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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2017年
岩井 愛可
AIKA IWAI
出身校:京都大学大学院 経営管理教育部
コース:グリフィス大学
キャリア:大学生
留学期間:2016年09月〜2017年09月
インターン先:シンガポール・ABI Asia(マーケティング・PR)
大手外資系コンサルティング企業 入社

間違いなく人生を変える一年

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

1年休学するからには留学を最大限有意義なものにしたいと思い、大学準備・大学・インターンを全て行えるIBPが最適だと考えたからです。

留学前はどんな準備をしましたか?

特に準備をしていなかったため、渡豪後単語やフレーズを覚えることに大変苦労しました。

留学先を選択した理由を教えてください。

ブリスベンを選んだ理由は、素晴らしい気候とアジアを始めとした多様な人種の人がいることです。(当時はサンフランシスコ大学はありませんでした笑) 私は天気が良いだけでテンションが上がること、多様な人と話すことを留学の目的としていたことが背景にあります。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

ブリスベンの街はコンパクトではあるけれどとても綺麗に整備されていて、無料の人工ビーチなど楽しい施設も数多くありました。 大学周りは自然が豊富で、人も自由にのびのびとしている印象を受けました。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

一番異なる点はUni barです。大学キャンパス内にダンスフロアのあるバーがあり、毎週火曜の0時まで営業しているのでフラットメイトや友人との交流の場になっていました。 施設内にさまざまな飲食店があったり図書館が広かったり、大学施設はとても充実していました。

英語研修はどのような内容でしたか?

事前準備コースは4技能を満遍なく勉強するもので課題も少なかったですが、大学準備コース(DEP)は論文の書き方やプレゼンの仕方を中心に学び、課題量はかなり多かったです。 論文・プレゼン何をとっても日本では指摘されない点をかなり細かに直され、欧米との文化の違いに気付かされたとても良い経験となりました。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

大学院を選択したため、Graduate certificate in international businessを選考していました。その必須科目には、インターナショナルビジネス、ファイナンス、マーケティング、プロダクトマネジメントがありました。

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

インターナショナルビジネスでは、ビジネスの基礎を章によってさまざまな視点から学べたのでためになりました。ケーススタディーでたまに日本の話が出た時に他国の人の日本に対する考えを聞くことも面白かったです。

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

2ヶ月間教育系の企業でインターンシップを行なっていました。

課外活動から得たものは何ですか?

フルタイムインターンシップはシンガポールで行うことが決まっていたので、オーストラリアで働ける経験自体ができたのはよかったです。自身の知識をどう仕事に活かすかを考える機会になりました。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

フットワーク軽くひたすら遊び続けてはいました。努力したことをあえて言うと、フラットメイトとの仲は重要だと思っていたので、疲れて帰ってきた時もリビングを通る時は相手にテンションを合わせるようにはしてコミュニケーションをおざなりにしないようにはしていました。

インターンシップ先について教えてください。

ニューヨークに本社を持つPRマーケティング会社のシンガポールオフィスです。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

欧米を中心とした企業の技術・製品情報を日本の新聞や雑誌の編集長に送り、コンテンツとして取り上げてもらうための営業を行っていました。

インターン中、苦労したことは?

日本の雑誌では記事を載せるなら広告料を取るのが一般的ですが、私たちのビジネスホテルモデルでは雑誌などに有益な情報として無料で記事を掲載してもらうというものだったので、その前提の擦り合わせが難しかったです。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

まず日本と現地でお二方いたので、お一人の情報に頼り切るということにならなかったのは良かったです。 日本のオフィスの方は渡豪前はもちろん、現地に行ってからもこちらから連絡すればいろいろなOBOGさんの意見を参考にアドバイス頂けてありがたかったです。現地オフィスのあずささんは本当にこちらからの要望に応えようと懇切丁寧にサポートしてくださり、大変心強かったです。自分たち学生の状況を日本人として客観的に見てくださる方がいるのは、IBPを選んで良かった点の一つです。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

受けていた業界の特性上留学経験を話す機会はあまりなかったのですが、コミュニケーション能力や自身を客観的にみる力はかなり留学を通じて養われました。誰にでも話しかけられるようになったこと、人の目をいい意味で気にしないようになったこと、自分の意見を持ってそれを伝えることは気づいたらできるようになっていました。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

それまでの頑張った経験は得意で好きなことばかりでしたが、留学については「海外に対してトラウマがあったため留学は自身の中での苦手分野への大きな挑戦である」と伝えていました。


留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

かなりあります。笑 大きく分けると、①自身の人や社会に対する接し方、②自身の将来についての考え方が変わったと思います。 ①に関しては、自身が会ったことのなかった人、いままで知ることがなかった情報に接することができたため、興味関心の範囲がかなり広がるとともにそれを満たすための手段が増えました。 ②に関しては、日本だけに留まらず世界の情勢を見ることができたことで、自身が日本人として何をしたいかを考える機会ができ、それを納得するものにするだけの考えを深めることができたと思います。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

どんな過ごし方をしていても間違いなく人生を変える一年にはなると思いますが、その変え幅はチャンスを追い求める姿勢にあると思います。私は正直明確な目標を持って留学に臨んだ訳ではないですが、フットワーク軽く何でも首を突っ込みまくり、結果的に自身や将来に大きく影響するような経験ができたと感じています。自身の1年を自分で納得できるものにするために、考えて行動して楽しみ切ってください!

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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