悔いのない「自分流」の留学を
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
学部授業、インターンに加え、+αの活動を行うことによって、自分だけの留学にできると感じたからです。
留学前はどんな準備をしましたか?
洋画を字幕なしで見る 理解はあまりできなくても、英語だけを聞き続けることに慣れておくようにしました。
留学先を選択した理由を教えてください。
日本で在日外国人への教育制度について学んでいたので、留学生の構成が日本と似ている(アジア人が多い)オーストラリアで、多国籍教育の現場を見てみたかったからです。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
緑に囲まれたのどかな大学だなーと感じ、ここでなら1年間楽しく過ごせそうだと少し緊張がほぐれました。
キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
・図書館が夜遅くまであいているのが素敵!寮で夕ご飯を食べて、シャワーを浴びてから、パジャマで図書館にこもる生活をしていました。 ・フリーフードが定期的に配給されるので、情報を聞きつけては急いで列に並びに行ってました笑 食費が浮くのも嬉しいですが、フリーフードを囲みながら色んな学生とお喋りするのが楽しかったです。
英語研修はどのような内容でしたか?
主に、「論文を書くスキル」「プレゼンテーションスキル」「ディベートスキル」を学びました。 英会話を鍛える語学学校とは異なり、学部授業でローカル生に混ざって授業を受けられるようになるためのスキルをつける場だったので、かなりハードでした。
学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
・counseling skills ・positive psychology ・east and southeast Asian languages
特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。
・カウンセリングスキルズ カウンセラーになるための入門編の授業。座学だけでなく、学んだスキルを3人1組でロールプレイングする機会がたくさんありました。留学生がほぼおらず、100名を超えるローカル生に混ざってロールプレイングをするのはかなり大変でしたが、授業を全て終え単位がもらえた時に、自信に繋がりました。
留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?
・日本語家庭教師のアルバイト 現地にある語学学校にコンタクトを取り、アルバイトさせてください!とお願いをし、家庭教師として雇っていただきました。授業の準備や通勤に時間がかかり大変な面もありましたが、受け持った計5名の生徒から感謝された時や、「将来日本で働きたいと思えるようになった!」と言ってもらえた時は、とても嬉しかったです。
コミュニケーション力向上のために努力したことは?
・自分から話をふりまくる! なんて言ったのか聞き取れないことが続くと、だんだん会話から取り残されて行ってしまいます。せめて「今何の話題について盛り上がっているのか」だけは分かるように、毎回自分が話題提供をしていました。 ・質問しまくる! 分からないことがあったら、遠慮なく「今なんて言ったの?」と聞くようにしていました。知ったかぶりをするとやはり相手に気づかれてしまいます。素直に質問することで、「ななこに色々教えてあげよう!」と思ってもらえるようになると、かなりコミュニケーションが取りやすくなると思います。
インターンシップ先について教えてください。
マレーシア・サイバージャヤにある、日系の不動産売買仲介ベンチャー企業
そこではどんな仕事を担当しましたか?
日本人の顧客の窓口となり、なんでもやらせてもらっていました。 メールで顧客とやりとりをし、現地の不動産ツアーを企画し様々な物件を見て頂き、最終的に契約を取ることがミッションでした。 現地のデベロッパーとも毎日のように連絡を取り、価格交渉などを行いました。 気づけば土日も仕事をしているくらい熱中しており、そのかいあってか、帰国前々日に1億円の物件の契約を取ることができ、とても感動しました。
インターン中、苦労したことは?
「なんでもやらせてもらえる」ということは、裏を返せば、「自分で仕事を見つけなければいけない」ということでした。 自分にできることは何か、どうすればクライアントに喜んでいただけるかを常に考え、まだ誰もやっていないことにも積極的に挑戦するようにしていましたが、「本当にこれで合っているのかな。。。」と常に不安でした。
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
現地オフィスのLIZさんに、大変お世話になりました。 悩んでいる時にはとことん話を聞いてくれましたし、常に一人ひとりの成長を見守ってくれていました。
就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?
なりました。 留学での体験が面接官にウケた、というよりは、留学の1年間で「自分がどんな人間なのか」「どんな仕事が向いているか」を深く理解できたため、等身大で面接に臨むことができました。
留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?
「この人の人生を変えたい」というモチベーションが強いので、コンサルタントに向いていると思う、という話をする時に、そのモチベーションで頑張れた具体的な事例としてインターンシップを挙げました。
留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
「一人ひとり考え方や感じ方は違う」ということを学びました。 留学前は、変に尖っていたというか、みんなと争うような環境に飛び込むんだろうな、一番にならないとなと意気込んでいました。しかし実際の留学生活は、十人十色、みな一人ひとり違う頑張り方・楽しみ方をしていました。 その生活の中で、「自分ってどんな人間なんだろう」とたくさん考えるようになり、気づけば謎の競争心もなくなり、「私はわたしの生き方を楽しもう」と思えるようになりました。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
IBP留学は、パッケージ留学ではありません。 参加者全員、違う留学経験を持って帰ることになります。 どんな留学になるかはあなた次第です。 ぜひ、たくさん考え、たくさん行動し、悔いのない「自分流」の留学にしてください!
*体験談の内容は寄稿時の情報です。