「迷ったらなんでもやる」日常英語表現配信インスタグラム開設等、挑戦したから学べたこと

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

大学時代に交換留学を希望していたが実現出来ず、留学をしたいとずっと思いながら就活をしていた時、たまたまインターネットの広告でIBPに出会いました。IBPでは大学で学んできた英語を生かしながら学部授業で専門分野を学ぶことができ、その後インターンシップがあることから、自分のキャリアアップに繋がると思い参加しました。既卒で留学をしたため留学後の進路に不安がありましたが、IBPにはキャリアサポートがあり留学後の進路は全力でサポートすると後押ししてくれたため自信を持って決断が出来ました。

留学先を選択した理由を教えてください。

尊敬する方がオーストラリアのコンサルティングファームで就職をしていたのが大きな理由です。英語圏での就職を目標にしている私にとって、目標達成するためにオーストラリアは一番最適で可能性を感じられた国であり、インターンシップを通して経験を積みキャリアアップに繋げたいと思いました。また、オーストラリア英語に凄く興味があって、習得したかったことも理由の一つです。

留学前はどんな準備をしましたか？

オーストラリア英語に出来るだけ適応出来るように、海外ドラマやオーストラリア人Youtuberの動画をみて、日々英語に触れていました。日本の大学で出会った留学生と交流を通して、少しでも英語を話せる機会を作っていました。また、留学中にコスト面で制限されたくなかったので、アルバイトを3つ掛け持ちして、留学費用を出来るだけ貯めていました。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか？

想像を超えるほど自然が豊かでした。寮には大きなトカゲやポッサムなどがそこら中にいて正直驚きました。ですが、大自然の静かな環境でゆったりと勉強が出来、朝は鳥の鳴き声で起き、元気に１日を過ごせる環境でした。
街中にモダンで美しい高層ビルがありますが、街の中心には川が流れ、公園や街路樹などの緑も多く、人工ビーチもあり、のんびりとリラックスして過ごせる街でした。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか？

毎学期の始まり等、定期的に大学の学生スタッフ主催の「フリーフード」という、ホットドックやチェロスなどの様々な食べ物を無料で提供している催し物には驚きました。あまりお金がない学生にとって優しいイベントだと思いました。また、勉強面でのサポート体制にも日本とは違いがあると感じました。テスト前には大学の図書館が24時間空いていますし、教授とは別に講師がクラス毎にいて気楽に質問などが聞ける環境でした。

英語研修はどのような内容でしたか？また、どのように役立ちましたか？

英語研修は、英語を勉強するというよりは学部授業のための準備であり、エッセイの書き方やプレゼン、ディベートのやり方などが学び、学部授業でとても役に立ちました。また、クラスメイトがインド人、中国人、韓国人など多国籍であったため、英語学習に対するバックグラウンドが様々で興味深かったです。勉強に対する姿勢の違いなどもあり、グループワークなどでは柔軟に対応する必要がありました。このような柔軟性を学部授業の前に習得できたこともよかったと思います。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか？

Organizational Behavior
Entrepreneurship and New business
Retail Marketing

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

Entrepreneurship and New businessの授業が特に力を入れて取り組みました。この授業は、起業家になるための基礎的なノウハウを学べる授業であり、学生でありながら会社を経営している人や将来的に起業をしたい学生たちと一緒に市場検証、ファイナンス、リーガル等を学び、多岐なビジネスプランをチームで書き上げ、プレゼンテーションをしていました。経営者や起業家思考の学生と一緒に学べたことはとてもいい経験になり、今後のキャリアに役に立つ授業でした。

IBPビジネストレーニングはいかがでしたか？印象に残っている内容と感想を教えてください。

ビジネストレーニングでは、インターンシップに向けて、英語の履歴書やカバーレター作成し、電話や面接のノウハウを学ぶ事が出来ました。また、自分が興味ある企業をリサーチしてその企業のプレゼンテーションも行いました。プレゼンテーション後に自分の英語力のなさを改めて痛感したため、それ以降英語学習に対するモチベーションがさらに上がりました。

留学中に参加した課外活動（サークルやアクティビティ）はありますか？

留学中に何か新しい事に取り組みたいと思い、「Joi English」というインスタグラムを開設し、オーストラリア人が日常的に使う頻出表現を３０秒程度の動画で配信する取り組みを行っていました。現地生活で学んだ英語表現を日本で英語を学ぶ人々に発信することで貢献したいという思いで活動していました。

課外活動から得たものは何ですか？

仮説を立てて、実行する力を培いました。この取り組みをするにあたり、台本作成や動画撮影のためのネイティブの協力者を探す必要がありました。闇雲に募集するのではなく、日本に興味を持つ人なら協力してくれるのではと仮説立て、大学内で日本語を勉強している学生をターゲットに声掛けを行うなど、思考を巡らせて行動した結果、多くの協力者を得る事が出来、周りを巻き込みながら継続的に取り組む事が出来ました。

