こんにちは。Global Vision ブリスベン支局の青木太一と金森裕実です。私たちが参加しているIBPビジネス留学プログラムグリフィス大学コースの1学期目の語学研修プログラムについて、全5回にわたってご紹介しています。今回は、記念すべき最終回です!
過去の連載はこちら:
【連載1回目】グリフィス大学の語学研修プログラムとは?
【連載2回目】グリフィス大学の語学研修プログラムとは?~科目編~
【連載3回目】グリフィス大学の語学研修プログラムとは?~テスト編~
【連載4回目】グリフィス大学の語学研修プログラムとは?~特色編~
留学を始める前に準備すべきこととは?
IBP ビジネス留学プログラムは、(1)語学研修、(2)学部授業、(3)インターンシップの3学期から構成されています。2学期目の学部授業を現地の学生と一緒に受講するためには、1学期目の語学研修で一定の成績を修める必要があります。
連載第1回から第4回までは、語学研修プログラムについて詳しくご紹介してきました。最終回では、1学期目を通して英語力を最大限伸ばすためには、日本でどのようなことを準備しておけばいいのかご紹介します!
まず、日本で勉強すべきことと聞いて何が思いつきますか?
- とにかく、TOEIC、TOEFLやIELTSなどの試験勉強?
- 友達を作るために英語でしゃべりまくる?
- いやいや、海外に行くんだから、ほっとけば英語なんてしゃべれるようになる?
「1年近く海外に滞在するんだから、無駄にしないためにも日本で全部準備していかなきゃ!」と意気込んでいる方もいるのではないでしょうか?
でも実際は、資金集めのバイト、日本の大学の授業、サークル活動、お別れ会などをしているうちにあっという間に出国日になってしまった。なんてことも…
日本での『インプット』が留学中の英語の成長を左右する!?
多くのIBP生が「日本でやっておけばもっと楽だったのに…」と後悔したこと。それはずばり『インプット』です。
オーストラリアに来れば、英語に触れる時間は確実に増えます。授業はもちろん英語で行われますし、グループワークも英語です。その他、エッセイを英語で書いたり、授業準備のために英語の教科書を読んで予習したり、授業後は友達とカフェで英語でおしゃべりしたり…などなど。
現地で得られるこのような機会を活かして自分から積極的に行動していけば、オーストラリアにいるだけで、英語はある程度伸びると思います。
しかし!英語力の「質」を上げるためには、豊富な文法や語彙の知識が基礎土台として必要不可欠です。
私たちも友達と話しているときに知らない単語が出てきて思考が停止し、悔しい思いを何度もしてきました。授業では文法の知識が乏しく、その範囲内でしか文を作ることができないため、良い成績が取れずに苦しんだこともあります。
私たちはオーストラリアに来て、英語学習におけるインプットの重大さを再認識したと同時に、アウトプットの環境が整っている留学中に、単語や文法を部屋で一人で覚えるのはとっても苦痛だということにも気がついたのです。
でももう現地に着いてしまってからでは時すでに遅し…
他にも以下のような意見はたくさん聞きます。
「単語や文法などが英語を伸ばすうえで非常に重要な要素だと気づいたが、実践的に英語を使う環境が整っている中で、土台作りに時間を割くのはもったいなさ過ぎる。」
せっかくアウトプットで満ち溢れた環境にいるのだから、日本でできる限りインプットをしておけば留学生活がもっともっと実りあるものになるはずです。
留学前の日本での勉強はやっぱり必要!
英語が公用語の国で大学に通いながら一年間生活していくうちに、英語は自然と上達していきます。ただ、その上達をさらに高めるためにはやはり、日本での英語の勉強は必要不可欠です。
海外にいるだけでは、ネイティブ並みに英語が喋られるようにはなりません。日本でどれだけ基礎を作られているかによって、そのあとの伸びしろが変わってきます。私たち自身、留学中は英語力を向上させるチャンスに囲まれているからこそ、日本での英語の土台作りが本当に重要だと実感しました。
連載を通して、これから留学に飛び立つ方や、留学を迷っている方々の不安を解消し、後押しできたことを祈っています。さらに、私たちが参加しているIBP ビジネス留学プログラムに興味を持っていただけたら尚更幸いです。
(この記事の情報は2017年10月現在に基づいて書かれています。)
英語をアウトプットできる環境が特に整っているグリフィス大学コースについての詳細は、こちらをご覧ください!