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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2012年
矢内 大暉
DAIKI YANAI
出身校:明治大学 政治経済学部
コース:グリフィス大学
キャリア:大学生
留学期間:2012年10月〜2013年9月
インターン先:Liberal Party of Australia’s NSW head office(政党事務所)
帰国後:モナッシュ大学 編入

政党事務所でインターン。電話応対は2 000件以上!

大学生活はどのように過ごしていましたか?

大学はブリスベンだったのですが、寮に住んでいました。僕以外は現地の人が6人。部屋は1人ずつ割り当てられていました。文化の違いというところで話題になりました。大学が主催しているイベントがあって、コミュニティルームで遊んだり、仲いいメンバーで集まったり。友達のフロアのリビングで遊んで、授業の友達とも連絡をとって…寮生活は楽しかったですね。


グリフィス大学での履修科目を教えてください。

2期目の学部授業では政治学を二つと、経済学。あとは中国語を選択しました。中国語は、一つくらい息抜きになるものを入れておきたいな、と思い、日本でも習っていたので入れました。実際、他の授業だと英語で難しい内容が出るのですが、中国語の授業は、現地の人もスタート地点が同じなので、気楽な気持ちで勉強できました。楽しい授業を持つのは、必要だと思います。

授業内容はいかがでしたか?

学部授業はかなりきつかったです。レポートがたくさんあって、資料を読んで仕上げなくてはいけません。プレゼンもあるし、課題が多くて何回も書き直しながら、徹夜で準備したこともありました。授業内容は日本よりも厳しいです。わからないところはクラスメイトに教えてもらったり、どうしようもないときはレポートを見てもらったり、相談しながら助けてもらいました。

授業以外ではどんなことをされていましたか?

いろんなことにチャレンジしたかったので、プライベートで現地のリーグ戦に参加しているサッカ―チームに交渉して、メンバーに入れてもらい、半年くらいプレイしました。交渉にはすごい勇気がいりました。最初は断られてばかりで、3チーム目で入れてもらえました。着いたばっかりで英語もままならなかったのですが、だんだんチームに馴染むことができました。大学始まってからは留学生メインの大学サッカー部にも3、4ヶ月入っていました。これらの機会を通じてオーストラリアのサッカー文化を知るいい機会になりました。


インターン先の職務内容を教えてください。

インターン先は、シドニーの政党事務所「Liberal Party of Australia’s NSW head office」というところで、ニューサウスウェールズ州の自由党の本社でした。8週間の期間で、メール作成や書類分けといった事務作業からはじまり、国政選挙が始まったので選挙期間になって、勤めて3週間目で内容ががらっと代わり、候補者と家をまわったり、選挙区中を戸別訪問でまわっていました。

今回のインターンシップ先を選んだ理由は?

自分がもともと日本の大学で専攻している分野だったので、オーストラリアへ行ってもその分野で学びたいと思っていました。やるよりは自分のフィールドを海外でどう活かせるか、というのに興味がありました。


日本と違うなと感じたところはありましたか?

日本だと、候補者が町へ出て演説しますが、オーストラリアは執行部が演説をする。候補者は主席のひとつ。その人自身がメインで動く、ということはあまりありません。認知を高める戦略としては、家にたくさん訪問できるかが重要になるので、支持してくれるボランティアをいかに集めるかというのが大切です。そこで僕はボランティアの募集を電話でかけて、まとめるということをしていました。オフィスでは電話応対が一番多かったですね。

電話応対は大変ではなかったですか?

電話応対はすごく大変で、「やってくれ」といわれたときにできるかなと思いました。最初は、マニュアルを見ながら電話して、慣れてきたらできるだけアレンジして会話に変化をつけました。最初はわからないことも多かったですが、3、4日くらいで緊張することはなくなりました。2ヶ月間で2000件くらい電話しましたね。選挙の最後の方も、ボランティアの募集と一般の有権者に対する世論調査を電話で行っていましたが、その頃にはだんだん会話もわかるようになってきました。


専門用語など多い内容だと思いますが、どのように勉強されましたか?

現地の新聞やテレビのニュースなどから情報収集や実際の会話で、大体問題になっていることがわかるので、わからない単語は調べる程度で、すごく困るということはありませんでした。もともと政治に興味があったのも大きいと思います。雇用問題や地域の道路を直してほしいといった内容が印象に残っていますね。

職場環境はいかがでしたか?

毎朝MTGがありました。同じインターンシップ生としては、高卒の現地の方と、途中からアメリカ人で20代のワーキングホリデーで来られた方がいて、日本人は自分だけでした。大学では英語力は問題ありませんでしたが、仕事になると言葉は早くて高度な英語力が必要になりましたね。仕事内容を理解していないと難しい。もうちょっと英語がわかれば仕事ができるのに・・・と思って悔しい思いをしました。

ICCのサポートはいかがでしたか?

現地サポートがあるのは心強かったです。ちょうどブリスベンの大学寮からシドニーのシェアハウスへ引っ越すタイミングで、大きなトラブルがあったのですが、ICCの清水さんにしっかりサポートして頂いて、本当に助かりました。

7月からモナッシュ大学に転入を志望したのはなぜですか?

IBPのきっかけが大きくて、自分にとって良い収穫になりました。一年間を通して大変だったこともありましたが、自分の将来を考えた上でも、ビジネス英語をもっとのばさなきゃいけない。自分がやっていきたいと思うことを、専攻している政治経済という部分でも英語でできるようになりたい。日本と違って、海外の大学は自分が頑張ればいろいろできる、ということを感じさせてくれました。もう一度チャレンジして、さらにレベルアップしたい、と思ったことが大きいですね。今回経験した悔しさを、7月から留学に託したいと思います。

今回と次回と、留学先にオーストラリアを選んだのはどうしてですか?

アメリカとも悩みましたが、オーストラリアに一度行った時の印象がのびのびしていて、過ごしやすかったので。オーストラリアは留学生をたくさん受け入れいてくれているところも魅力でした。物価が高いことを除けば人もよく、あまり差別を感じませんし、気候もいいので住みやすかったです。ブリスベンはバス移動がちょっと難ですが、治安もマナーもよかったですよ。次はメルボルンなので初めてですが、楽しみです。


留学を考えている方にメッセージをお願いします!

絶対留学を考えているならしたほうがいい。今はいろんな制度があるので自分に合うものをしっかり見極めることができるはず。多少お金はかかってもその価値がある。英語力は確実に伸びるし、日本と違うところで視野も広がるし、自分自身大きく成長したと感じますし、今までになかった発見に出会えます。思いがあるなら行動してほしいと思います。

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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