接客を通して英語のコミュニケーション能力アップ。将来は海外と関わる仕事に就きたい
参加コース:ベルビューカレッジコースコース 50期生
留学期間:2014年3月~2015年3月
インターン先:高級ブティック
京都大学法学部2年(プログラム参加時)。何度も諦めずにアプローチしたインターンシップ先で英語力を実践的に強化。留学中に参加したボストン・キャリア・フォーラムでも、見事インターンシップを獲得。
Q:インターンシップ先が決定するまでの流れを教えてください。
2学期中から下調べを進めていましたが、本格的に準備を開始したのは3学期からです。ファッション業界に関心があったので、過去の IBP 生の情報などを参考にしながら候補を絞っていきました。最初に連絡をした時は返事をもらえず、電話をかけたり、オフィスに出向いて直接レジュメを渡したりもしていました。その後、レジュメとカバーレターを持って周辺のファッション関連企業を回っていた時に再訪したところ、ついに面接の機会を得ることができました。
Q:インターンシップ先はどんな会社でしたか? またその会社のどこに魅力を感じましたか?
ウェディングドレスとイブニングドレスを販売しているラグジュアリーブランドです。店舗はシアトルに一箇所ですが、インターン期間中にe-boutiqueのビジネスが新たに始まりました。一階がショップ、地下がアトリエになっていて、地下で作られたドレスを一階で販売しています。ファッション業界の中でも特に高級ブランドに関心があり、またイベント運営にも興味があったので、シアトル発の高級ドレスブティックで、ファッションショーなどのイベントも頻繁に行っているところに魅力を感じました。
Q:インターンシップ先での仕事はどのようなものでしたか?
午前9時半に出勤して、最初の1時間はデイリータスクに取り組みます。具体的には、品物を整理して補充したり、クライアントの情報をスキャンしてデータ入力したりします。デイリータスクの後は、その時々のプロジェクトに合わせて、e-boutique用の商品撮影やファッションショーの準備などを行いました。その他にも接客を手伝ったり、週タスクとしてスーパーバイザーの参考になる記事をさまざまなサイトからリサーチしてまとめたりもしました。
Q:インターンシップ先の会社の雰囲気を教えてください。
接客がとても丁寧で、職場で話されている英語も、これまで接した中で一番丁寧な表現が使われていました。職場内の上下関係は日本よりカジュアルです。現地のインターン生も2人いましたが、スーパーバイザーに対する接し方がフランクで、距離の取り方が勉強になりました。
Q:インターンシップ先で得たことはどんなことですか?その経験を今後のキャリアにどう生かしていきたいと思っていますか。
接客を手伝ったり、イベントでさまざまな人と働いたりする中で、初対面の人との英語のコミュニケーション能力が上達したと感じました。また、リサーチやファッションショーの準備などを通して、個人よりもグループで取り組む方が自分に合っていることも改めて実感しました。将来は海外と関わる仕事に就きたいと考えているので、異なる文化背景を持つ人と働く経験を得られたのは、大きな収穫です。私はまだ就職活動まで時間があるので、留学中に参加したボストン・キャリア・フォーラムで得たインターンシップなどに取り組み、帰国後もさらに視野を広げたいと思います。
Q:これから IBP 留学を考えている人に向けてメッセージをお願いします。
私は留学前、IBPは日本人が多いプログラムなので、英語があまり上達しないのではないかと少し不安でした。しかし、留学中は日本人同士でも英語で話すことを徹底したり、日本人以外の方々と話す機会を積極的に求めたりした結果、英語面でも満足のいく留学生活を送ることができました。もしも英語に関して心配している方がいらっしゃったら、結局は心がけ次第だと思うので、心配はいらないと思います。