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ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2017年
古澤 謙 
KEN FURUSAWA
出身校:東京外国語大学(IBP留学時は大阪大学) 国際社会学部(IBP留学時は基礎工学部)
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2016年4月~2017年3月
インターン先:Japanese Cultural & Community Center of Washington(NPO団体)
内定先:外務省

ニューヨークで開催された模擬国連に大学のチームとして参加

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

留学生用のコースに配属される交換留学と異なり、現地大学で開講されている授業を自由に選択できる環境が整えられていたことです。また、生活面も含めて大学や周囲からの縛りが少ないと考えていました。滞在の終わりにインターンシップをする機会があることにも魅力を感じました。

留学前はどんな準備をしましたか?

留学の前に何か特別な準備をするということはありませんでした。大学入学当初から英語での開講授業を毎学期複数個受講していたこと、大学での国際交流活動や日々の生活の中で英語を自然に取り入れていたことが結果的に留学に活きたとは思います。

留学先を選択した理由を教えてください。

高校生の頃からなんとなくアメリカに憧れを抱いていました。世界の経済や政治の中心である国に実際に足を踏み入れ、勉強したいという思いがあったのだと思います。Bellevue Collegeが少人数授業を開講していたことにも魅力を感じていました。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

緑が豊かで美しいという印象を持ちました。家族が休日を過ごせるような公園が多いことやハイウェイがものすごく身近であることにもびっくりしました。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

日本の大学と比べて何かが大きく異なるということはなかったと思います。設備に関してではないですが、生徒と教授の距離感がほとんどなく、授業終わりや放課後に生徒が気軽に教授に質問に行っている様子をよく見かけたことは日本の大学との違いだと思います。私自身も授業内外で教授とたくさん話をした記憶があります。


学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

国際関係論や国際政治、コミュニケーションに関する授業を中心に授業を受けました。アメリカで受講する価値が大きいと思った社会学やPublic Speakingの授業も受けていました。

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

半年以上に渡って模擬国連の授業を受講しました。模擬国連への参加を見据えて代表する国に関する研究をするだけでなく、文章作成能力やプレゼンテーション能力の向上も求められていたため、様々な力を身につけられたと思います。実際に1年間の滞在の終わりにニューヨークで開催された模擬国連に大学のチームとして参加したことは貴重な経験でした。


IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。

英語でのメール作成経験や履歴書の作成経験はほとんどなかったため、授業で丁寧に教えていただいたことは非常に良い機会だったと思います。インターンシップに応募する時にはほぼ不自由なく英語でメールを送ったり電話をかけたりしていました。

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

Social Business Clubというクラブで、食料問題や貧困等の社会問題がある中で、いかに社会や人々に有益なビジネスを作り出すのかということを考えました。実際に社会問題に対する若者の意見交換の場の提供に取り組んだり、キャンパス内での寄付金集めや社会問題の啓発活動等も行ったりしました。他にも大学の国際交流室で時間を過ごしたり、その交流室が企画してくれた日帰り旅行やキャンプに参加したりもしました。

課外活動から得たものは何ですか?

課外活動を通して学んだことは多くありますが、助け合いやネットワーク作りの大切さを改めて感じたように思います。キャンパス内の学生間の繋がりにおいてもキャンパス外の一般社会においても、常にそこにいる人々やそこで起こっていることに関心を持ち、自分ができることを考えるようになりました。これは日本の大学生活ではあまり感じられなかったことの一つです。


コミュニケーション力向上のために努力したことは?

特に何かを意識したということはなかったと思います。ただ、人と話をすることがとても好きなため、いつも誰かと一緒にいて話をしていたと思います。日本人を避けるということは一切しなかったですが、日本人以外の人で気が合う人が多く、日本人以外の4人とルームシェアもしていたため、常に英語を話す環境にはいたと思います。

インターンシップ先について教えてください。

Japanese Cultural & Community Center of Washingtonという、日系アメリカ人の歴史や伝統を保存したり、日本の文化や伝統を広げたりする活動を行なっている機関でした。職員の方の多くは日系人の方であり、日本人の私に対しても非常に理解がありました。


そこではどんな仕事を担当しましたか?

私は、書物や資料、伝統工芸品の整理、文章の和訳英訳、訪問者への挨拶や施設の案内、日本の文化や行事を紹介するインターン用のブログの更新等を行なっていました。また、職員さんと一緒にイベントの企画運営を行ったり、日系人の作家にインタビューをしたりしました。インターン生として何かを行うというだけでなく、シアトル近郊の日系アメリカ人コミュニティの歴史を勉強したり、たくさんの人に出会ってお話をしたりしたことで貴重な経験になりました。

インターン中、苦労したことは?

何か高度なスキルを求められたり、自分が先頭に立って責任を背負って活動したりすることがあったわけではなかったため、大きな苦労はなかったと思います。海外の職場という慣れない環境の中で過ごしたこと、日系の方が多かったとはいえ基本は第二言語である英語のみでコミュニケーションをとったということが日々の困難ではあったかなと思います。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

出国前には書類手続き等で丁寧な説明とお手伝いをいただき、問題なく準備を進めることができました。留学中に現地のスタッフさんに積極的に話しかける性格ではなかったのですが、お話をさせていただいた時には現地での生活のことや社会人の経験や意見を聞くといった意味で貴重なお時間をいただきました。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

留学での経験が直接的に活きた場面を経験した訳ではありませんが、英語が求められる就職先を希望していましたし、面接でも留学中のことについて聞かれることもありましたのでプラスになっていたと思います。


留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

自分自身の中身は一切変わっていないと思います。しかし、その自分自身を正直に表現していいということに気づき、自己表現の仕方や周囲の人との関係性の築き方は大きく変わりました。留学以前は周囲の目を気にし、社会から期待されているように振る舞うことを常に意識していましたが、今は自分に素直に行動やコミュニケーションを行っています。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

生まれや育ちは人それぞれだと思いますが、私のように日本で生まれて20年間日本で育ってきた人にとっては、何も知らない、誰も知らない環境に身を置くこと自体に大きな価値があると思います。自分に素直になることで自分の本当の興味や生まれ育った環境で抑えてきた自分の知らなかった一面に気づくことができると思いますし、自分自身や将来について深く考えるきっかけになると思います。もちろん留学することそのものではなく、その時間と機会をどのように有効活用するかが重要ですが、とりあえず一歩を踏み出すことで見えてくるものがあると思います。

*2019年10月時点での情報です
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