コース:グリフィス大学
キャリア:大学生
留学期間:2016年9月〜2017年9月 インターンシップ先:Base Backpackers Brisbane Uptown
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
何も考えず、ぼーっと学生生活を送っていましたが、大学三回生の夏頃、就活開始を目前に、自分の将来を考え始めました。このままだと何も強みがないまま、就職活動に挑むことになるので、予てから親に進められていた海外留学を決意しました。理系だったことから、休学しなければならず、1年間という限られた時間で充実したプログラムはないかと探し始めました。大学の留学相談室で語学学校・学部授業・インターンシップができる留学があると聞き、どうしてもただ遊ぶだけの留学で1年間を無駄に過ごしたくなかったため、大変充実しており魅力的だと感じたIBP留学に決意しました。
留学前はどんな準備をしましたか?
到着してからすぐに受けなければならないコース分けのテストの対策をしました。このテストに落ちてしまうと、学部授業に参加できない可能性が出てくるので、かなり焦って勉強しました。私は申し込むのが締め切りギリギリだったのでIELTSを受けることができませんでしたが、到着までに指定のIELTSスコアを取っておくことをお勧めします。
留学先を選択した理由を教えてください。
純粋な英語を学びたかったため、選択肢は英語が母語の国と決めていました。その中で締め切りが間に合う国が唯一オーストラリアだったのでオーストラリアに決めました。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
自然が豊かで、都会過ぎず、田舎すぎない印象でした。到着してすぐにも関わらず、治安に不安を感じることなく、いい意味で海外特有の緊張感をあまり感じませんでした。
キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
一番印象に残っているのは図書館です。日本の大学にある硬い雰囲気の図書館ではなく、リラックスして座れるソファーやクッションが置いてあって、色もカラフルな図書館で印象的でした。他にも大学内におしゃれなカフェテリアや毎週火曜日にDJが来るバーがあり、とてもワクワクします。相談室や警備員が常駐しておられるスペースがあるので心身ともに安全面に関する設備もしっかり整っています。
英語研修はどのような内容でしたか?
早朝から昼までの授業で、エッセイの書き方、文法、スピーキング等をかなり厳しく叩き込まれます。課題の量も膨大で、授業後の時間はほとんど課題に費やしていました。しんどいですが、ここで教えてもらったことが学部授業の際、本当に役に立ちました。ここで一生懸命勉強することでかなり英語力が上がると思います。
学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
学部授業では、どんなビジネスを将来行うにしろ必須のスキルである、マーケティングの基礎を学ぶ授業と、数字が得意だったのでビジネスデータ分析、単純な興味からイベントマネージメントの授業を選択しました。
特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。
イベントマネージメントの授業は、実際自分でイベントを作成することを想定してレポートにまとめる授業でとても面白かったです。
IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
普段の友達の会話からは学べない、ビジネス会話を学ぶことができるので、後のインターンシップで役に立ちました。
コミュニケーション力向上のために努力したことは?
到着当初は、辛くても必ず一日一回は現地人と英語で会話しないと部屋に入らないと決めて、生活していました。慣れてきたら、アウトドアやパーティーを始め一緒に勉強する誘いや近所のスーパーに行くなど友達からの誘いは極力全て断らないようにしていました。会話についていけないことを恐れず、どこにでも飛び込んでいきました。そうすることで友達の輪もかなり広がり、英語を話す機会も格段に増えていきました。
インターンシップ先について教えてください。
インターンシップ先は、バックパッカーの方達が宿泊する格安ホステルでした。
そこではどんな仕事を担当しましたか?
基本的に、ボスと二人でホステルを運営していくといった内容です。始めに数字が得意であることを伝えると、お金の管理を任されました。簡単な作業だったので、なるべく迅速かつ正確にこなし、ボスの信用を得た後に、もっといろんなことに挑戦したい旨を伝えました。そこからは、英語力向上のため、実際レセプションに立って接客したり、売上データをもらい、昨年と比較して売り上げが落ちている商品に対して施策を打ち出したり、様々なことに自分から取り組みました。そうすると終盤には、ボスから今までアルバイトに任せていた管内清掃をクリーニング会社に依頼したほうがいいかな?といった相談をされ、データ分析に基づいてアドバイスをするといった少しコンサルタントに近い内容まで行っていました。
インターン中、苦労したことは?
当初、もう少し大きい会社にインターンシップが決まっていましたが、直前にドタキャンされてしまい、急遽小汚い小さいホステルに勤めることになり少しがっかりしました。当初、働きたいと思っていた仕事場ではなかったので、自分のやりたいことを積極的に口に出すことに苦労しましたが、一生懸命与えられた仕事をこなし、自分の挑戦心をアピールすると、なんでもやらせてくれるボスだったので、最高の経験ができました。どんな環境であれ活かすも殺すも自分次第だなと感じました。
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
留学中は、将来のキャリアプラン始め、インターンで行き詰った時もアドバイスをいただきました。帰国後は、無知なコンサル志望であった私にケース面接の指導を一からしていただきました。おかげで、結果的に志望業界に勤めることができて本当に感謝しています。
就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?
面接では、ほとんど留学の話をしていました。この経験がなかったら落ちていたと思います。
留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?
留学に行ってきました、だけでは響かないので、「自主的に考えて行動した結果、このようなことを留学で学びました。自分はこういうことにモチベーションを感じる人間であるので、御社が最適です」というように、留学の経験に基づいて何を経験し何を学んだ結果、この業界、御社に決めたということをアピールしました。
留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
挑戦心が向上し、様々なことに意欲的になりました。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
人生は一度きり、時間がある学生の期間を無駄にしないで!IBP留学は素晴らしい環境が整っています。その環境を最大限に活かしてください。必ず成長して帰国することができるので、ぜひ楽しんで、頑張ってきてください!