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コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2007年4月〜2008年3月 インターン先:Screaming Flea(テレビ番組制作会社) 1984年生まれ、石川県出身。玉川大学文学部国際言語文化学科卒業後、IBPプロブラムのベルビューカレッジコースに参加し、シアトルへ留学。IBPプログラム終了後にベルビューカレッジに正規学部入学し、Information System-Software Programingを専攻した。
番組制作会社でインターンを体験。積極性が身に付きました
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my room
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誰かの家の冬のイルミネーション
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イチローのバブルヘッド
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blue angels
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カナダとアメリカの国境
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乗馬
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ISPの人たち。前列右からClairine、Misayo、後列右から Kara、Hyerim、Eric
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高校留学の友達との再会
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IBPの友達と卒業式にて
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友達の結婚式にて。Ashley、Misayo、Jeff、Jenny
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山中理恵とカナダへ
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ISPのアクティビティで。左からAndrew、Misayo、Kara、Hyerim
IBPを選んだ理由を教えて下さい。
一番の魅力は、やはりインターンシップを含んだ1年間の留学だということです。ビザ取得が困難なことと、アメリカでのインターンシップという経験はなかなかできることではありません。自分で手続きすることができない状態を、IBPプログラムに参加することで叶えることができました。
IBPで特に印象に残っている授業は?
ビジネスコミュニケーション・ライティングの授業です。どのように電話の受け答えをするか、どのようにメールまたは手紙を書くかという簡単そうな授業ですが、実は分らなかったことが多く、とてもためになりました。また、インターンシップ先を探す時に確実に必要になるものでした。
ベルビューカレッジの特徴、日本の大学との違いを教えて下さい。
ベルビューカレッジは、過ごしやすい環境の中に学校があること、留学生のためのオフィス(ISP)の人たちがすごく優しい人ばかりであることが印象的です。校舎は広すぎず、狭すぎずのサイズだと思います。日本の大学との一番の違いは、やはりいろいろな国籍の人がひとつの大学に集まっていることですね。その中で、やはり日本人はアジアの国の人と仲良くなりやすいんだと感じました。
何か、勉強以外に熱中していることはありますか?
今年からシアトルにSoundersというサッカーチームができたので、応援しています。すごく強いチームで、シアトルで盛り上がっていて応援するのが楽しいです。
インターン先について教えて下さい。
インターン先はScreaming Fleaというテレビ番組制作の会社です。ここでは主に、撮った映像の中で人物が会話している一言一言をタイピングすることや、タイムを図ったりするなどの仕事をさせてもらいました。この会社を選んだ理由は、今まで経験したことのないことをやってみたかったからです。インターンを探す手順としては、インストラクターから紹介された会社を中心にレジュメを提出し、インタビューを受けて、気に入った会社を選びました。
インターン体験で得たものは?
未経験で未知の世界だったため「どういうことをしているのだろう?」と疑問に思っていたことが、実際に手伝わせてもらうことで明らかになりました。この会社では、時間が空くと自分から仕事を探しに社員さんに聞きに行かなければならなかったので、活動力が身についたと思います。
ほかに、ボランティアやインターンをしましたか?
ワシントン大学(UW)の日本語の授業のボランティアをしていました。あとは、年に1回ある「寿司・酒フェスティバル」のお手伝いもさせてもらいました。現在は、ISP(International Student Program)オフィスで、アクティビティの助手として働かせてもらっています。そこでは新しいIBP生もよく見かけます。
IBPプログラム修了後にベルビューカレッジに正規入学されたそうですね。
はい。やはり1年では短いということ、そしてアメリカで働きたいとずっと思っていたので、その夢を叶えたいと思ったからです。すごく悩みましたが、今となってはいい決断だったと思っています。
現在の専攻は?
専攻はInformation System – software divisionです。IBPの時は、仕事を得るための英語や経済の授業が多かったのですが、今の授業はぜんぜん違います。宿題や勉強は主にパソコンを使うので、個人で勉強することがほとんど。授業も個人的なものなので、グループで一緒に勉強するということも発表することもないです。
IBPの経験は、荒木さんの価値観やキャリア形成にどのように影響すると思われますか?
インターンシップをしたことで、アメリカの仕事状況がわかりました。私は少し変わった仕事を選びましたが、やはり自分から仕事を探さなければならないことや仕事環境を間近でみることで、仕事に対する理想が変わりました。
IBPによって、人生の方向性が変わったと思いますか?
変わりました。IBP生として過ごす1年というのは、アメリカでの大学生活・仕事・文化の違いなどに慣れるのに十分な時間でした。その期間を過ごせたからこそ、アメリカで働いてみたいという気持ちがそれまで以上に強くなり、実現するにはどうすればいいのかと考えて実行に移すなど、自分がすごく成長したと思います。
卒業後の就職を踏まえ、今後の展望や将来の夢を教えてください。
卒業と同時にOPTを取得して、その時点でアメリカでの就職先を見つけていることが今の目標です。その後は、うまくいけば就職ビザを取得してできるだけ長くアメリカで滞在し、仕事だけでなく、生活面でも多くのことを学んで日本へ帰ることを目標としています。アメリカで後悔のない生活をして帰ることが一番の夢です。
ICCへの感想やサポートなどで印象に残っていることを教えてください。
私にとって、ICCという存在はとても大きいものだったと思います。何かあった時にとても助けられたし、アメリカに長年いる先輩という安心感が、不安をかき消してくれました。
IBP参加を希望している方々に向けて、アドバイスをお願いします。
IBPで過ごす1年間は長そうに感じますが、あっという間に過ぎていきます。その中で、アメリカの大学生活、普段の生活や文化の違いを体に染みこませ、そしてインターンとして仕事の経験をすることは、確実に自分を成長させてくれます。第一言語を使えない国で、まったく違った生活をイメージすると不安に感じると思いますが、最後には必ず充実したものを得られると思うので、一歩踏み出して違う世界を見てもらいたいです。