コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学生
留学期間:2016年09月〜2017年08月 インターン先:Forward3D(マーケティング・PR)
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
交換留学と違い、自分のやりたいことができたから。加えて、大学の授業で勉強するだけでなく、インターンもプログラムのうちに含まれていたので、就業体験もできることがこのプログラムを選ぶ決め手になりました。
留学前はどんな準備をしましたか?
IELTSの勉強や、映画を見て英語を聴き取る能力を向上させようとしました。
留学先を選択した理由を教えてください。
何と言ってもやはりスポーツ。イギリスのサッカーが好きでしたし、大学に入ってから始めたホッケーも盛んだったから。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
歴史的な魅力が感じられる建物が多数存在し、シンプルでありながらすごく洗練された景観でした。もちろん街ゆく人々もすごく親切でした。
キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
メインのリージェントキャンパスは、日本大学のいわゆるマンモス大学のキャンパスに比べれば、割とこじんまりしている印象でした。
英語研修はどのような内容でしたか?
テキストを用いたグループワークが主たる内容でした。具体的には、テキストの内容に沿って様々なテーマについてディベートを行いました。授業では同じICC生だけでなく、トルコやベトナムから、同じく英語を勉強しに来た生徒と勉強していました。
学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
マルチメディアジャーナリズムを専攻しました。SNSが与えるメディアとしての影響を学びつつ、クラス内のグループで一つのポートフォリオを作りました。
特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。
英語のスピーキングのクラスです。大学の学部授業がスタートする時期にはまだ英語のスピーキングが苦手だったので、積極的に喋るよう心がけていました。その授業と並行して学部授業も受けていたのでとても役に立ったと思います。
留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?
大学内のアクティビティとして、フットサルチームに所属していました。また、それとは別にホッケーのクラブチームにも参加していました。
課外活動から得たものは何ですか?
主にスポーツを通して、個人ではなく、グループで、チームとして目標を達成することの難しさや、だからこその達成した時の喜びの大きさ。僕は、ただでさえコミュニケーションとしての英語が流暢に話せるわけではなく、チームのメンバー構成も、それぞれの出身国などバックグランドも様々であり、上手く言いたいことを伝えられないこともありましたが、学ぶことは多かったです。
コミュニケーション力向上のために努力したことは?
まず相手の話をきちんと聞いて相手が何を求めているのか理解することです。こちらが話すのが苦手であれば、相手の話を引き出せば上手くコミュニケーションが取れるのではないかと考えていました。
インターンシップ先について教えてください。
Forward3Dという広告代理店でインターンさせていただけました。まだ若く、ベンチャーの企業でしたが、社員の数も決して少なくなく、色々なバックグラウンドを持った人たちがいました。大学の寮からも通勤しやすい距離で便利でした。
そこではどんな仕事を担当しましたか?
エクセルを用いての作業です。基本的に日本人の社員と一緒に仕事をしていたのですが、その人たちの仕事のアシスタントといった形でした。
インターン中、苦労したことは?
広告の仕事をするにあたり、圧倒的に知識不足であったことです。英語というハンディがあってもエクセルの使い方など、基本的なスキルがあればもう少し皆さんの役に立つことができたのではないかと思いました。
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
すごく熱心にサポートしていただけました。日本では、留学の準備が遅くなってしまったにも関わらず、なんとか間に合うよう計らっていただけました。本当にギリギリだったので留学前に現地の情報を聞く機会がなかったのですが、無理なお願いも聞いていただけました。
留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
たくさんありますが、以前より前向きになれたかなと思っています。この留学そのものも同じICC生に始まり、サポートしてくださったスタッフの方々、家族の支えがなければ乗り越えることができませんでした。。異国の地で、一人で生活することで今まで気づかなかったことに少しずつ気づけるようになったと思います。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
前向きな気持ちで、いろんなことにチャレンジしてみてください。失敗したくないという不安に駆られることもあると思いますが、現地の人々はすごく優しいですし、難しい時期を過ごしている時でも助けてくれる人はたくさんいます。私自身、英語が喋れない状態で現地のスポーツチームに飛び込むのはすごく怖っかたです。それでもその時の少しの勇気は、留学を終える時にこのチームで勝ち負けを経験できてよかったと思えるほどでした。スポーツに限らず、私と同期のICC生を見ている限り、彼らもいろんな形でチャレンジし、それぞれ成功を収めています。決して楽なことばかりではないですが、それでもそこで得られるものは疑いようなく素晴らしいです。