修了生の声

記者のインターンシップという貴重な経験ができた留学体験
記者のインターンシップという貴重な経験ができた留学体験
松橋 一之進
出身校:
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2012年8月〜2013年8月 インターン先:The North American Post 帰国後:日本の報道機関に内定

多様な考え方から自身の道を見つけ出す自由と責任を学んだ

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

最初は語学留学を考えていましたが、自分なりに検討しているうちに「英語で何かをする経験」をしたいと考え、海外でインターンシップの経験を得られるIBP留学を決意しました。

留学前はどんな準備をしましたか?

とにかく英語の勉強をしました。文法や発音、リスニングなど、できることは手当たりしだい試していました。日本でもできることはたくさんあると思うので、留学前にある程度の英語力をつけてから現地へ行くとスムーズに留学生活をスタートできると思います。

留学先を選択した理由を教えてください。

ベルビューカレッジの少人数制授業に魅力を感じました。また、留学では幅広く学んでみたいと考えていたので、普段の授業以外に社会人教養講座など、様々な領域の授業を受けられるベルビューカレッジを選びました。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

最初に訪れた場所はダウンタウンベルビューでした。付近にはマイクロソフトの社屋やExpediaの本社ビルなど、高層オフィスビルが立ち並び、都会的な印象を受けました。また、ベルビューに到着したのは8月上旬とあって青空が広がり、湿気のないからっとした西海岸特有のすがすがしい天候で胸が高まりました。

英語研修はどのような内容でしたか?

大学の授業が始まるのは9月ですが、8月から一ヶ月間語学学校に通いました。リーディング、グラマー、スピーキングなど、全般的な英語力を鍛えられたと思います。また、講師との一対一のレッスンもあり、手厚いフォローだったと振り返ります。

シアトルに住む日系の親戚たちと

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

地域の交流センターなどが開催するトークタイムに参加し、色々な人と話すことを心がけました。また、普段の生活ではホストファザーやホストマザー、ルームメイトとの食事中の会話も大事にして過ごしていました。

インターンシップ先について教えてください。

The North American Postという日系人を主な読者に持つ新聞社です。毎週木曜日に発行し、ワシントン州の日系人社会についてのニュースを英語と日本語で紹介しています。日系人社会の今を切り取っている新聞となっています。日本語名は北米報知です。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

記者インターンとして、現場へ取材に行き、記事を書きました。また、英文記事を日本語に直したり、日本語記事を英文に直したりする翻訳の仕事もしました。英語と日本語あわせると25の記事を発表しました。 自分で記事を企画できるので、アイディアを出せばどんどん記事を書ける環境でした。記者という職業に興味がある人にはとても良い環境だと思います。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

とてもプラスになったと考えています。日本でのインターンシップの選考に通過し参加できたことは、就職活動でプラスに働いたと感じています。職種研究、業界研究を目的に、帰国後の秋に記者職のインターンシップに参加するため、留学中の6月くらいからエントリーシートを提出しました。当時参加していたThe North American Postでのインターン経験が光ったと感じています。結果的に、通信社、全国紙、在京キー局の三つのインターンシップに参加することができました。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

留学中のインターンシップの話はとても評価していただいたと感じています。しかし面接では、インターンは記者として働くイメージがついた経験として話すに留めました。あまりにもプッシュしすぎると、受けている社でなく、インターンしていた社に就職すれば良いのではと面接官はマイナスに感じると考えたからです。バランス良くアピールすることを心がけました。 全体的に振り返ると、留学中に飛び込んだ新聞社での記者インターンは、就きたい職業が明確になったことや、就職活動で有利に働いたという点で、とても有意義な経験でした。

卒業パーティーでホストファザーと

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

多様な考え方を受け入れられるようになったことです。また、自分の行動に責任を持つことの大切さも学びました。一年間現地で生活する中で、人と違う意見を持って当たり前という気風がアメリカにはあると感じました。 また、自分で考えて行動し、とった行動には責任を持つことを学びました。なんとなく周りがこれをしているから、自分もやる、ではなく、ベストかどうか判らないが自分が正しいと考えたなら責任とってやってみることは大切だと思うようになりました。大学を休学して、一年間の留学に踏み切った決断が自分をそうさせたと感じています。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

まずはオフィスに相談に行かれると良いと思います。時間もお金もかかることなので、自分の目と耳で確かめ、納得してからプログラムに参加することをお勧めいたします。 全体的に振り返れば、私はとても有意義な一年間を過ごせたと考えております。

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