アジアを代表するIT大企業でのインターンシップを経験
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
もともと留学を検討していましたが、学部授業の受講が出来るだけでなく、最後の3ヶ月でインターンシップが出来ることができる事が、私の希望していた留学の目的に合致したからです。
留学先を選択した理由を教えてください。
経済的にも発展をしているマレーシアに惹かれました。更に、欧米に比べて留学費用も安く抑えられることが決め手となり、IBPサンウェイ大学コースを選択しました。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
大学の先生、クラスメイトを含め、人が非常に優しいことに驚きました。宗教や文化など違うバックグラウンドを持っている方々が生活している国なので、まさに「多民族国家」ということを感じ、様々な人とふれあえることに魅力を感じています。英語になまりがあるのではじめは慣れるのに食らいつくのに必死でした。また生活コストが安く、暮らしやすいことを実感しました。
キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
大学寮も含め、非常にきれいで過ごしやすかったです。
IBPオリジナル授業ビジネストレーニングについて教えてください。
講義に登壇してくださった皆さんは眼を見張る経歴をお持ちの方ばかりで、一度も社会に出ていない私たちにとっては参考にできることしかなかったです。また、一人一人が同じではなく、ビジネスに関して様々な異なる視点を持っていて、とても興味深かったです。どの講義も将来の自分にとって血となり肉となるだろうと感じています。
学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
Fundamentals of College Writing、Introduction to Computer Applications、Mass media and Society、Basic principles of Accounting、Introduction to Businessなどを受講しました。。
特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。
Fundamentals of College Writingでは大学にて必要不可欠なエッセイや論文の書き方を一から学べたため、とてもためになりました。また、ビジネスに関する授業ではどれもグループ課題があり、クラスメイトと協力して課題に取り込まなければならないものでした。2人だけのコミュニュケーション以上に、大人数で取り組むグループ課題では、グループ内での折衷案を見出していかなければならないなど大変でしたが、とても充実できました。
留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?
大学の授業と並行して、パートタイムのインターンシップに参加しました。
課外活動から得たものは何ですか?
大学生活とインターンシップの同時並行は、タイムマネージメントがとても難しかったですが、この経験はとても貴重であると感じています。
インターンシップ先について教えてください。
Grab Foodは東南アジアで事業を展開している大企業で、デリバリーサービスや金融サービスなど、様々な事業を展開しています。従業員の共通言語は英語なので、彼らは同僚と話す際やミーティングの際に英語を使用していました。従業員は大きく分けて、純マレーシア人、中国系マレーシア人・インド系マレーシア人の3つの民族グループに分類されます。社内では、どのポジションにいる従業員も自分の意見を上司に提案でき、また正当な理由があれば上司が決めた案に反対することができる風通しのいい職場環境でした。上下関係がはっきりしているいわゆる日本企業とは全く異なる職場でした。
インターンシップ先を志望した理由を教えて下さい。
インターンシップ探しにあたっては複数の企業にアプライをし、さまざまな文化を持つスタッフとマレーシアで働くことは難しいように感じたこともありました。しかし、私がGrab Foodで働くことを選んだ理由としては、私が業務を遂行する上で大いに助けとなれる環境で、他のインターン生も働いていることを知り、彼らと一緒に働くことはとても価値があると感じたからです。
そこではどんな仕事を担当しましたか?
Grab Foodの取引先に電話をしたり、あるソフトウェアから情報を入手したりと幅広い業務に従事していました。 初めて出社した際は、私は仕事上でいわゆる要となる業務を任されました。膨大な量の顧客情報や取引先情報を会社が導入しているシステムに入力しました。インターン生は大きなプロジェクトに関わることで、各々スキルを進歩させる努力をしていました。 一度任された業務を終えると、総務のアシスタントチームに配属されました。 チーム内では一つの決まった業務はなく、幅広いタスクをカバーしています。僕は上司から約200の取引先に電話し、オフィスで開催される大きな会議への参加を促すよう指示を受けました。 それに加えて、インターン生は会社のタブレットを持って取引先を訪問しました。Grab Foodと契約しているレストランの従業員がGrab Foodのアプリを使っているお客様から直接注文を受けられるように、タブレットの使い方を教えました。このように、Grab Foodでは仕事を通して価値のある忘れられない経験をすることができました。
インターン中、苦労したことは?
取引先との電話を通して会議への参加を促しました。取引先のスタッフに出席を促すのはとても大変でしたが、会議に参加する上での利点と目的を説明することで会議に参加してもらうよう説得しました。この業務はGrab Foodで働いた経験の中で最も苦労したタスクのうちのひとつです。
留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
ビジネスでの英語使用は問題ないレベルにまで英語運用能力を向上させることができました。また、海外インターンの経験を通し、成長出来たと感じています。インターンシップ先では同僚からの素晴らしい手助けのおかげで自身の目標を実現させることができました。業務の中でたくさんのミスをしましたが、同じくらいたくさんのチャンスを与えてもらいました。 また、文化やバックグラウンドが違っても十分に理解し合えるということを身をもって学びました。
*2019年8月時点での情報です