語学の習得』という回答をされます。もちろん語学を身に付けていただくのも目的ではあると思いますが、それだけで良いのであれば、ただの長期旅行と何ら変わりはありません。1年という短い期間の中でいかに多くの人と関わりビジネスに直結する経験を経られるかが重要になります。授業の中でそれらを経験していただいても良いですし、授業以外にももちろんそのチャンスはあります。日本において「あたりまえ」と思ってスルーしていたことが現地でも同様に行えるかなど語学以外での現地で身に付けた能力や発揮したスキルは、必ず留学後も発揮できる能力となりますのでぜひ積極的に行動ください。そして帰国後もその能力を発揮し続けましょう!
株式会社イシダ
ISHIDA CO.,LTD.
〒606-8392 京都府京都市左京区聖護院山王町44
独自の計量包装技術をコアとして、世界の食品・流通業界向けにモノと情報の流れを制御する多彩なシステムの開発・製造・販売・保守を行い、「食のインフラ」を構築しています。
- 計量・包装・検査・製函・封函をはじめ、その前後を統合した『生産ライン支援システム』
- モノの入庫・出庫の確実性と効率化に寄与する『物流支援システム』
- 入庫・検品・計量・包装・値付・精算や価格の一元管理など、ストアオートメーションを支援する『小売流通支援システム』
以上の3分野を軸として、計量・包装業界内で国内No.1、世界No.2のシェアを誇っています。
従業員数:グループ3,564名(イシダ単体従業員数 1,473名 2018年6月21日時点)