現地のICCスタッフの皆さんが全力でサポートしてくれ、安心して留学生活を送ることができました
授業で行った、多くの学生を前にしてのプレゼンで度胸がつきました
8ヶ月ボランティアをしたシアトル観光局のみんなと。左上の女性は同じIBP34期生の子で、一緒に働いておりました
Intercultural Communicationのクラスの先生と生徒たち。BCCでは、本当にたくさんの出会いがあり、たくさんのことを勉強する事ができました
仲のよかった友達と。左は、IBPで一番仲のよかったBCC34期生の友達で、真ん中の子はTALK TIMEを通じてできた友達です。この写真は、正月にスペースニードルの花火を見に行ったときのもの
大好きなホストマザーと卒業式にて。私は、1年間ホストファミリーと過ごしました
TALK TIME(WEST MINSTER教会の方々)のみんなで、SUMMER CAMPに行ったときの写真です。シアトルはすばらしい自然に囲まれているため、自然の中でのアクティビティをたくさん経験することができました
ハロウィーンの時の写真です。みんなで本格的に仮装しました。ちなみに私は真ん中の貞子。BCCの仮装大会で「一番怖いで賞」を受賞しました
BCCを選んだ理由は?
それまでビジネスを学んだことがなかったため、ICCの方から「ワシントン大学では初心者は厳しいかもしれない」と教えていただいたことと、BCCは少人数制のクラスが多く、正規の生徒と接する機会が他の大学と比べて多いこと、ビジネス以外のクラスも自由に専攻できると聞いたからです。また、学費が一番安かったからというのも理由のひとつです。
実際に留学してみて、BCCのよかったところは?
学校の規模が小さく、幅広い年齢層や多国籍の人がいるので、授業などを通していろいろな意見交換ができました。少人数制の授業ばかりで、常に授業では発言が求められたため、授業で英語を口にする機会がとても多かったのもよかったです。また、キャンパス内でのイベントがたくさんあり、それらのイベントを通して、多くの出会いがありました。日本に興味を持っている生徒がたくさんいて、友だちができやすかったですね。
BCCではどんな勉強をしましたか?
必修のビジネス関係のクラス以外に、心理学、Intercultural communication、コンピューター、ジムなどのクラスを受講しました。中でも面白かったのは、Intercultural communicationです。夜間のクラスで、年齢も国籍も仕事もそれぞれバックグラウンドのまったく違う人たちがいろいろな意見を交換し、一緒にプレゼンテーションをして、本当に多くのことを学ぶことができました。
苦労した課題などはありましたか?
心理学の授業は、とてもとても苦労しました。正直、その授業を受講した学期は、ほとんど寝ることができなかったくらいです。週1回のレポート提出、2週間に1回のテスト、毎日のPC上でのディスカッション参加など、毎日朝から晩まで課題に追われていました。でも、そのつらい日々のおかげで、リーディング力が短期間でグンと上がり、TOEICのスコアUPにもつながりました。
留学して英語力はどれくらい伸びましたか?
留学前のTOEICのスコアは720点くらいで、TOEFLはちょうど500点だったと思います。その後、留学中での最高スコアは875点でした。留学中は、ほとんど毎月TOIECを受講して、自分の力の伸びを確認しながら、それに応じて目標を決めながら頑張りました。
インターン先について教えてください。
インターン先は、ピンポイント・マーケティング・ジャパン社です。ここで、1ヶ月間、リサーチを担当しました。他にも、ボランティアとしてSeattle’s Convention and Visitors Bureau(シアトル観光局)にて、コンシェルジュを8ヶ月やりました。
インターン体験で得たものは?
ピンポイント・マーケティング・ジャパン社では、主にリサーチを担当させていただき、日々、アメリカ企業のホームページなどをチェックしていたため、リーディング力のUPにつながりました。BCCの授業で、ビジネスのクラスを専攻している生徒の前で、ピンポイント・マーケティング・ジャパン社について説明をするプレゼンテーションをしたのですが、多くのアメリカ人の前で、プレゼンをすることですごく度胸がつきました。今までの授業でやった多くのプレゼンで学んできたことを、すべてを生かしてプレゼンができ、自分にとってすごくいい経験になりました。
就職活動はどのように行いましたか?
周りのみんなより遅れてのスタートだったので、すごく大変でした。アメリカにいる間にも、ロスのキャリアファーラムや、さまざまな説明会などには積極的に参加して、2月くらいから日本に帰るまでに、アメリカから5社にエントリーシートを送りました。3月上旬に帰国し、7月までは毎日就職活動…。とってもきつかったです。やはり、留学の経験をいかしたかったので、業界は絞らず海外と関わっている会社を中心に受けていき、最終的に、7月末に海外留学生用の東京キャリアファーラムを通じて、現在の会社から内定をいただくことができました。
IBPは就職活動に有利だったでしょうか?
はい、とても有利でした。やはり、学校で勉強していただけでなく、インターンシップも経験してきたということに関しては、多くの会社が興味を持ってくださり、最終的に内定をいただいた(株)東芝も、その点に大変興味を持ってくださりました。IBPで1年間、いろいろなことをがむしゃらに頑張った経験は自分の自信につながり、なかなか行きたい会社に受からなくて、すごくしんどい時期もIBPの経験があったからこそ、乗り越えられたのではないかと思います。
現在の勤務先は?
株式会社東芝 セミコンダクター社に勤務し、欧州の中でシェアの大きい会社に対して半導体の海外営業をしております。
IBPが自分のキャリアにどのように影響したと思いますか?
とても強く影響していると思います。正直、IBPの経験がなかったら、今の会社には絶対受かっていなかったと思うくらい、あの1年間の経験は自分の人生にとって、とても大きなものになりました。今の仕事はほとんどすべて英語でのやりとりなので、IBPの経験がすべての役に立っています。何かに困ったりすると、IBP時代のノートや教科書を見返したりしています。
桜クラブ(BCCの日本語クラブ)のメンバーとBBQをしたときの写真です。週に1回、日本語を教える経験も、とっても良い勉強になりました
まだ仕事が始まったばかりですが、仕事への意気込みを語ってください。
6月に配属が決まったばかりで、まだわからないのが現状なのですが、やらせてもらえることはすべて一生懸命取り組んで、同時に英語力もどんどん伸ばしていきたいです。仕事の幅をどんどん広げていき、出張にも安心してまかせてもらえるように早く仕事を覚えて、活躍できるようになりたいです。
最後に、ICCの現地サポートの感想は?
ICCのサポートは本当に本当にすばらしかったです。いつも何か困ると、全力でサポートして下さり、私たちの留学生活が少しでも充実してよいものになるように、いつもいろいろな情報などを提供してくださいました。ICCの皆さんが近くにいてくださって、何かあったときにすぐに相談に行ける環境で、とても安心して留学生活を過ごせました。本当にICCの皆さんのおかげで、無駄な心配をすることなく、自分の頑張りたいことに安心して取り組めたと思っております。本当にありがとうございました。
*体験談の内容は寄稿時の情報です。