コミュニケーション力向上のために努力したことは？

英語力、コミュニケーション力を向上させるには、友達を増やして色んな人と関わり、沢山話すという事が近道だと考え、積極的に現地のオーストラリア人と交流するように心がけていました。ルームメイトとはサッカー観戦や映画鑑賞をしたり、料理を一緒に作ったりをしていました。また、筋トレ好きの友達とジムで鍛えたり、日本に興味を持つオーストラリア人の友達にハイキングやビーチに連れて行ってもらったりしていました。積極的に友達作りをしていたため、私のお別れ会では３０人以上の友達が来てくれて、充実した留学生活を過ごせていたなと実感した瞬間でした。

インターンシップ先について教えてください。

Quay Appointmentsという政府機関への人材派遣サービス会社

そこではどんな仕事を担当しましたか。

主な業務内容は推薦状の確認電話、履歴書の項目分け、データ入力、面接同行、ブログ更新など人事関連業務を幅広く経験させてもらいました。

インターンで苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。

英語で業務をすることが想像以上に大変でした。日常英会話は問題がなく、インターンでも自分の英語力はある程度通用するだろうと思っていましたが、実際に働いてみるとクライアントの英語が全然聞き取れなく、電話をすることに対して恐怖を覚えました。過去のインターン生はアメリカやアイルランドなど英語圏出身だったようで、英語が出来ることは当たり前で、上司からの期待値や求められる業務の完成度がとても高いと感じました。上司に英語力に自信がないと素直に伝えると、私のためにスクリプトを用意してくれ、何度もデモをしてくれて徐々に自信をつけることが出来ました。この経験から、どんなことでも逃げずにやれば出来るようになることを実感しました。また何よりも、英語で電話対応などの業務に携われた経験は自信に繋がりました。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

日本と現地のICCスタッフの方々には大変お世話になりました。まず、既卒留学であるため、進路に対する不安がある中で、日本のスタッフから留学後のキャリアサポートは全力ですると言っていただき安心して留学を決断する事が出来ました。その言葉がなければ留学をしていなかったと思うので、感謝をしています。また、現地スタッフの高井さんと高橋さんは常に私たちの事を何よりも優先的に考えてくれ、キャリアのイベントやボランティアなど様々な貴重な機会を提供してくれました。どんな些細なことでも親身に相談に乗ってくれて、安心した留学生活を送ることが出来ました。

留学前、留学中そして帰国後にIBPキャリアサポートをご利用された場合は、その感想を聞かせてください。

IBPキャリアサポートには、本当にお世話になりました。手厚いサポートのお陰でボスキャリでは内定を取ることが出来ました。ボスキャリ前には、何から準備をすればよいかわからない状況から、自己分析、履歴書添削、面接練習などのサポートを親身にしていただいた椿さんには感謝の言葉しかありません。既卒留学をしていた私にとって、留学後の進路に不安がある中、手厚いキャリアサポートはすごく有り難かったですし、信頼出来、頼りになるキャリアアドバイザーの椿さんの存在は心強く、自信を持って就職活動に取り組むことが出来ました。

就職活動ではIBPの経験（インターンシップや課外活動など）をどのようにアピールしましたか？

就活活動では、「留学をする」という目標のために継続的に行動してきたことを強みとしてアピールしました。私の場合、留学をするにあたり費用面と英語力に課題があり、大学生活では留学で求められる英語力をつけるために、継続的に英語学習に励みました。また、３つのアルバイトの掛け持ちし留学費用を自力で貯めてきました。留学のために継続的に行動してきたことで、企業の方々から向上心を評価していただけたことを多く感じました。このIBP留学というチャンスがあったからこそ英語学習も資金調達も最後まで継続的に頑張れたし、この経験を就職活動でアピールすることに繋がったので、本当に留学を決断して良かったと感じます。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか？

「迷ったらやる」という強い意志を持てるようになりました。IBP留学を決断することも含めて留学中にも迷う事がたくさんありましたが、IBP留学中では様々なボランティア活動やWWPというキャリアアップに繋がるビジネスプロジェクトなどの多くの機会を提供してくれました。とりあえずどんな事でもやってみようという気持ちで、焼きそば店でのアルバイトからWWP（ビジネスプロジェクト）、ボスキャリ（就活）などへ挑戦しました。実際に挑戦したからこそ学ぶ事があり、何事も迷ったらやるべきだなと感じました。これからの人生でも迷う事があると思いますが、「迷ったらやる」という意志を大切にして行動していきたいです。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

留学を決断するのは決して簡単なことだとは思いません。私も実際に、既卒で留学をするということで進路に不安があり、費用面でも自分で貯めた多額の費用を自己投資することに本当に価値があるのかなど、人生で一番悩み考えました。しかし、今１年間の留学を終えてみて、一つ自信を持って言えることが、「留学を決断してよかった」です。費用面を中心に多くのリスクを背負って挑戦した留学だからこそ価値があると思います。思い切って、決断してみてください。留学には多くの可能性が広がっており、大きく人生が変わると思います。応援しています。