帰国1ヶ月後に、大手商社の内定を獲得。インターン体験で就きたい仕事のビジョンが明確に
エネルギー関連のNPO団体でインターン体験践
留学のきっかけを教えてください。
友達からスカラシップの話を聞いて、一緒に受けたことがきっかけです。ぎりぎりまで小論文を書いていて締切間際に応募し、その後、面接を経て留学が決まりました。実は英語はまったく自信がなくて、大学の成績では5段階評価で2を取ったことがあるくらい。スカラシップに合格したので「じゃ、行くか」という感じで留学しました(笑)。
学部の授業にはついて行けましたか?
ウエストミンスター大学では「Contemporary Issues in International Studies」「Contemporary Foreign Policy Analysis」「Speaking English」「Art & Society」などの授業を受講しました。なかでも外交政策の授業はおもしろかったですね。先生の言っていることが全部理解できたわけではないですが、この授業はグループプレゼンテーションや論文がメインで助かりました。論文を書く際は、外交についての資料をネットで検索して参考にしました。アメリカやイギリスの資料は難しかったですが、ロシアなどの英語圏以外の英文レポートは意外とわかりやすかったです。
なぜIBPを選んだのでしょう?
大学のプログラムでもよかったのですが、芸術が生活に根ざしているところに身を置きたいという私の希望に合うものがなかったので。もともと語学だけの留学をするつもりはなく、勉強した上でインターンやボランティアができ、しかもいろいろなコミュニティに顔を出せるという私のどん欲な希望に合致したのがIBPプログラムだったんです。ウエストミンスター大学にしたのは、イギリスは伝統的なアートとコンテンポラリーアートの両方があって、芸術をその両面から学べると思ったからです。それに高校生の時にイギリスでホームステイをしたことがあり、また行ってみたいと思っていました。
インターンシップ先は?
Renewable Energy Foundationというエネルギー開発関連のNPOで、スタッフ4名の小さい団体です。インターネットで探して、2ヶ月半働きました。ここで私は、日本を含めたアジア諸国のエネルギー開発についての資料を翻訳する仕事を担当しました。
イギリスでは学生寮に滞在されていたんですね。
大学のプログラムでもよかったのですが、芸術が生活に根ざしているところに身を置きたいという私の希望に合うものがなかったので。もともと語学だけの留学をするつもりはなく、勉強した上でインターンやボランティアができ、しかもいろいろなコミュニティに顔を出せるという私のどん欲な希望に合致したのがIBPプログラムだったんです。ウエストミンスター大学にしたのは、イギリスは伝統的なアートとコンテンポラリーアートの両方があって、芸術をその両面から学べると思ったからです。それに高校生の時にイギリスでホームステイをしたことがあり、また行ってみたいと思っていました。
先月、内定を獲得したそうですね。留学中から就職活動は始めていましたか?
留学先からいくつかの会社にエントリーシートを送りました。今はインターネットがあるので、留学が就職活動のネックになるということはないと思います。まわりには、イギリスでOB訪問をしている人もいましたよ。内定をいただいた会社には、帰国してからエントリーシートを送りましたが、4月中旬には内定がおりました。
就職成功のポイントは何だったと思いますか?
3月中旬に帰国してOB訪問を始め、先輩たちにエントリーシートを見てもらったり、考えを聞いてもらったりしたことがよかったと思います。OB訪問をする前は、学生同士でエントリーシートをチェックし合ったりしていましたが、社会に出ている人は視点が違うので、とても参考になりました。
留学やインターンシップによって、変わったことは?
日本の大学で政治を学んでいましたが、留学中にエネルギー関連のNPOでインターンをして、自分はその分野に興味があったんだということがわかりました。もやもやしていたイメージが磨かれて、輪郭がはっきりした感じです。
*体験談の内容は寄稿時の情報です。