修了生の声

30歳半ばでの留学。会社でキャリアアップするか、やりたいことにチャレンジするか、本当に迷いました
30歳半ばでの留学。会社でキャリアアップするか、やりたいことにチャレンジするか、本当に迷いました
藤沢 晃弘
出身校:出身校:亜細亜大学 経済学部
コース:ワシントン大学
キャリア:社会人
留学期間:2006年9月〜2007年8月 インターン先:Atago USA(化学機器開発/販売会社) 1970年生まれ、東京都出身。亜細亜大学経済学部卒業。旅行会社、大手コンビニエンスストア勤務を経て、IBP/UWコースに参加。現在は外資系の会社に勤務。

IBPの体験がなかったら、今の会社には入れなかったと思います

仕事を辞めて留学しようと思った理由を教えてください。

大学卒業後、旅行会社の営業として4年間働き、その後は大手コンビニエンスストア本部社員として9年間、店舗経営指導員をしていました。前職でハワイ勤務の募集があり、今後のキャリアステップとしても行きたいと思ったのですが、当時はTOEICのスコアが足りず、断念せざる終えない状況でした。それから英会話スクールに通いましたが、週1日だけでは英語を真剣に取り組む環境として厳しいことを痛感。年齢的にも、今の会社でキャリアアップをするのか、自分のやりたいことにチャレンジするのがよいか、本当に迷いました。最終的には、一度きりの人生と思い、自分自身の中では最後の経験と覚悟して、留学を決意しました。

留学によって達成しようと思っていた目標は?

グローバルな環境に身を置いて仕事を希望していたので、基礎になるグローバルビジネスと、そのために必要なビジネス英語を学びたいと思っていました。英語でのコミュニケーション力の向上、最低でもTOEIC800点以上を目標にしていました。

IBPを選んだ理由は?

現地の大学の情報や知識がほとんどなかったので、時間をかけていろいろ調べました。その中で、IBPは1年という期間限定のプログラムで、ビジネス英語に加えてグローバルビジネスの基礎力を養える内容や、しっかりとした現地でのサポート体制があるということで選びました。 学生時代にワシントン州のべリングハムに半年間だけ留学をしたことがあって、シアトルに馴染みがあったことと、ワシントン州でも一番の有名校でキャンパスも広く、図書館も数多くあったり、留学生の受入もしっかりしているイメージがあったので、UWに決めました。

UWでの履修科目は?

1期では各人のレベルに合わせた英語力の強化に集中した授業、2期目はビジネス英語中心のプログラム、3期目は毎週講師が変わって、貿易や経済、金融、マーケティングなどのグローバルビジネスの基礎の講義が主でした。最後の4期目にインターンシップをしました。2期目のビジネス英語のクラスで、テレビ番組の「The Apprentice」を題材にして、リスニング強化やビジネス用語を勉強する授業があり、クラスの皆でいろいろ話し合ったことが印象に残っています。

どんな課題に苦労しましたか?

3~4人のグループに分かれて、マーケティングセールスや国際機関などを題材としたプレゼンテーションがあり、これはけっこう苦労しました。英語の資料を読み、それをパワーポイントなどでまとめるだけでも大変ですが、他国のクラスメートたちと話し合いながらまとめる作業はさらに苦労します。でも、英語でのコミュニケーションを図る上で、ビジネスでもありうるシチュエーションだったりするので重要なことだし、また一緒に作業をすることで、いろいろな国での意見を聞くことができたり、親しくもなるきっかけにもなりました。

インターン先はどこでしたか?

ATAGO USAという化学機器開発/販売会社です。屈折計の会社で、マーケットニーズを拡大するためのマーケティング活動お手伝いや、アメリカ全土へのシッピング作業を中心に行っていました。インターン中は営業ミーティングにも参加したり、支社長に「クエン酸」のプロジェクトを提案して営業の人たちとディスカッションさせて頂いたり、貴重な体験をしました。

インターン体験で得たものはどんなことでしたか?

現地での企業の雰囲気を肌で感じることができたし、実際のビジネスでの英語に初めて触れる貴重な経験をしました。社内の雰囲気や社員のモチベーションなど、日米の違いも少し感じました。アメリカ人は日本人より決断が早く、ディスカッションがアクティブだと思いましたし、マーケット規模の違いも知ることができました。インターン先の事業内容はニッチ市場ですが、だからこそ密なマーケティング活動が重要で、うまくいけば、大きな市場に繋がることもある可能性もあることを感じました。

留学修了後、就職活動はどのように行いましたか。

帰国後に転職関連のイベントに参加したり、数社の人材紹介会社に登録しました。自分の場合は年齢的な部分と、希望する職種が留学前の職種と違ったので苦労しましたが、就職活動中、徐々に自分の進みたい方向を軌道修正していきました。IBPの体験がなかったら、英語力も含めて今の会社には入れなかったと思います。IBPでは厳しい環境だったからこそ、得るものも多くあったと思います

現在の仕事について教えてください。

スキルハウス・スタッフィング・ソリューションズ株式会社というIT関連・事務関連職の人材紹介会社に勤めています。イギリスで上場している人材紹介・派遣業のグループ企業になります。私は、各企業のITポジションなどに人材の紹介をお手伝いさせていただき、登録している方々と企業のオーダーのマッチングをしています。

IBP留学はご自身のキャリアにどのように影響したとお考えですか?

チャレンジ精神を与えてくれたように思います。私の場合、前職に残ることもできたけど、与えられたことをこなすことで精一杯でした。今は、自分の足で進みたい方向に向かっているという気がします。その分、切実感や責任感も感じますが。英語は、今も会社の英会話クラスに出て勉強中ですが、少し自信も付いてきました。そのことが、営業としてもプラスの方向に出てくると思っています。

今後の仕事の展望や夢を教えてください。

まだ新人で、新規での顧客獲得が大変です。英語もまだまだですが、ITのバックグラウンドもない私を採用してくれた社長に恩返しをするために、日本企業の顧客拡大という使命を果たすことと、社長の通訳ができるくらいのレベルの英語力を身につけたいですね。会社の成長とともに自分自身も頑張って行きたいです。

IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。

留学の目的は人それぞれだと思います。自分自身や今後のキャリアを見つめ直す機会にもなると思うし、英語をブラッシュアップして、今の仕事にプラスにして帰ってくることもありだと思います。帰ってきてからのことを思い浮かべて、いろいろと準備をしておくことも大事だと思うし、何でもいいから目標を持っていくと、それに向かって自分が何をしなければいけないか導けると思います。要はプランニングが大事。僕はアメリカに行って他の留学生と多く接することで、アメリカだけじゃない他の国も見れたような気がしました。先日、IBP同期の面々と久々に会いましたが、皆、一様にして「シアトルに戻りたいね」と言っていました。「意思あるところに道がある」と信じて、ぜひ頑張ってください。

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