留学を「自分色」にアレンジすることが未来を拓くカギ

4th Avenue MediaのGirlsで仕事の息抜きに散歩に行った時の1枚！

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

大学受験に失敗した私は自分に自信をつけるために留学を決意しました。また、留学するならば単なる語学留学では終わらせたくないという強い思いがありました。そんな時に海外でインターンシップが経験できるIBPプログラムを見つけて、「自分に合っているのはこれだ！！」と思い、迷わず参加を決意しました。

留学前はどんな準備をしましたか？

留学前はよりスムーズに留学生活をスタートさせるため、英語学習に取り組んでいました。TOEICなどの文法事項はもちろんですが、私はSpeakingとListeningという現地で生活するために必須となる英語に対して不安を抱いていたので、英会話教材を買って通学や移動中に繰り返し聞いたり、話す練習をしたりしていました。

Sparkleのみんなと秋祭りでよさこいを披露しました！

留学先を選択した理由を教えてください。

大学でアメリカ文化について学んでいたということもあり、世界の中心地ともいわれるアメリカに留学したいと考えていました。またその中でベルビューカレッジを選択した理由は、日本で通っている大学同様少人数制が自分に合っていると思ったからです。加えて現地の学生と一緒に学部授業を履修できるという点にも大変魅力を感じました。またシアトル周辺、特にベルビューは比較的治安のいい場所でもあり、これも決め手になりました。

インターン先で一番仲良くしてくれた同僚です。彼女とはたくさんのことを話しました！

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか？

Cafeteriaにはステージが設置されていて、毎週何かしらのイベントが行われていたように思います。学内選挙が行われたり、Halloween Partyが開催されたり、フットボールのシーズンになると巨大スクリーンが現れてみんなで一緒に観戦したりと、アメリカンな雰囲気を感じることができました。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか？

私はビジネスについて学んだことが無かったのでより深く理解したいと思いInternational Businessを履修したり、アメリカでしか学べないことを積極的に勉強しようという思いからRace in the United StatesやPublic Speakingも履修しました。またAdvertising Companyでのインターンシップを希望していたのでAdvertisingやIntroduction to Mass Mediaなどインターンで活かせる内容の授業も選択しました。

Public Speakingのグループメンバーと！プレゼンを通してすごく仲良くなりました！

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

Race in the United Statesです。多民族国家であるアメリカでも未だ多くの人種差別問題が残っているのは大変興味深かったです。また人種問題について考える機会が少なかった私たち日本人には、授業で発言することも難しく、悔しい思いもたくさんしました。しかし、私はこれから国際的に活躍していきたいと考えているので、様々な人種の方が抱えている状況について学ぶことができたので大変よい経験ができました。

そこでどんな仕事を担当しましたか？

最初は単純な作業しか任せてもらえませんでしたが、同僚と信頼関係を築き、仕事の中で自分のできることをアピールしていくことで、次第に責任ある仕事を任せてもらえるようになりました。スピーチの文字起こしは、内容も単語もすごく難しく大変でしたが、おかげでリスニング力も飛躍的にアップできたと思います。また、私はインターンシップ当初より、「CMを作って日本に持って帰る」という目標を掲げていました。最初はこの目標をSupervisorに伝えたところ却下されてしまいましたが、日々の仕事に真剣に取り組むことで最終的にFinal ProjectとしてCMを制作することを認めてもらえました。撮影から編集、音付けまで全て一人で行い、今まで動画制作に取り組んだことのない私にとってはかなり大変な作業でしたが、完成し、同僚に褒めてもらえた時は言いようのない達成感を味わうことができました。

4th Avenue Mediaの同僚です。みんなすごく親切にしてくれました。

インターン中、苦労したことは？

私は同僚のアシスタント業務を行っていました。例えば、新規クライアント（車いすの会社）のマーケティング戦略に関するプレゼンテーション資料を作成するために、車いすユーザーや作業療法士のDemographic Informationを集めたり、同業他社のマーケティング方法を調査したり、また関連する学術論文を読み、プレゼンで使えるような資料を作成したりしました。また、Supervisorが演説したスピーチに字幕を付けるため、演説を全部聞いて文字起こしをしました。

ホームステイ先でのクリスマスパーティーです。ホストの娘さんFamilyがLAからも駆けつけ大賑わいでした。

キャリアサポートについてはどのような感想をお持ちですか？

アメリカ、日本に関わらず、迷っている時にはアドバイスを頂き、かずかずのサポートをして頂いたので就活に対する不安も和らげることができました。またIBP生だけの講演会も開いて頂き、多くの著名な方のお話を聞いて将来のキャリアに対して視野を広げることができました。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか？

個人的にはプラスになりました。海外インターンシップはなかなか経験できないことでもありますし、他のインターンシップに比べて苦労もたくさんあると思うのでそこで培った力は就職活動でも生きてくると思います。　就職活動では、留学や海外インターンで辛かったことをどう乗り越えたか、また状況をどう自分の力で変えて目標を達成していったかということを伝えられるように心がけていました。

一番仲の良かった友人の1人です。休日に遊びに出掛けたり、私が日本語を教えて彼女からスペイン語を習ったり。今でもずっと友達です！

様々な内定先を獲得されましたが、就活の中でご自身の評価につながったのはどういう点だと分析されていますか？

たとえ困難な状況でも、自分なりに考え工夫し、努力を続けていくことで確実に目標を達成できる人間だということを、留学中のエピソードを用いて面接官に伝えられたのが良かったのではないかと思います。留学やインターンそのものではなく、そこで何を感じ、何を考え、どう行動したかということに焦点を当てて話すことが大切なのではないかと感じました。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか？

留学を通して自分に自信をつけることができました。状況は自分次第で変えられる、それは将来のキャリアについてもいえることであり、留学で学んだことをこれからも忘れず、日々の生活に生かして頑張っていきたいと思います。

Spring Quarterの先生です。授業以外にもたくさんのことを教えて頂きました。アメリカに着いたばかりの頃だったので、生活のこと等相談にもたくさんのってもらいました。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

やりたいことがあるなら迷わず全てのことに挑戦してみてください。思っている以上のことを学べるチャンスがたくさんあります。また、IBPは体験できることが多い分、他の留学より努力が必要なこともあると思いますが、その分得られることもたくさんあります。自分から積極的に行動して、より多くのことを吸収してきてください。留学も十人十色です。10人いれば10通りの留学があります。是非、自分に誇れるような、「わたし色」のかけがえのない留学経験をしてきてください。応援しています！