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コース:ウエストミンスター大学
キャリア:社会人
留学期間:2009年4月〜2010年3月 インターン先:Oxfam Chiswick(NGO/NPO) 1985年生まれ。愛知産業短期大学通信教育学部を経て日系航空会社に入社し、3年半、成田空港にて勤務。社会人経験を積んだ後、IBP英国コースに参加した。ロンドンでは学業と両立して、ヒースロー空港でカウンター業務の仕事に従事。
課題を仕上げるために、24時間図書館にいたことも
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最初のホストマザーとお家の庭で撮りました
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近くのカフェで
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次のホストファミリーと、またお家の庭で撮りました
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旅行中、お世話になったスペイン人の友人の家族と
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友人のお父さんの手作りパエリア
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仕事の前に、韓国人の同僚とカフェへ
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ホストマザーの手作りアフタヌーンティー
仕事を辞めて留学を決意したのはなぜですか?
成田国際空港にて業務をする中で、さまざまな国籍のお客様に出会う機会が多くあり、航空会社社員のプロとして、英語力を伸ばしたいと考えました。
数ある留学プログラムの中で、IBPを選んだ理由は?
1年間という短期間の中で、他にはない充実したプログラムであったことと、恵比寿のオフィスに相談に伺った際の、スタッフの方々の対応の良さから信頼感を得たためです。
英国コースを選んだ理由は?
ドイツとオーストリアのウィーンを旅した時に感じたヨーロッパの街の雰囲気が、とても魅力的であったことと、地理的にとても遠い国であったことから、長期で滞在するならヨーロッパと決めていました。また、滞在中にいろんな国を見てみたいと考えました。
留学中、特に印象に残っている授業はありましたか?
Communication between cultureという授業が印象的でした。異文化環境に身を置いた時に人が起こすリアクションの傾向や、どのような時に偏見やステレオタイプな考え方が生まれるかなどを学びましたが、日本人としてのアイデンティティや、異文化交流の中で自分にとって何が大切であるかなど、深く考えることができました。同時に、同じトピックに対してさまざまな国の学生から異なる意見を聞けたことがとても興味深かったです。
留学中、学業と並行して仕事をされていたそうですね。
航空会社社員として、ロンドンヒースロー空港で搭乗手続き業務からゲート業務、旅客対応などの仕事をしていました。渡英前に勤務していた会社の上司の紹介があり、チャンスを頂けました。
学業と仕事の両立は大変ではなかったですか?
特に苦労したのは、学部授業を受けていた3カ月間です。午前中に学校に通い、午後に働くというライフスタイルの中で、ウエストミンスター大学の学生と同じ課題をこなさなければいけないのは、とても大変でした。また、1つのエッセイを仕上げるのにとても時間がかかるため、休日は図書館で24時間過ごしたこともありました。
勉強と仕事以外には、どのように滞在を楽しみましたか?
ロンドンには多くの美術館や展示会があるので、空いた時間によく足を運びました。
インターン体験について教えて下さい。
Oxfam Chiswickというチャリティショップで店員の仕事をしました。ここの仕事でスピーキングスキルが身に付きました。ショップは非営利団体であるため、スタッフは皆ボランティア。自分の意志で働いているので、お店の雰囲気がとても良かったです。そこで出会ったスタッフとは、今も連絡を取り合っています。
現地のICCスタッフのサポートはいかがでしたか。
非常にお世話になり、とても感謝しています。学部授業の期間中は、エッセイの添削を依頼するため、頻繁にICCオフィスに伺いました。学部授業の4科目を全てパスすることができたのは、現地スタッフ深野さんのサポートがあったからです。学業だけでなく、人生についてのアドバイスやいろんな話を聞くことができ、いつも支えられていました。
まだ帰国したばかりですが、今後の進路についてはどのようにお考えですか?
また航空業界に戻りたいと考えていますが、業界を絞らず、接客経験や英語を生かせるように幅広く就職活動をしていきたいと考えています。
IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。
IBPプログラムに参加した1年間はとても充実していました。ぜひ夢に向かって頑張って下さい。