休学留学インタビュー第8回目は、現在ベルビューカレッジに留学中の川辺さんにお話を伺います。
川辺さんがIBPプログラムに参加したきっかけは何でしたか?
一昨年の夏に、通っている大学の短期留学プログラムでBellevue Collegeに来ていました。そこで当時IBP留学をしている人に出会ったのがきっかけです。
以前から長期留学を考えていたのですか?
いえ、実は1ヶ月の短期留学の間で、わだかまりを感じたんです。まだまだ英語が話せない、と……。ちょうど進路にも悩んでいたので、留学を検討し始めました。
IBP留学を決意した理由はありますか?
それまでは目標とか、やりたいことがなかったのですが、「英語を使ってもっとコミュニケーションしたい」と明確に思えたのが大きかったです。インターンプログラムが組み込まれているIBPで、暮らしやすいBellevueに決めました。
学生団体の活動を通し、英語以外の目標を見つけた
学生団体のメンバーだとお聞きしました。
はい、僕は日本にいて留学を計画している学生をターゲットに、シアトルに留学に来ている方のインタビューを担当しています。留学の目的とは、を発信しています。
英語習得以外の目的ですか?
多くの人は英語第一だと思われると思いますが、そんなことはないです。スポーツやメディア勉強など特定の目的を持って来ている人が数多くいます。英語、とプラスで何か。そういった留学の魅力を発信します。
川辺さん自身は何か目標を見つけましたか?
そうですね、何か目的を持ちたくて団体に所属したという部分もあります。僕の場合は自分の留学経験を人に伝えていきたい、と思うようになりました。インターンシップもこの団体での活動を経て、エージェントのお仕事に興味を持ちました。
どのように活動を広げているのですか?
他の大学でも発信しています。僕はもうすぐ帰国ですが、次期メンバーを募う活動も大学の垣根を超えて行っています。
留学エージェントのインターンで、皆の笑顔を見るのが好き
留学エージェントでのインターンの様子を教えてください。
仕事内容は、空港に出迎えに行ったり、バスに乗せたりとエージェントの仕事を担います。僕ひとりに全部を任せていただいたこともあります。
実際に留学に来る学生さんを見て、どんな気持ちになりますか?
とても楽しいです。これから来る学生の気持ちを考えるとわくわくしてきます。みんなの顔を見るのもとても好きです!帰る頃にはまた違った表情を見れるのも、この仕事の醍醐味です。
何か困難な出来事はありましたか?
僕が担当していたのは高校生だったのですが、年齢が近いといえど感情まで理解してあげるのが難しいときもありました。
残りの留学期間をどのように過ごしたいですか?
インターンを悔いなく終えること、ですね。それから、どのようにして将来のやりたいことにつなげるか、というのを考えていきたいと思います。
インタビューを終えて
IBPを一言でいうと「ビジネスを英語で学べる」。そう口にした川辺さん。はじめは英語を話すことが苦手だったそうですが、あくまで英語は手段であることに気がついたそうです。クラスでは自分から発言する人ばかりで、そういう人たちに刺激を受けて、積極的になっていったとのこと。英語が話せないから無理なんだ、と思うのではなく、ビジネススキルを学ぶ手段にすぎない、という視点を持つのも大事だと思います。