修了生の声

英語を使ってなにをしたいかという気持ちを持って、留学に臨むと効果的です
英語を使ってなにをしたいかという気持ちを持って、留学に臨むと効果的です
ファラギ 丹羽 真理子
出身校:出身校:明治大学大学院
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:社会人
留学期間:2006年3月〜2007年3月 インターン先:ICCシアトルオフィス 1978年東京都生まれ。明治大学大学院卒業後、就職。その後、2006年3月〜2007年3月の12ヶ月間キャリアチェンジを考えてIBPに参加。

様々な人と会話をすることで度胸がつき、英語力も伸びた

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

一年間で英語の向上と、インターンシップという働く現場を経験できる部分が魅力的でした。また、プログラム説明会が他社に比べて、生き生きとしていて、楽しそうに感じたのも理由でした。

留学前はどんな準備をしましたか?

TOEICのスコアをとって行くことで、学部授業が取得できると説明を受けていたので、その勉強をし、必要スコアをパスしていきました。

留学先を選択した理由を教えてください。

ベルビューカレッジで取得したい学部授業があったためです。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

高校の時に夏の短期留学でシアトルに来ていたこと、またその際のホストファミリーのもとに、その後も何度も訪れていたため、懐かしい気持ちが大きかったです。春先でまだ肌寒かったですが、東京に比べて、湾の水が綺麗なところが気に入っています。

桜祭りのボランティア活動中にIBP34期の仲間と

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

ベルビューカレッジは少人数の授業が多いので、日本での大講堂での授業に比べて、小さい教室ばかりでした。特に日本の大学と違うすごい施設、設備というのは無かったように感じます。

英語研修はどのような内容でしたか?

ビジネス文書の書き方、プレゼンテーション、インターンシップ準備のクラスが主でした。 プレゼンテーションのクラスはとにかく課題が多く、リサーチ、簡潔なプレゼンテーションの組み立て、的確な説明の仕方を鍛えられました。また、インターンシップ準備のクラスでは、模擬インタビューも何度も行われ、言い回しの習得や、自己分析をする良い機会になりました。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

日本で仕事をしていた時から勉強したかった、プロジェクトマネージメントを選択しました。先生は地元、ボーイング社で実際にプロジェクトマネージャーをしている方でした。また他の生徒も、ほとんどの方が、実際にプロジェクトマネージメントの仕事に関わっている方ばかりで、ディスカッションについていくのに大変苦労しました。しかし、実践的で大変有意義な授業でした。

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

プロジェクトマネージメントの授業と、Microsoft Projectのオンラインクラスを受講しました。一番、興味を持って取り組んだのは前述した、プロジェクトマネージメントです。グループワークでは授業時間外に集まって、課題を進めることもありました。学期末には自分で一つのプロジェクトを決め、開始から終了までプランニングする課題があり、力を入れて取り組みました。最終的にAグレードの評価を頂き、大変嬉しかったです。 オンラインクラスはクラスメイトに会うこと無く、グループワークやディスカッションを、定められた時間内に進めるのに苦労しましたが、社会人で受講されている方々も多く、彼らのオンライン上でのやり取りを拝見するのも勉強になりました。

ベルビューカレッジでのハロウィンパーティーにて

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

週に一度のトークタイムには、できる限り参加し、友達を作って、週末も彼らと出かけたりしていました。また、1学期が終わる頃から、シアトルの病院で受付のボランティアを始め、6か月間続けました。

課外活動から得たものは何ですか?

プログラム終了後も、結婚式や出産前のベビーシャワーなどお互いのイベントに招待し合う友人ができました。

インターンシップ先について教えてください。

ICCシアトルオフィスで行いました。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

IBPプログラムに参加なさっている学生のサポート業務のアシスト、ホストファミリーとのホームステイアレンジ、また、正規大学留学をなさる、高校を卒業したばかりの留学生の入学前サポートプログラムの準備、実行を担当しました。

ホストファミリーの子供たちとクッキー作り

インターン中、苦労したことはありますか?

ホストファミリーの対応は、学生さんとのトラブルを相談されることなどもあり、最初の頃は、電話で上手く意思が伝えることができず、一方的に話を聞くしかできないこともありました。また、新規ホストファミリーのお宅を訪問し、プログラムを説明するのにも、最初は英語で説明が上手くできずに苦労しました。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

ICC東京オフィスのスタップには出発前、丁寧なご対応を頂き、手続きなどでは特に不安を抱くこともなく、助かりました。現地スタッフも、気軽に話せる環境をつくってくださり、ICCオフィスへの訪問も楽しくさせていただきました。

社会人としての留学に対して不安はありましたか?

ありました。一年で日本に戻ってきて、ビジネスで使える英語が自分に身に付いているかが、一番心配でした。一学期目が終わる頃から、シアトルの病院で受付のボランティア活動を始めましたが、何を説明するにも難しく、ますます不安になりました。 ICCシアトルオフィスでのインターンシップを通して、多くのホストファミリーや学校関係者と会話をする機会に恵まれ、かなり度胸がつき、それからは会話力がより伸びたと思います。

IBPの先生とクラスメイトと

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

様々な考えの方との出会いを通じて、物事の捉え方が柔軟になったと思います。また、日本に居た頃に比べ、政治、文化、様々なものに興味をもつようになり、そういったことに関し、自分の意見をより人に伝えることができるようになりました。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

IBPを受講する学生側として、また学生をサポートする側、両方を体験させて頂く機会に恵まれ、一番に感じたことは、変化、違いを楽しむことができると、充実した留学生活が過ごせるということです。アメリカは多国籍文化ですので、様々なバックグラウンド、思考の方がいます。また、生活環境も日本のように便利ではない部分が多々あります。そういった違いを、苦と感じるのではなく、学びの場として活用し、多くの人と積極的にコミュニケーションを取っていくことで、英語も伸びますし、自分の視野を広げることもできると思います。 また、もう一つ重要なことは、留学に関し、英語上達というだけでなく、英語を使って、どのようなことがしたいかという、目的を強く持ってくることで、留学中に壁にぶつかっても、目的を再確認すれば、前向きに頑張っていけると思います。

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